引っ越しにともなう住所変更は、『まず役所で転出・転入(または転居)届を出し、新しい住民票をもとに、運転免許証・マイナンバー・銀行・保険・公共料金などの住所を変更する』のが基本の流れです。手続きは数が多く、期限のあるものもあります。順番とやることを押さえ、抜け漏れなく進めましょう。

「住所変更で何をすれば?」という方に向けて、この記事では必要な手続きの一覧、順番、期限、効率よく進めるコツを解説します。

この記事でわかること

  • 住所変更で必要な手続きの一覧
  • 手続きの順番と期限
  • 効率よく進めるコツ
  • 亡くなった後の住所関連手続き

★ あわせて準備したい

手続きの管理に

住所変更は手続きが多く、リストで管理すると抜け漏れを防げます。やることリストや書類ケースで、まとめて進めましょう。

役所 がまず最初
住民票を移す
14日 以内
転入届の期限
まとめて 効率化
一度に進める

01

住所変更で必要な手続き一覧

引っ越しにともなう住所変更は、主に次のものがあります。

  • 役所:転出届・転入届(または転居届)、マイナンバー
  • 運転免許証:警察署・運転免許センター
  • 金融:銀行、クレジットカード、証券
  • 保険・年金:生命保険、損害保険、国民年金・健康保険
  • ライフライン:電気・ガス・水道・インターネット・携帯電話
  • その他:勤務先、車検証、各種会員サービス、郵便の転送

数が多いので、リストにして一つずつ進めると確実です。

住所変更で必要な手続き一覧
写真: Tima Miroshnichenko / Pexels

02

役所での手続き(最初に行う)

住所変更は、まず役所での手続きから始めます。これが他の手続きの土台になります。

  • 同じ市区町村内:転居届を出す
  • 別の市区町村へ:旧住所で転出届→新住所で転入届
  • 転入届は、引っ越し後14日以内
  • マイナンバーカードの住所変更も役所で

役所で新しい住民票を取得しておくと、その後の手続き(免許証・銀行など)で住所確認に使えます。転入届は14日以内という期限があるため、引っ越し後すぐに行いましょう。マイナンバーカードがあると、一部の手続きが簡単になります。

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免許証・マイナンバーなどの変更

住民票を移したら、本人確認書類の住所を変更します。

  • 運転免許証:警察署・運転免許センターで。新住所の住民票などが必要
  • マイナンバーカード:役所で(転入届とあわせて)
  • 車庫証明・車検証:車を持っている場合
  • パスポート:本籍が変わる場合など

運転免許証は、本人確認書類としてよく使うため、早めに住所変更しておくと、他の手続きがスムーズです。

04

銀行・カード・保険・年金

金融・保険関係の住所変更も忘れずに行います。

  • 銀行・証券:窓口・郵送・ネットで変更
  • クレジットカード:電話・ネットで変更
  • 生命保険・損害保険:重要書類が届くため必ず
  • 国民年金・国民健康保険:役所で(会社員は勤務先経由)

金融・保険関係は、重要な通知や本人限定郵便が届きます。これらは郵便の転送がされないこともあるため、住所変更を確実に行いましょう。変更を忘れると、大切な通知を受け取れないおそれがあります。

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役所での手続き(最初に行う)
写真: Kindel Media / Pexels

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効率よく進めるコツ

数の多い住所変更を、効率よく進めるコツです。

  • やることリストを作り、済んだものにチェックを入れる
  • 役所→免許証→金融・保険→ライフライン、の順で進める
  • 新しい住民票を複数枚取っておく(各手続きで使う)
  • ネットで変更できるものは、まとめて手続きする
  • 郵便の転送を届けて、変更漏れの郵便物を受け取れるようにする

郵便の転送(1年間)をしておくと、住所変更を忘れていた郵便物も届きます。転送を『つなぎ』に、計画的に変更を進めましょう。

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亡くなった後の住所関連手続き

亡くなった方に関わる、住所・世帯の手続きにも触れておきます。

  • 世帯主の変更:世帯主が亡くなり、残る世帯員が2人以上の場合、14日以内に届け出
  • 住民票は、死亡届の提出で除票となる(住所変更は不要)
  • 亡くなった方宛の郵便物は、相続手続きの手がかりになる
  • 各種契約の名義変更・解約とあわせて進める

亡くなった方自身の『住所変更』は不要ですが、世帯主変更など関連手続きがあります。死亡後の手続きの一つとして、忘れずに確認しましょう。

★ あわせて準備したい

手続き書類の保管に

住所変更で使う住民票や各種書類は、ファイルにまとめて保管すると管理しやすくなります。一か所に整理して効率よく進めましょう。

よくある質問

Q. 住所変更ではどんな手続きが必要ですか?

A. 役所(転出・転入または転居届、マイナンバー)、運転免許証、銀行・クレジットカード・証券、生命保険・損害保険・年金・健康保険、電気・ガス・水道・インターネット・携帯電話、勤務先・車検証・各種会員サービス・郵便の転送などです。数が多いのでリストにして一つずつ進めましょう。

Q. 住所変更はどの順番で進めればいいですか?

A. まず役所での手続き(同じ市区町村内なら転居届、別の市区町村なら転出届→転入届)から始めます。これが他の手続きの土台です。次に運転免許証・マイナンバー、銀行・カード・保険・年金、電気・ガス・水道などのライフライン、の順で進めると効率的です。

Q. 転入届に期限はありますか?

A. あります。転入届は引っ越し後14日以内に行う必要があります。役所で新しい住民票を取得しておくと、その後の免許証や銀行などの手続きで住所確認に使えるため、複数枚取っておくと便利です。マイナンバーカードの住所変更も役所で行います。

Q. 銀行や保険の住所変更も必要ですか?

A. 必要です。銀行・証券・クレジットカードは窓口・郵送・ネットで、生命保険・損害保険は重要書類が届くため必ず変更します。国民年金・国民健康保険は役所で(会社員は勤務先経由)。これらは本人限定郵便が届き郵便の転送がされないこともあるため、確実に変更しましょう。

Q. 亡くなった人の住所変更は必要ですか?

A. 亡くなった方自身の住所変更は不要です(死亡届の提出で住民票は除票になります)。ただし、世帯主が亡くなり残る世帯員が2人以上いる場合は、14日以内に世帯主変更届が必要です。亡くなった方宛の郵便物は相続手続きの手がかりになるため、各種契約の名義変更・解約とあわせて確認しましょう。

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この記事のまとめ

  • 住所変更は役所(転出・転入/転居届)→免許証・マイナンバー→金融・保険→ライフラインの順
  • 転入届は引っ越し後14日以内。新しい住民票を複数枚取り他の手続きに使う
  • 免許証は本人確認書類としてよく使うため早めに変更すると他がスムーズ
  • 金融・保険は本人限定郵便が届き転送されないことも。確実に住所変更を
  • やることリストで管理し、郵便の転送(1年)を『つなぎ』に計画的に進める

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 相続・諸手続き担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月12日

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