離乳食の進め方は、初期(5〜6ヶ月)→中期(7〜8ヶ月)→後期(9〜11ヶ月)→完了期(12〜18ヶ月)の4段階で、かたさ・量・回数を少しずつステップアップするのが基本です。最初は10倍がゆを小さじ1から、午前中に1種類ずつ。これが進め方のいちばんの土台になります。

とはいえ「いつ次に進めばいいの?」「量はどれくらい?」「母乳はいつ減らす?」と迷う場面は多いものです。この記事では、4段階それぞれの進め方を月齢別にくわしく解説し、食材を増やす順番・量の目安・次に進むサイン・つまずいたときの対処まで、初めてでも迷わないように順を追ってまとめます。

この記事でわかること

  • 離乳食4段階(初期〜完了期)の進め方と早見表
  • 食材を増やす順番・かたさ・量の月齢別の目安
  • 次の段階へ進むサインと、母乳・ミルクの減らし方
  • 食べないとき・遊び食べの対処と、ラクに続けるコツ
4 段階
離乳食の進め方
5〜6 ヶ月
スタートの目安
小さじ1 から
最初の量

01

離乳食の進め方の全体像(4段階早見表)

まずは全体像をつかみましょう。離乳食は月齢に合わせて4つの段階を踏み、かたさと回数を少しずつ上げていきます。

離乳食は、母乳・ミルクだけだった赤ちゃんが、少しずつ大人と同じ食事に近づいていく「練習」の過程です。いきなり固形物を食べられるわけではないため、飲み込む→舌でつぶす→歯ぐきでつぶす→噛むという口の発達に合わせて、4段階で進めます。

それぞれの段階には「ゴックン期」「モグモグ期」「カミカミ期」「パクパク期」という呼び名があります。これは赤ちゃんの口の動きを表したもので、進め方を考えるうえでの目印になります。まずは下の早見表で、全体の流れを頭に入れておきましょう。

段階月齢の目安かたさ回数
初期(ゴックン期)5〜6ヶ月なめらかにすりつぶす1日1回
中期(モグモグ期)7〜8ヶ月舌でつぶせるかたさ1日2回
後期(カミカミ期)9〜11ヶ月歯ぐきでつぶせる1日3回
完了期(パクパク期)12〜18ヶ月歯ぐきで噛める1日3回+補食

TIP

月齢はあくまで目安です。早見表どおりに機械的に進めるのではなく、赤ちゃんが今の段階のかたさを上手に食べられているかを見ながら、ひとつずつステップアップするのが進め方のコツです。

02

進め方の基本3原則

どの段階にも共通する、進め方の土台となる3つのルールを押さえておきましょう。これさえ守れば大きく失敗しません。

① 1日1種類・小さじ1から

新しい食材は、1日に1種類だけ、小さじ1杯から始めます。複数を一度に試すと、万一アレルギー症状が出たときに原因を特定できません。慣れた食材を増やす分には問題ありませんが、初めての食材は必ず単独で、少量からが鉄則です。

② 午前中に与える

初めての食材は、できれば平日の午前中に試します。アレルギー症状は食後すぐに出ることが多いため、小児科が開いている時間帯なら、万一のときもすぐ受診できて安心です。慣れた食材は時間帯を気にしすぎなくて構いません。

③ 赤ちゃんのペースを最優先

食べる量や進み方には大きな個人差があります。早見表や量の目安はあくまで参考で、「食べないからおかしい」と焦る必要はありません。機嫌が良く体重が順調に増えていれば、ゆっくりでも大丈夫。無理強いは、かえって食べることを嫌いにさせてしまいます。

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初期(ゴックン期・5〜6ヶ月)の進め方

最初の1ヶ月は「食べ物を飲み込む練習」が目的です。栄養より、なめらかなものをゴックンできるようになることを重視します。

初期は1日1回、午前中の授乳前に与えます。10倍がゆ(米:水=1:10)を小さじ1から始め、慣れたら1さじずつ増やしていきます。かたさは「なめらかなポタージュ状」が目安。水分が少ないと飲み込みにくいので、茹で汁や湯でのばして調整します。

おかゆに慣れたら、すりつぶした野菜(にんじん・かぼちゃ・ほうれん草など)を追加し、3〜4週目には豆腐や白身魚といったたんぱく質も少しずつ取り入れます。この時期の栄養の中心はまだ母乳・ミルクなので、離乳食のあとは欲しがるだけ与えて構いません。

時期進め方の内容
1週目10倍がゆ小さじ1から。1さじずつ増やす
2週目おかゆに慣れたら、すりつぶした野菜を追加
3週目野菜の種類を増やす。1品ずつ小さじ1から
4週目豆腐・白身魚などたんぱく質をスタート

NOTE

初期は「食べる量」より「ゴックンと飲み込めるか」を見ます。口から出してしまうのは、まだ飲み込みが上手でないだけのこともあります。あせらず、なめらかさを調整しながら続けましょう。

04

中期(モグモグ期・7〜8ヶ月)の進め方

飲み込みに慣れたら、舌で食べ物をつぶす練習に移ります。回数を1日2回に増やし、食べられる食材もぐっと広がる時期です。

中期は1日2回食に進めます。かたさは舌でつぶせる豆腐くらいが目安。完全にすりつぶさず、少し粒を残してモグモグする動きを促します。2回目の離乳食は、1回目から3〜4時間あけて、生活リズムに組み込みましょう。

食材は、鶏ささみ・卵・乳製品・納豆などのたんぱく質が加わり、味や食感のバリエーションが増えます。卵は固ゆでの卵黄から始め、慣れたら全卵へ。複数の食材を組み合わせたメニューも作れるようになり、だしのうまみで食べやすくする工夫も効いてきます。

TIP

「上唇で食べ物を取り込む」「口をモグモグ動かす」様子が見られたら、舌でつぶす動きが育ってきたサインです。まだ丸飲みしているようなら、かたさを少し戻して様子を見ましょう。

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後期(カミカミ期・9〜11ヶ月)の進め方

歯ぐきで食べ物をつぶす段階です。1日3回食になり、「自分で食べたい」という意欲も芽生えてきます。

後期は1日3回食に進み、大人とほぼ同じ食事リズムになります。かたさは歯ぐきでつぶせるバナナくらいが目安。前歯が生えてくる子も多く、前歯でかじり取る経験も大切です。鉄分が不足しやすい時期なので、赤身の魚や肉、レバー、ほうれん草などを意識して取り入れます。

この時期の大きな特徴が手づかみ食べです。手で持ってかじることで、一口量を覚え、自分で食べる意欲が育ちます。汚れても叱らず見守ることが、食への興味を伸ばすコツ。おやきや野菜スティックなど、手で持てるメニューを取り入れましょう。

NOTE

手づかみ食べは「遊んでいる」ように見えても、食べる力を育てる大切な学習です。床に新聞紙やマットを敷くなど汚れ対策をして、思いきりやらせてあげましょう。

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完了期(パクパク期・12〜18ヶ月)の進め方

離乳食の仕上げの段階です。大人の食事から薄味で取り分けられるようになり、卒乳に向けて食事が栄養の中心になります。

完了期は1日3回の食事に加え、必要に応じて1〜2回の補食(おやつ)を組み込みます。かたさは歯ぐきで噛める肉団子くらい。奥歯はまだ生えそろっていないので、大人と同じかたさのものはもう少し先です。大人の料理から、塩分を加える前に取り分けてアレンジすると効率的です。

スプーンやフォークを自分で持つ練習、コップ飲みの練習も少しずつ進めます。食事から多くの栄養がとれるようになるため、母乳・ミルクは徐々に減り、卒乳へとつながっていきます。「家族と同じものを一緒に食べる」楽しさを感じられる時期でもあります。

TIP

補食は「おやつ」というより、3回の食事で足りない栄養を補う4回目の食事と考えます。おにぎりや果物、ヨーグルトなど、甘いお菓子に偏らないものを選びましょう。

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食材を増やす順番

「何を、どの順番で食べさせるか」を整理します。アレルギーの出にくいものから少しずつ増やすのが基本です。

基本の順番は、米(おかゆ)→野菜・果物→豆腐・白身魚→卵黄→赤身魚や肉です。消化への負担やアレルギーのリスクが低いものから始め、慣れてきたら品数と種類を広げていきます。

分類進める順番と食材の例
主食10倍がゆ → 7倍がゆ → 5倍がゆ → 軟飯。パン・うどんも
野菜・果物にんじん・かぼちゃ → ほうれん草・トマト → 葉物全般・果物
たんぱく質豆腐・白身魚 → 卵黄・しらす → 鶏ささみ・赤身魚 → 赤身肉

特に卵は、固ゆでの卵黄をごく少量から始め、数日かけて量を増やし、慣れたら全卵へ進めます。アレルギーが心配な食材ほど、少量から慎重に。家族にアレルギーがある場合は、開始前に医師に相談しておくと安心です。

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かたさと大きさのステップアップ

進め方でつまずきやすいのが「かたさ」です。段階ごとの目安を、身近な食べ物にたとえて整理します。

かたさは、赤ちゃんの口の発達に直結する大切なポイントです。かたすぎると丸飲みやえずきの原因になり、やわらかすぎると噛む練習になりません。次の目安を参考に、ひとつ前の段階を上手に食べられてから進めましょう。

段階かたさの目安大きさの目安
初期なめらかなポタージュ状すりつぶす
中期舌でつぶせる豆腐くらい2〜3mmのみじん
後期歯ぐきでつぶせるバナナくらい5〜8mmの角切り
完了期歯ぐきで噛める肉団子くらい1cm前後・スティック状

TIP

うまく食べられないときは、ひとつ前のかたさに戻して大丈夫です。後戻りは失敗ではなく、赤ちゃんに合わせた正しい調整。あせらず、その子のペースで進めましょう。

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量の目安(段階別早見表)

「どれくらい食べさせればいい?」の目安をまとめました。個人差が大きいので、あくまで参考にしてください。

量は段階が進むにつれて増えていきますが、毎食きっちり同じ量を食べる必要はありません。食べムラがあるのは自然なことです。次の早見表は1食あたりの目安量で、これより少なくても多くても、機嫌と体重が順調なら問題ありません。

段階主食野菜・果物たんぱく質
初期(5〜6ヶ月)おかゆ小さじ1〜小さじ1〜豆腐・魚 小さじ1〜
中期(7〜8ヶ月)おかゆ50〜80g20〜30g豆腐30〜40g/魚10〜15g
後期(9〜11ヶ月)軟飯80〜90g30〜40g魚・肉15g
完了期(12〜18ヶ月)軟飯〜ごはん90g40〜50g魚・肉15〜20g

たんぱく質は与えすぎると消化に負担がかかるため、目安量を守るのがおすすめです。一方、主食や野菜はもう少し欲しがるようなら増やしても構いません。赤ちゃんの食欲を見ながら、無理なく調整しましょう。

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母乳・ミルクの減らし方

進め方とセットで気になるのが、母乳・ミルクをいつ・どう減らすかです。基本は「自然に減っていく」と考えて大丈夫です。

初期は栄養の中心が母乳・ミルクなので、離乳食後は欲しがるだけ与えてOKです。中期・後期と進み、離乳食の量が増えるにつれて、自然と飲む量は減っていきます。無理に減らす必要はなく、食事の量に合わせて調整するのが基本です。

完了期になると、3回の食事と補食で多くの栄養がとれるようになり、母乳・ミルクは食後や寝る前など限られた場面だけに。ここから卒乳・断乳へと進む家庭が多くなります。減らすペースは赤ちゃんと家庭の方針次第で、決まった正解はありません。

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次の段階へ進むサインと判断基準

進め方でいちばん迷うのが「いつ次に進めるか」です。月齢より、今の段階の食べ方を判断材料にします。

次の段階へ進む合図は、今のかたさを上手に食べられるようになったことです。月齢が来ても、まだ丸飲みしていたり、口から出してしまうなら、もう少し今の段階を続けます。逆に、今のかたさを物足りなそうにしていれば、進める準備ができています。

  • 初期→中期:なめらかなものをゴックンと飲み込めている
  • 中期→後期:舌で食べ物を上あごに押しつけてつぶせている
  • 後期→完了期:歯ぐきでモグモグつぶし、手づかみで食べたがる

これらのサインが見られたら、かたさと量を少しずつ上げてみましょう。進めてみてうまくいかなければ、戻して構いません。行きつ戻りつしながら進むのが、離乳食の自然な姿です。

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アレルギー対応と新食材の進め方

進め方で特に慎重になりたいのがアレルギーです。正しい手順を知っておけば、過度に怖がる必要はありません。

新しい食材は、平日の午前中に、1種類だけ、小さじ1から。これがアレルギー対応の基本です。万一、湿疹・嘔吐・下痢・口周りの赤み・呼吸が苦しそうなどの症状が出たら、すぐに小児科を受診します。少量から試していれば、重い症状を避けやすくなります。

卵・乳・小麦・落花生などはアレルギーが出やすい食材ですが、最近は「むやみに開始を遅らせない」のが基本的な考え方です。自己判断で完全に避けるのではなく、少量から段階的に進めます。家族にアレルギーの既往がある場合は、開始前にかかりつけ医へ相談しておきましょう。

MEDICAL

そば・ナッツ類は重い症状が出ることがあるため、初期は避けます。はちみつは1歳未満は乳児ボツリヌス症の危険があり厳禁です。気になる症状や心配があるときは、自己判断せず必ず小児科に相談してください。

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食べないとき・遊び食べの対処

どんなに進め方どおりでも、食べない時期は必ずやってきます。原因別の対処を知っておくと、あわてずにすみます。

  • 急に食べなくなった:体調・歯ぐずり・気分が原因のことが多い。一段階前のかたさに戻し、量を減らして様子を見る
  • 遊び食べ:成長の一過程。汚れ対策をして見守り、時間を区切って切り上げる
  • むせる・えずく:かたさや一口量が合っていないサイン。とろみをつけ、量を減らす
  • 特定のものしか食べない:好きな食材に混ぜる、調理法を変える。無理強いはしない

食べない時期があっても、機嫌が良く体重が順調なら心配いりません。多くは一時的なものです。ただし、下痢や嘔吐が続く、体重が増えない、ぐったりしているといった場合は、早めに小児科を受診してください。

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冷凍ストックで進め方をラクにする

毎食手作りは大変です。まとめて作って冷凍すれば、進め方の負担が大きく減り、続けやすくなります。

おかゆ・野菜ペースト・だし・ゆでた魚や肉などは、冷凍ストックに向いています。1食分ずつ小分け冷凍トレーや製氷皿で凍らせ、保存袋に移しておけば、使う分だけ取り出してレンジで温めるだけ。段階が変わっても、かたさを調整しながら使い回せます。

  • 1食分ずつ、小分け冷凍トレーや製氷皿で冷凍する
  • 保存期間は1週間が目安。作った日付を記入しておく
  • 解凍は電子レンジでしっかり再加熱し、人肌に冷ます
  • 一度解凍したものは再冷凍しない

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小分け冷凍トレーで作り置きをラクに

フタ付きの小分け冷凍トレーがあれば、1食分ずつ衛生的に冷凍でき、必要な分だけ取り出せます。おかゆ・野菜ペースト・だしのストックに重宝し、毎日の進め方がぐっと楽になります。

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ベビーフード・宅配を取り入れるコツ

「手作りでなければ」と気負わないことが、進め方を長続きさせる最大のコツです。市販品を上手に使いましょう。

ベビーフードは月齢に合わせたかたさ・栄養で作られており、衛生的で便利です。外出時や忙しい日に活用すれば、進め方のかたさの目安としても参考になります。手作りと組み合わせて、無理なく続けることが何より大切です。

とくに離乳食後期から幼児食にかけては、調理の手間が増えて負担が大きくなりがちです。そんな時期には、管理栄養士が監修した幼児食の冷凍宅配サービスを取り入れると、栄養バランスのとれた一食をレンジで温めるだけで用意でき、毎日の負担を大きく減らせます。

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進め方でよくある注意点

最後に、進め方でつまずきやすいポイントと、安全のための注意点をまとめます。

  • 月齢だけで機械的に進めない:今のかたさを食べられているかを必ず確認する
  • たんぱく質を増やしすぎない:消化に負担。目安量を守る
  • 味付けを早く濃くしない:調味料は後期以降にごく少量から
  • のどに詰まりやすいものに注意:豆・もち・ミニトマト丸ごとなどは避ける
  • 食べないことに一喜一憂しない:体重と機嫌が順調なら大丈夫

TIP

進め方に「正解どおり」はありません。早見表や目安を土台にしつつ、最終的にはその子の様子を見て調整するのが、いちばん上手な進め方です。

よくある質問

Q. 離乳食の進め方の基本は?

A. 「1日1回・1種類ずつ・午前中に・小さじ1から」が基本です。米(10倍がゆ)→野菜・果物→豆腐や白身魚の順に増やし、初期・中期・後期・完了期の4段階で、かたさと回数を少しずつ上げていきます。月齢はあくまで目安で、赤ちゃんのペースを最優先にします。

Q. 次の段階に進む目安は?

A. 月齢だけでなく「今の段階のかたさを上手に食べられているか」で判断します。初期ならゴックンと飲み込める、中期なら舌でつぶせる、後期なら歯ぐきでつぶせる、これができてきたら次へ進む合図です。食べる量や食べ方を見ながら調整しましょう。

Q. 進め方が遅れても大丈夫?

A. 発達には個人差があり、多少のずれは心配いりません。ただし1ヶ月以上明らかに進まない、体重が増えないといった場合は、かかりつけの小児科や自治体の栄養相談に相談すると安心です。

Q. 量はどのくらい増やせばいい?

A. 初期は小さじ1から1さじずつ、中期はおかゆ50〜80g、後期は軟飯80〜90gが目安です。ただし食べムラがあるのは自然なことで、機嫌が良く体重が順調なら量に一喜一憂しなくて大丈夫です。

Q. 母乳やミルクはいつ減らす?

A. 離乳食の量が増えるにつれて自然に減っていきます。初期は栄養の中心が母乳・ミルクなので、離乳食後は欲しがるだけ与えてOK。完了期になると食事から多くの栄養がとれるようになり、卒乳に向けて少しずつ減ります。

Q. 1日に何回あげるの?

A. 初期は1日1回、中期で1日2回、後期・完了期で1日3回が目安です。完了期には必要に応じて1〜2回の補食(おやつ)も加えます。生活リズムに合わせて、毎日できるだけ同じ時間に与えると習慣づきます。

Q. 進め方の途中で食べなくなったら?

A. 体調や気分、歯ぐずり、かたさが合わないなど原因はさまざまです。無理強いせず、一段階前のかたさに戻す、量を減らす、機嫌の良い時間に試すなどで様子を見ましょう。多くは一時的なものです。

Q. 手作りとベビーフードはどう使い分ける?

A. 決まりはありません。基本は手作り、外出時や忙しい日はベビーフード、後期以降は宅配の幼児食、と組み合わせて構いません。大切なのは無理なく続けることで、市販品を使うことに罪悪感を持つ必要はありません。

まとめ

離乳食の進め方は、初期→中期→後期→完了期の4段階で、かたさ・量・回数を少しずつ上げるのが基本です。「1日1種類・午前中・小さじ1から」を守り、米→野菜→たんぱく質の順に増やしましょう。

次の段階に進む合図は、今のかたさを上手に食べられること。月齢はあくまで目安です。食べない時期があっても焦らず、冷凍ストックやベビーフード・宅配も使いながら、赤ちゃんのペースで無理なく続けていきましょう。

SUMMARY

離乳食は4段階で、かたさ・量・回数を少しずつステップアップ。

初期(5〜6ヶ月)→中期(7〜8ヶ月)→後期(9〜11ヶ月)→完了期(12〜18ヶ月)の順に進めます。1日1種類・午前中・小さじ1からが基本。米→野菜→たんぱく質の順に増やし、今のかたさを上手に食べられたら次へ。食べない時期も焦らず、市販品も使って無理なく続けましょう。

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EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 育児・ベビー担当

監修:育児・離乳食の情報にくわしい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月06日

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