遺品整理の準備|始める前にやることリストと必要なものまとめ
遺品整理をスムーズに進めるには、始める前の準備が大切です。『相続放棄を検討中でないか確認し、貴重品・書類を意識し、道具をそろえ、家族と相談し、スケジュールを立てる』のが基本の準備です。準備なしに始めると、必要な物を捨てたり、家族ともめたりしがちです。やることリストで、落ち着いて準備を整えてから取りかかりましょう。
「遺品整理は何を準備すれば?」という方に向けて、この記事では始める前のやることリスト、必要な道具、家族との相談、スケジュールまで解説します。
この記事でわかること
- 遺品整理を始める前のやることリスト
- 貴重品・書類のチェックと相続放棄の確認
- 必要な道具・準備するもの
- 家族との相談とスケジュールの立て方
★ あわせて準備したい
準備に必要な梱包グッズ
遺品整理を始める前に、段ボール・ゴミ袋・軍手・マスクなどをそろえておくとスムーズです。仕分けと搬出の道具を準備しましょう。
01
始める前のやることリスト
遺品整理を始める前に、次のことを確認・準備しておきましょう。
- 相続放棄を検討する必要がないか確認する
- 賃貸なら、退去期限を確認する
- 家族・相続人に、いつ・誰が整理するかを相談する
- 貴重品・重要書類を意識する
- 道具をそろえる
- スケジュールを立てる
- 自分でやるか、業者に頼むか決める
これらを整えてから始めると、慌てず、トラブルなく進められます。
02
相続放棄の確認を最優先に
準備でまず確認したいのが、相続放棄の可能性です。
- 故人に借金など負債が多い場合、相続放棄を検討することがある
- 相続放棄は、相続を知った日から3か月以内
- 遺品を処分・売却すると『相続を承認した』とみなされ、放棄できなくなることがある
- 放棄を検討中なら、遺品に手をつけず専門家に相談
『負債があるかも』という場合は、遺品整理を始める前に必ず確認しましょう。安易に遺品を処分すると、相続放棄ができなくなるおそれがあります。財産・負債の状況が分からないうちは、慎重に進めることが大切です。
03
貴重品・書類を意識する
遺品整理では、貴重品や重要書類の確保が最優先です。準備段階で意識しておきましょう。
- 探すべき貴重品:現金、通帳、印鑑、権利証、保険証券、有価証券
- 探すべき書類:遺言書、契約書、年金手帳、マイナンバー関係
- これらは相続手続きに必要
- 処分する前に、紛れていないか必ず確認する
貴重品・書類は、思わぬ場所(本の間、引き出しの奥、タンスの裏)から出ることもあります。捨てる前に、一つずつ確認する心づもりで臨みましょう。
04
必要な道具を準備する
自分で遺品整理をする場合、次の道具をそろえておくと作業が進みます。
- 梱包・仕分け:段ボール、ガムテープ、マジック、付箋
- 処分:ゴミ袋(大容量・分別用)、ひも
- 保護:軍手、マスク、エプロン、スリッパ
- 掃除:雑巾、ほうき、掃除機、ゴミ袋
- 運搬:台車(重い物がある場合)
『残す・処分する・保留』を分けるための箱や袋を、色や場所で区別して用意しておくと、仕分けがスムーズです。ホコリが多いので、マスクと軍手は必ず用意しましょう。
05
家族・相続人と相談する
遺品整理は、一人で勝手に進めるとトラブルになります。準備段階で相談しておきましょう。
- いつ・誰が・どう整理するかを共有する
- 遺品は相続人全員の共有財産。勝手に処分しない
- 形見分けしたい物、残したい物を聞いておく
- 価値ある品・現金は、全員で確認する
事前に相談しておくことが、後の『勝手に捨てた』というもめ事を防ぎます。透明性をもって進めることが、何より大切です。
06
スケジュールを立てる・業者の準備
準備の仕上げに、スケジュールを立て、業者に頼む場合の準備をします。
- 退去期限や法要に合わせて、いつ・どのくらいで終えるか計画する
- 粗大ごみの収集日や、持ち込みの予定を押さえる
- 業者に頼むなら、2〜3社に現地見積もりを依頼する
- 業者に伝えること(残す物・探す物)を整理しておく
- 無理のない範囲で、つらければ業者を頼る
準備を整えてから始めれば、遺品整理は落ち着いて進められます。慌てず、一つずつ準備しましょう。詳しい進め方は関連記事もご覧ください。
★ あわせて準備したい
貴重品・書類の保管に
遺品整理で見つかる通帳・印鑑・権利証などは、まとめて保管できるケースがあると安心です。その後の相続手続きもスムーズになります。
よくある質問
Q. 遺品整理を始める前に何を準備すればいいですか?
A. 相続放棄を検討する必要がないか確認し、賃貸なら退去期限を確認し、家族・相続人に相談し、貴重品・重要書類を意識し、道具をそろえ、スケジュールを立て、自分でやるか業者に頼むか決めます。これらを整えてから始めると慌てずトラブルなく進められます。
Q. 遺品整理の前に相続放棄を確認すべきですか?
A. はい。故人に借金など負債が多い場合、相続放棄(相続を知った日から3か月以内)を検討することがあります。遺品を処分・売却すると『相続を承認した』とみなされ放棄できなくなることがあるため、放棄を検討中なら遺品に手をつけず専門家に相談しましょう。
Q. 準備しておく貴重品・書類は何ですか?
A. 現金・通帳・印鑑・権利証・保険証券・有価証券などの貴重品、遺言書・契約書・年金手帳・マイナンバー関係などの書類です。これらは相続手続きに必要で、本の間や引き出しの奥から出ることもあります。処分する前に紛れていないか必ず確認しましょう。
Q. 遺品整理に必要な道具は?
A. 段ボール・ガムテープ・マジック・付箋(梱包・仕分け)、大容量や分別用のゴミ袋(処分)、軍手・マスク・エプロン(保護)、雑巾・掃除機(掃除)、台車(運搬)などです。『残す・処分する・保留』を分ける箱を色や場所で区別して用意するとスムーズで、ホコリ対策にマスクと軍手は必須です。
Q. 遺品整理は家族に相談してから始めるべきですか?
A. はい。遺品は相続人全員の共有財産なので、一人で勝手に進めるとトラブルになります。いつ・誰が・どう整理するかを共有し、形見分けや残したい物を聞き、価値ある品・現金は全員で確認しましょう。事前の相談と透明性が『勝手に捨てた』というもめ事を防ぎます。
この記事のまとめ
- 遺品整理の準備は、相続放棄の確認・貴重品の意識・道具の準備・家族との相談・スケジュール
- 負債があるかもなら相続放棄(3か月以内)を先に確認。処分すると放棄できなくなることが
- 現金・通帳・印鑑・権利証・遺言書など貴重品・書類を捨てる前に必ず確認
- 段ボール・ゴミ袋・軍手・マスクなど道具をそろえ、残す・処分・保留を分ける箱を用意
- 家族・相続人と事前に相談し勝手に処分しない。スケジュールを立て必要なら業者に相見積もり
参考・出典
※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。
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EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 遺品整理担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年06月12日




