相続を司法書士に相談すべきなのは、「相続登記(不動産の名義変更)をしたい」「遺産分割協議書を作成したい」「戸籍集めや書類作成を任せたい」といった、もめていない手続き中心のケースです。相続人どうしで争っている場合は弁護士、相続税なら税理士、と相談先を使い分けます。

「相続を司法書士に頼める?」「費用は?」という方に向けて、この記事では司法書士に相談すべきケース、弁護士・税理士との違い、費用相場、選び方まで解説します。

この記事でわかること

  • 相続を司法書士に相談すべきケース
  • 弁護士・税理士との違い・使い分け
  • 相談・依頼の費用相場と無料相談
  • 司法書士の選び方と相談前の準備

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相続手続きの全体像を知る一冊

司法書士に相談する前に、相続手続きの全体像を本で把握しておくと、相談がスムーズです。チェックリスト付きのガイドが役立ちます。

登記 は司法書士
相続登記の専門
6〜10万
相続登記の報酬目安
争い は弁護士
もめたら弁護士へ

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相続を司法書士に相談すべきケース

司法書士は、登記や書類作成の専門家です。相続では、主に次のような手続き中心のケースで頼りになります。

  • 相続登記:不動産の名義変更(2024年から義務化)
  • 遺産分割協議書の作成
  • 戸籍の収集:相続人の確定に必要な戸籍を集める
  • 預貯金の相続手続きのサポート
  • 法定相続情報一覧図の作成

「相続人どうしでもめていないが、手続きが大変」「平日に動けない」「不動産の名義変更をしたい」といった場合に、司法書士が適しています。

相続を司法書士に相談すべきケース
写真: Mikhail Nilov / Pexels

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弁護士・税理士との違い・使い分け

相続の専門家は複数いて、得意分野が異なります。

  • 司法書士:相続登記、書類作成、戸籍収集。もめていない手続き中心
  • 弁護士:相続争いの代理交渉・調停・訴訟。もめているとき
  • 税理士:相続税の申告・節税
  • 行政書士:遺産分割協議書など書類の作成(登記は不可)

不動産の名義変更があり、もめていないなら司法書士がぴったりです。もめている場合は弁護士、相続税がかかりそうなら税理士に相談しましょう。司法書士は、必要に応じて税理士・弁護士を紹介してくれることもあります。

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相談・依頼の費用相場

司法書士の費用は、手続きの内容によって変わります。

  • 相続登記:報酬6万〜10万円前後+登録免許税(評価額×0.4%)+実費
  • 遺産分割協議書の作成:数万円〜
  • 戸籍収集:1通あたり数千円+実費
  • 相談料:30分5,000円程度。初回無料の事務所も多い

不動産の数や相続関係の複雑さで変わります。依頼前に、費用の見積もりを書面で確認しましょう。

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無料相談を活用する

いきなり依頼しなくても、まず無料相談で方針や費用感を確認できます。

  • 司法書士事務所の初回無料相談
  • 司法書士会の無料相談会
  • 自治体の無料相談窓口
  • 法務局の登記手続き案内(自分で登記する場合の相談)

まず無料相談で「自分のケースに司法書士が必要か」「費用はどのくらいか」を確認すると、安心して次の判断ができます。

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弁護士・税理士との違い・使い分け
写真: www.kaboompics.com / Pexels

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司法書士の選び方と相談前の準備

相続に強い司法書士を選び、相談をスムーズにするポイントです。

選び方

  • 相続登記・相続手続きの実績が豊富か
  • 費用体系を明確に説明してくれるか
  • 説明が分かりやすく、相性が良いか

相談前に準備するもの

  • 家族関係が分かるメモ(相続人は誰か)
  • 不動産の情報(固定資産税の課税明細・登記事項証明書)
  • 遺言書がある場合はその写し
  • 財産の概要

事前に情報を整理しておくと、的確なアドバイスを受けられます。

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自分で手続きする場合との比較

相続登記などは自分で手続きすることもできます。司法書士に頼むか、自分でやるかの判断材料です。

  • 自分でやる:報酬を節約できる。戸籍集めや書類作成の手間がかかる。シンプルなケース向き
  • 司法書士に頼む:確実で早い。平日に動けない、相続人が多い、不動産が複数ある場合に向く

相続登記は義務化され、期限(取得を知った日から3年以内)があります。手続きが難しい・時間がない場合は、早めに司法書士へ相談すると安心です。

★ あわせて準備したい

相続の書類整理に

司法書士への相談・依頼では、戸籍や不動産の書類を整理して持参するとスムーズです。書類ケースでまとめておきましょう。

よくある質問

Q. 相続を司法書士に相談すべきなのはどんなとき?

A. 相続登記(不動産の名義変更)をしたい、遺産分割協議書を作成したい、戸籍集めや書類作成を任せたい、といった手続き中心のケースです。もめていないが手続きが大変、平日に動けない、不動産の名義変更をしたい場合に適しています。

Q. 司法書士と弁護士・税理士はどう使い分けますか?

A. もめていない手続き(特に相続登記)は司法書士、相続人どうしでもめているなら弁護士、相続税の申告なら税理士です。司法書士は必要に応じて税理士・弁護士を紹介してくれることもあります。

Q. 司法書士に頼む費用はいくらですか?

A. 相続登記で報酬6万〜10万円前後+登録免許税(評価額×0.4%)+実費が目安です。遺産分割協議書の作成は数万円〜、相談料は30分5,000円程度(初回無料の事務所も多い)です。不動産の数や複雑さで変わります。

Q. 無料で相談できますか?

A. 司法書士事務所の初回無料相談のほか、司法書士会の無料相談会、自治体の無料相談窓口があります。自分で登記する場合は法務局の登記手続き案内も利用できます。まず無料相談で司法書士が必要かと費用感を確認するとよいでしょう。

Q. 相続登記は自分でもできますか?

A. できます。戸籍を集めて申請書を作成し法務局へ提出します。報酬を節約できますが手間がかかり、シンプルなケース向きです。平日に動けない、相続人が多い、不動産が複数ある場合は司法書士に頼むと確実です。相続登記は義務化され3年以内の期限があるため、難しければ早めに相談しましょう。

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この記事のまとめ

  • 司法書士は相続登記・遺産分割協議書作成・戸籍収集など手続き中心のケースに適する
  • もめているなら弁護士、相続税なら税理士。争いの有無で使い分ける
  • 相続登記の報酬は6〜10万円前後+登録免許税+実費。初回無料相談も多い
  • 司法書士会・自治体・法務局の無料相談も活用できる
  • 相続に強く費用が明確な司法書士を選び、家族関係・不動産情報を準備して相談

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 相続・諸手続き担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月07日

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