社会福祉協議会への相談|できること・利用方法と支援の内容
社会福祉協議会(社協)は、『地域の福祉を支える組織で、生活福祉資金の貸付、判断能力が不安な人の生活支援、福祉やボランティアの相談などができる』窓口です。生活に困ったとき、福祉サービスのことで困ったときに、頼れる相談先。市区町村ごとにあり、相談は基本無料です。社協でできることと、利用方法を知っておきましょう。
「社会福祉協議会って何を相談できる?」という方に向けて、この記事では社協でできること、利用方法、支援の内容を解説します。
この記事でわかること
- 社会福祉協議会でできること
- 生活福祉資金の貸付・生活支援
- 利用方法と相談の流れ
- 地域包括支援センターとの違い
★ あわせて準備したい
福祉・支援制度の参考書
福祉の相談先や支援制度は、本でまとめて知ると役立ちます。福祉制度の本で、使える支援や窓口を把握しておきましょう。
01
社会福祉協議会とは
社会福祉協議会(社協)は、地域の福祉を支える非営利の組織です。
- 市区町村ごと、都道府県ごとにある
- 地域住民の福祉を、さまざまな形で支える
- 高齢者・障害者・子育て・生活困窮など、幅広く対応
- 相談は基本無料
『地域の福祉の総合的な相談・支援窓口』が社協です。生活や福祉のことで困ったとき、頼れる存在です。
02
社会福祉協議会でできること
社協では、さまざまな福祉の相談・支援が受けられます。
- 生活福祉資金の貸付:低所得世帯などへの貸付
- 日常生活自立支援事業:判断能力が不安な人の、福祉サービス利用や金銭管理の支援
- 福祉の相談:生活の困りごと全般
- ボランティア・地域活動:ボランティアの紹介・支援
- 成年後見:法人後見や、相談
社協の特徴的な支援に、生活福祉資金の貸付と、日常生活自立支援事業があります。生活に困ったときの資金援助や、判断能力が不安な高齢者の生活支援など、ほかにはない支援が受けられます。
03
生活福祉資金の貸付
社協の代表的な支援が、生活福祉資金の貸付です。
- 低所得世帯、高齢者世帯、障害者世帯などが対象
- 生活費・住宅・教育・福祉などの資金を貸し付ける
- 低利または無利子で借りられる
- 条件・審査があり、相談のうえ利用する
生活に困窮したとき、生活福祉資金の貸付が助けになることがあります。条件を満たせば、低利・無利子で借りられます。生活費の工面に困ったら、社協に相談してみましょう。
04
日常生活自立支援事業
判断能力が不安な人を支える、日常生活自立支援事業も社協の支援です。
- 認知症・知的障害・精神障害などで判断能力が不安な人が対象
- 福祉サービスの利用援助、手続きのサポート
- 日常的なお金の管理(支払い・預金の出し入れの援助)
- 大切な書類の預かり
『成年後見ほどではないが、お金や手続きの管理が一人では不安』という人を支える事業です。判断能力が不安な高齢者の、日常的な金銭管理や手続きをサポートしてくれます。成年後見制度とあわせて、検討するとよいでしょう。
05
利用方法と相談の流れ
社協の、利用方法と相談の流れです。
- お住まいの市区町村の社協に、電話・訪問で相談する
- 相談内容に応じて、支援やサービスを案内
- 貸付・自立支援事業などは、申請・審査がある
- 相談は基本無料
まずは、地域の社協に電話して相談しましょう。何を相談すればいいか分からなくても、福祉の困りごととして話せば、適切な支援につないでくれます。
06
地域包括支援センターとの違い
社協と、地域包括支援センターの違いです。どちらも福祉の相談先です。
- 地域包括支援センター:高齢者の介護・福祉・健康・権利の総合相談
- 社会福祉協議会:地域全体の福祉、生活困窮、貸付、ボランティアなど
- 高齢者の介護なら地域包括、生活資金の貸付なら社協
- 連携していることも多い
高齢者の介護のことは地域包括支援センター、生活福祉資金の貸付や、地域の福祉全般は社協、と覚えておくとよいでしょう。どちらに相談すればいいか迷ったら、まずどちらかに相談すれば、適切な窓口につないでくれます。
★ あわせて準備したい
手続き・情報の整理に
福祉の相談や手続きで使う書類は、ファイルにまとめて整理すると管理しやすくなります。必要なときに取り出せるようにしましょう。
よくある質問
Q. 社会福祉協議会では何を相談できますか?
A. 生活福祉資金の貸付、日常生活自立支援事業(判断能力が不安な人の福祉サービス利用や金銭管理の支援)、福祉の相談(生活の困りごと全般)、ボランティア・地域活動の紹介、成年後見の相談などができます。地域の福祉の総合的な相談・支援窓口で、生活や福祉のことで困ったときに頼れます。
Q. 生活福祉資金の貸付とは何ですか?
A. 低所得世帯、高齢者世帯、障害者世帯などを対象に、生活費・住宅・教育・福祉などの資金を低利または無利子で貸し付ける制度です。条件・審査があり、相談のうえ利用します。生活に困窮したときの助けになり、生活費の工面に困ったら社協に相談してみましょう。
Q. 日常生活自立支援事業とはどんな支援ですか?
A. 認知症・知的障害・精神障害などで判断能力が不安な人を対象に、福祉サービスの利用援助、手続きのサポート、日常的なお金の管理(支払い・預金の出し入れの援助)、大切な書類の預かりをする事業です。『成年後見ほどではないが管理が一人では不安』という人を支え、成年後見制度とあわせて検討できます。
Q. 社会福祉協議会はどう利用しますか?
A. お住まいの市区町村の社協に電話・訪問で相談し、相談内容に応じて支援やサービスを案内してもらいます。貸付・自立支援事業などは申請・審査があり、相談は基本無料です。何を相談すればいいか分からなくても、福祉の困りごととして話せば適切な支援につないでくれます。
Q. 社協と地域包括支援センターの違いは?
A. 地域包括支援センターは高齢者の介護・福祉・健康・権利の総合相談、社会福祉協議会は地域全体の福祉・生活困窮・貸付・ボランティアなどが中心です。高齢者の介護なら地域包括、生活資金の貸付なら社協と覚えるとよく、連携していることも多いので、迷ったらまずどちらかに相談すれば適切な窓口につないでくれます。
この記事のまとめ
- 社会福祉協議会(社協)は地域の福祉を支える組織。市区町村ごとにあり相談は無料
- 生活福祉資金の貸付、日常生活自立支援、福祉の相談、ボランティアなどができる
- 生活福祉資金は低所得・高齢者世帯などに低利・無利子で貸付(条件・審査あり)
- 日常生活自立支援事業は判断能力が不安な人の福祉サービス利用・金銭管理を支援
- 高齢者の介護は地域包括支援センター、生活資金の貸付や福祉全般は社協が窓口
あわせて読みたい
GUIDE
相続を弁護士に相談すべきケース|費用相場・無料相談・選び方を解説
GUIDE
相続を司法書士に相談すべきケース|費用相場・弁護士との違い・選び方
GUIDE
地域包括支援センターへの相談|できること・利用方法と相談の流れ
EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | お役立ち情報担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年06月15日



