相続を弁護士に相談すべきなのは、相続人どうしでもめている、もめそう、遺産分割の話し合いがまとまらない、遺留分や使い込みが争点になっているといったケースです。一方、登記や書類中心なら司法書士、相続税なら税理士が適しており、内容によって相談先を使い分けるのが賢い方法です。

「弁護士に頼むと高そう」「どこに相談すればいい?」という方に向けて、この記事では弁護士に相談すべきケース、費用相場、無料相談の活用、選び方、相談前の準備まで具体的に解説します。

この記事でわかること

  • 相続を弁護士に相談すべきケースと他士業との違い
  • 相談・依頼の費用相場と無料相談の活用法
  • 弁護士の選び方と相談前に準備するもの
  • もめている相続を進めるポイント

★ あわせて準備したい

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争い は弁護士
もめたら弁護士の出番
無料 相談
初回無料の窓口もある
着手金 +報酬
費用は2段階が一般的

01

相続を弁護士に相談すべきケース

相続の相談先は内容によって異なります。弁護士が適しているのは、主に「争いごと」が絡むケースです。

  • 遺産分割の話し合いがまとまらない、感情的な対立がある
  • 一部の相続人が財産を独占しようとしている、開示しない
  • 生前の預金の使い込みが疑われる
  • 遺留分(最低限受け取れる取り分)を侵害されている
  • 遺言の有効性に争いがある
  • 他の相続人と直接やり取りしたくない(代理交渉してほしい)

弁護士は、代理人として交渉・調停・審判・訴訟まで対応できる唯一の専門家です。「もめている」「もめそう」なら、弁護士が頼りになります。

相続を弁護士に相談すべきケース
写真: www.kaboompics.com / Pexels

02

弁護士・司法書士・税理士の違い

相続の専門家は複数いて、それぞれ得意分野が異なります。

  • 弁護士:相続争いの代理交渉・調停・訴訟。もめているとき
  • 司法書士:相続登記(不動産の名義変更)、遺産分割協議書の作成、戸籍収集
  • 税理士:相続税の申告・節税
  • 行政書士:遺産分割協議書など書類の作成

もめていなくて手続き中心なら司法書士、相続税が心配なら税理士で十分なことも多いです。「争いがあるか」が、弁護士に頼むかどうかの大きな分かれ目です。

03

弁護士に相談・依頼する費用相場

弁護士費用は、相談料・着手金・報酬金に分かれるのが一般的です。

  • 相談料:30分5,000円程度。初回無料の事務所も多い
  • 着手金:依頼時に支払う。20万〜数十万円程度(経済的利益による)
  • 報酬金:解決後に、得られた利益に応じて支払う
  • 実費(戸籍取得・郵送・裁判費用など)が別途かかる

費用は事務所や事案の難しさで幅があります。依頼前に、費用の見積もりと体系をしっかり確認しましょう。

04

無料相談を活用する

いきなり依頼しなくても、まず無料相談で方針や費用感を確認できます。

  • 法律事務所の初回無料相談
  • 法テラス(日本司法支援センター):収入等の条件を満たせば、無料法律相談や弁護士費用の立替制度が使える
  • 自治体の無料法律相談、弁護士会の相談窓口

まず無料相談で「自分のケースに弁護士が必要か」「費用はどのくらいか」を確認すると、安心して次の判断ができます。

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弁護士・司法書士・税理士の違い
写真: www.kaboompics.com / Pexels

05

弁護士の選び方と相談前の準備

相続に強い弁護士を選び、相談をスムーズにするためのポイントです。

選び方

  • 相続・遺産分割の取り扱い実績が豊富か
  • 費用体系を明確に説明してくれるか
  • 説明が分かりやすく、相性が良いか

相談前に準備するもの

  • 家族関係が分かるメモ(相続人は誰か)
  • 財産・借金の概要(不動産・預金・株式など)
  • 遺言書がある場合はその写し
  • これまでの経緯・もめている点のメモ

事前に情報を整理しておくと、限られた相談時間で的確なアドバイスを受けられます。

06

もめている相続を進めるポイント

相続争いをこじらせないために、次の点を意識しましょう。

  • 感情的なやり取りを続けず、早めに専門家を間に入れる
  • 財産の資料・証拠(通帳の記録など)を保全しておく
  • 遺産分割には期限の意識を持つ(相続税は10か月、相続登記は3年など)
  • 話し合いがまとまらなければ、家庭裁判所の調停を利用する

早めに弁護士へ相談することで、感情的な対立を避け、冷静に解決へ進めることができます。

★ あわせて準備したい

相続の書類・資料の整理に

弁護士相談では、財産資料や戸籍を整理して持参するとスムーズです。書類ケースでまとめておくと、相談も手続きも効率的に進みます。

よくある質問

Q. 相続はどんなとき弁護士に相談すべきですか?

A. 相続人どうしでもめている・もめそう、遺産分割がまとまらない、財産の使い込みや遺留分の侵害、遺言の有効性が争点、他の相続人と直接やり取りしたくない、といったケースです。代理交渉や調停・訴訟ができるのは弁護士だけです。

Q. 弁護士と司法書士・税理士はどう使い分けますか?

A. もめている相続は弁護士、登記や書類中心なら司法書士、相続税の申告なら税理士が適しています。争いがなく手続き中心なら、弁護士でなくても対応できることが多いです。

Q. 相続を弁護士に頼む費用はいくらですか?

A. 相談料は30分5,000円程度(初回無料の事務所も多い)、着手金が20万〜数十万円程度、解決後に報酬金がかかるのが一般的です。事案の難しさで幅があるため、依頼前に費用体系を確認しましょう。

Q. 無料で相談する方法はありますか?

A. 法律事務所の初回無料相談のほか、法テラス(収入等の条件を満たせば無料相談や費用立替)、自治体や弁護士会の無料相談があります。まず無料相談で弁護士が必要かと費用感を確認するとよいでしょう。

Q. 相談前に準備するものは?

A. 家族関係(相続人は誰か)のメモ、財産・借金の概要、遺言書の写し、これまでの経緯やもめている点のメモを用意しましょう。事前に整理しておくと、限られた時間で的確なアドバイスを受けられます。

この記事のまとめ

  • 弁護士はもめている・もめそうな相続(遺産分割・遺留分・使い込み等)に適する
  • 手続き中心は司法書士、相続税は税理士。争いの有無が弁護士依頼の分かれ目
  • 費用は相談料・着手金・報酬金の構成。初回無料相談も多い
  • 法テラスや自治体・弁護士会の無料相談を活用して方針・費用を確認
  • 相続に強い弁護士を選び、家族関係・財産・経緯を整理して相談する

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 相続・諸手続き担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月04日

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