亡くなった後の生命保険の手続きは、「①加入していた保険を確認→②保険会社に連絡→③請求書類を提出→④受取人の口座に振り込み」という流れです。生命保険金は受取人が請求しないと支払われず、請求期限は原則3年。まず故人がどの保険に入っていたかを確認することが、手続きの第一歩です。

「生命保険の手続きはどう進めるの?」という方に向けて、この記事では亡くなった後の生命保険の手続きの流れを順番に解説します。受け取り方の詳細は関連記事もご覧ください。

この記事でわかること

  • 生命保険の手続きの流れと順番
  • 加入していた保険の確認方法
  • 請求書類と請求期限(3年)
  • 複数の保険の調べ方と税金の扱い

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保険・相続の書類整理に

生命保険の手続きでは、戸籍や証明書など多くの書類を扱います。書類ケースでまとめておくと、請求や相続手続きがスムーズです。

受取人 が請求
自動では支払われない
3
請求の時効(原則)
まず 保険確認
加入先を把握する

01

生命保険の手続きの全体の流れ

亡くなった後の生命保険の手続きは、おおむね次の流れです。

  • ①加入していた保険を確認する:保険証券や郵便物、引き落とし履歴から
  • ②保険会社に連絡する:死亡を伝え、請求手続きを案内してもらう
  • ③請求書類を受け取り、そろえて提出する
  • ④保険会社が審査する
  • ⑤受取人の口座に振り込まれる:通常、書類提出後 数日〜数週間

生命保険金は受取人が請求するもので、自動では支払われません。請求しないと受け取れない点に注意しましょう。

生命保険の手続きの全体の流れ
写真: Kampus Production / Pexels

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まず加入していた保険を確認する

手続きの第一歩は、故人がどの保険に入っていたかを確認することです。

  • 保険証券を探す(自宅・金庫・仏壇の引き出しなど)
  • 保険会社からの郵便物・メールを確認する
  • 通帳の保険料の引き落としから、加入先を特定する
  • 勤務先の団体保険、住宅ローンの団体信用生命保険も確認する

どの保険に入っていたか分からない場合は、生命保険協会の『生命保険契約照会制度』で加入の有無を照会できます。加入を見落とすと保険金を受け取れないため、しっかり確認しましょう。

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保険会社への連絡と請求書類

加入先が分かったら、保険会社に連絡します。

  • 保険会社のコールセンターや担当者に、死亡を伝える
  • 請求書類が送られてくる
  • 必要書類をそろえて提出する

主な必要書類は、保険会社所定の請求書、死亡診断書のコピー、被保険者の住民票除票や戸籍、受取人の本人確認書類・印鑑証明書などです。死亡診断書は複数の手続きで使うため、コピーを多めに取っておきましょう。

04

請求期限(時効)に注意

生命保険金の請求には期限があります。

  • 請求の時効は、原則として死亡日の翌日から3年
  • 3年を過ぎると、原則として請求できなくなる
  • 事情によっては時効後も支払われる場合があるため、諦めずに保険会社に相談する

遺品整理の際に保険証券が見つかったら、早めに請求しましょう。加入に気づくのが遅れて、時効になってしまうケースもあります。

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まず加入していた保険を確認する
写真: www.kaboompics.com / Pexels

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税金の扱い

受け取った生命保険金には、税金がかかる場合があります。契約形態によって税金の種類が変わります。

  • 相続税:契約者と被保険者が同じ場合。『500万円×法定相続人の数』の非課税枠がある
  • 所得税:契約者と受取人が同じ場合
  • 贈与税:契約者・被保険者・受取人がすべて異なる場合

相続税の対象になる場合でも、非課税枠があるため、必ず課税されるわけではありません。判断に迷うときは税理士に相談しましょう。

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手続きをスムーズに進めるコツ

生命保険の手続きを効率よく進めるコツです。

  • 死亡診断書のコピーを複数用意する
  • 戸籍・住民票を多めに取得する(複数の手続きで使う)
  • 複数の保険に加入していないか、漏れなく確認する
  • 請求期限(3年)を意識して、早めに手続きする

生命保険金は、葬儀費用や当面の生活費に充てられる大切なお金です。加入先を確認し、忘れずに請求しましょう。

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保険証券・書類の保管に

保険証券や請求書類は、まとめて保管できるケースがあると安心です。複数の保険の請求や相続手続きもスムーズに進みます。

よくある質問

Q. 生命保険の手続きはどう進めますか?

A. 加入していた保険を確認し、保険会社に死亡を連絡して請求手続きを案内してもらい、請求書類をそろえて提出します。審査後、受取人の口座に振り込まれます。生命保険金は受取人が請求しないと支払われないため、まず加入先の確認が第一歩です。

Q. どの保険に入っていたか分かりません。

A. 保険証券を探す、保険会社からの郵便物を確認する、通帳の保険料の引き落としから特定する、勤務先の団体保険や住宅ローンの団体信用生命保険を確認する方法があります。生命保険協会の『生命保険契約照会制度』で加入の有無を照会することもできます。

Q. 生命保険の請求に期限はありますか?

A. 原則として死亡日の翌日から3年が請求の時効です。3年を過ぎると原則 請求できなくなりますが、事情によっては時効後も支払われる場合があるため、諦めずに保険会社に相談しましょう。保険証券が見つかったら早めに請求を。

Q. 請求に必要な書類は?

A. 保険会社所定の死亡保険金請求書、死亡診断書のコピー、被保険者の住民票除票や戸籍、受取人の本人確認書類・印鑑証明書などです(保険会社により異なります)。死亡診断書は複数の手続きで使うので、コピーを多めに取っておきましょう。

Q. 生命保険金に税金はかかりますか?

A. 契約者・被保険者・受取人の関係で変わります。契約者と被保険者が同じなら相続税(500万円×法定相続人の数の非課税枠あり)、契約者と受取人が同じなら所得税、すべて異なれば贈与税の対象です。非課税枠があるため必ず課税されるわけではありません。迷えば税理士に相談しましょう。

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この記事のまとめ

  • 生命保険の手続きは『加入保険の確認→保険会社に連絡→請求書類提出→振り込み』
  • 生命保険金は受取人が請求しないと支払われない。請求期限は原則3年
  • 保険証券・郵便物・引き落とし・団体保険で加入先を確認。照会制度も利用可
  • 必要書類は請求書・死亡診断書のコピー・戸籍・受取人の本人確認など
  • 税金は契約形態で相続税・所得税・贈与税に。相続税は500万円×法定相続人数の非課税枠

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 相続・諸手続き担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月09日

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