亡くなった後の公共料金の解約手続き|電気・ガス・水道などの進め方一覧
亡くなった後の公共料金の手続きは、「引き続き住むなら名義変更、誰も住まないなら解約」が基本です。電気・ガス・水道・電話・NHKなど、それぞれの事業者に連絡して手続きします。口座が凍結されると引き落としが止まるため、早めの対応が大切。まとめて手続きすると効率的です。
「親が亡くなった後の公共料金をどうすれば?」という方に向けて、この記事では電気・ガス・水道などの公共料金の解約手続きを一覧で解説します。
この記事でわかること
- 公共料金の解約・名義変更の基本
- 電気・ガス・水道・電話・NHKなどの手続き一覧
- 口座凍結の注意点
- まとめて手続きするコツと空き家にする場合
★ あわせて準備したい
手続きの管理に役立つ一冊
公共料金など、死後の手続きは数が多いものです。チェックリスト付きの本があると、何を済ませたか管理でき、抜け漏れを防げます。
01
公共料金は名義変更か解約か
まず、引き続き住むか、誰も住まなくなるかで、手続きが変わります。
- 引き続き家族が住む:名義変更。契約者を変えて、使い続ける
- 誰も住まない・空き家にする:解約。供給を止める
- 空き家として管理する:掃除などで使う予定があれば名義変更で残す選択も
亡くなった方の家に家族が住み続けるなら名義変更、誰も住まないなら解約、と判断します。
02
電気・ガス・水道の手続き
ライフラインの手続きの要点です。それぞれの事業者に連絡します。
- 電気:電力会社に連絡。立会いは原則不要。最終料金は日割り精算
- ガス:ガス会社に連絡。閉栓に立会いが必要なことが多い。都市ガスとプロパンで連絡先が異なる
- 水道:地域の水道局に連絡。立会いは原則不要。下水道も一緒に精算されることが多い
どの会社と契約しているかは、検針票・請求書・通帳の引き落とし履歴で確認できます。連絡時に、お客様番号・住所・使用停止日を伝えるとスムーズです。
03
電話・ネット・NHKなどの手続き
その他の契約も、忘れずに手続きします。
- 固定電話・携帯電話:各通信会社に連絡。携帯は店頭手続きが原則
- インターネット:プロバイダに連絡(解約・移転)
- NHK:住所変更または解約の手続き
- 新聞・サブスク:各事業者に連絡
- クレジットカード:カード会社に連絡(未払いは相続の対象)
故人名義の契約は、すべて確認しましょう。引き落とし履歴や郵便物から、契約の有無を把握できます。
04
口座凍結の注意点
公共料金の手続きで、特に注意したいのが口座の凍結です。
- 銀行が死亡を知ると、口座が凍結され、引き落としが止まる
- 引き落としが止まると、料金の延滞やサービス停止になることがある
- 引き続き使う場合は、支払い方法を変更してから口座を整理する
口座が凍結される前に、何が引き落とされているかを把握しておくと、手続きがスムーズです。引き続き必要なものは、名義変更とあわせて支払い方法も変更しましょう。
05
まとめて手続きするコツ
公共料金の手続きを効率よく進めるコツです。
- 引き落とし履歴・郵便物から、契約を一覧にする
- 名義変更するもの・解約するものを分ける
- 同じ日にまとめて連絡する
- チェックリストで、済んだものを管理する
- 遺品整理や掃除で使うものは、作業が終わってから解約する
やることが多いですが、一覧にして一つずつ進めれば、抜け漏れを防げます。
06
空き家にする場合
誰も住まない空き家にする場合の対応です。
- 基本は解約するが、管理(掃除・通水・防犯)に必要なら一部を残す選択も
- 電気を残すと、防犯や換気に使える
- 水道を残すと、掃除や通水ができる(凍結防止に冬季は注意)
- 不要なものは解約して、料金の発生を止める
空き家の管理方針(売却・活用・管理)とあわせて、公共料金をどうするか決めましょう。
★ あわせて準備したい
書類整理に役立つグッズ
公共料金の手続きでは、検針票や契約書を扱います。書類ケースでまとめておくと、複数の手続きがスムーズに進みます。
よくある質問
Q. 亡くなった後の公共料金はどうすればいいですか?
A. 引き続き家族が住むなら名義変更、誰も住まない・空き家にするなら解約が基本です。電気・ガス・水道・電話・NHKなど、それぞれの事業者に連絡して手続きします。口座が凍結されると引き落としが止まるため、早めに対応しましょう。
Q. どの会社と契約しているか分かりません。
A. 検針票・請求書・通帳の引き落とし履歴・郵便物から確認できます。引き落とし履歴を見ると、何が引き落とされているか(契約の有無)が分かります。連絡時にはお客様番号・住所・使用停止日を伝えるとスムーズです。
Q. 立会いは必要ですか?
A. 電気・水道は原則として立会い不要で、遠隔で処理できます。ガスは閉栓に係員の立会いが必要なことが多く、メーターが屋内にある場合は特に必要です。手続きの際に各事業者に確認しましょう。
Q. 口座が凍結されると公共料金はどうなりますか?
A. 銀行が死亡を知ると口座が凍結され、引き落としが止まります。料金の延滞やサービス停止になることがあるため、引き続き使う場合は支払い方法を変更してから口座を整理しましょう。凍結前に何が引き落とされているか把握しておくとスムーズです。
Q. 空き家にする場合、公共料金はどうすればいいですか?
A. 基本は解約しますが、管理(掃除・通水・防犯)に必要なら一部を残す選択もあります。電気を残すと防犯や換気に、水道を残すと掃除や通水に使えます(冬季は凍結防止に注意)。不要なものは解約して料金の発生を止め、空き家の管理方針とあわせて決めましょう。
この記事のまとめ
- 公共料金は引き続き住むなら名義変更、誰も住まないなら解約
- 電気・水道は立会い原則不要、ガスは閉栓に立会いが必要なことが多い
- 電話・ネット・NHK・サブスク・カードも忘れずに手続き
- 口座凍結で引き落としが止まる。引き続き使うものは支払い方法を変更
- 契約を一覧にしてまとめて手続き。空き家は管理に必要な分を残す選択も
参考・出典
※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。
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EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 相続・諸手続き担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年06月09日




