断捨離を業者に頼む費用相場|選び方と依頼の流れ
断捨離を業者に依頼する費用相場は、間取りによって1R・1K2〜5万円、一戸建てで15〜50万円程度です。依頼できる業者には「整理収納アドバイザー」と「不用品回収業者」の2種類があり、目的によって選ぶべき相手が異なります。
「自分では断捨離が進まない」「量が多すぎて手に負えない」というとき、プロに依頼する選択肢があります。この記事では業者の種類ごとの費用相場、優良業者の見分け方、依頼から作業完了までの流れ、悪質業者とのトラブルを避けるポイントを具体的に解説します。
この記事でわかること
- 断捨離を頼める業者の種類(整理収納アドバイザー/不用品回収業者)の違い
- 間取り別・作業内容別の費用相場
- 優良業者を見分けるチェックポイント
- 依頼から作業完了までの流れと注意点
★ あわせて準備したい
作業前に用意しておきたい仕分け用品
業者に依頼する場合でも、事前に「残すもの」を軽くまとめておくと作業がスムーズです。仕分け用の収納ボックスやラベルシールを用意しておきましょう。
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01 断捨離を頼める業者の種類と違い
「断捨離を業者に頼む」といっても、依頼先によって役割が異なります。まず種類を整理しましょう。
- 整理収納アドバイザー:一緒に仕分けをしながら「残す・手放す」の判断をサポートしてくれる専門家。物を減らす主役はあくまで依頼者本人。
- 不用品回収業者:手放すと決まったものの運び出し・処分を代行する業者。仕分けそのものは基本的に行わない。
- 遺品整理業者:実家じまいなど大規模な片付けで、仕分けから回収まで一括対応するケースが多い。
「判断に迷っていて誰かに相談したい」なら整理収納アドバイザー、「もう手放すものは決まっていて運び出すだけ」なら不用品回収業者、というように目的で使い分けるのがポイントです。
【ポイント】迷ったらまず整理収納アドバイザーに相談し、出てきた不用品の量に応じて回収業者を追加で手配する流れが無駄がありません。
実際の依頼パターンとしては、実家の断捨離を子ども世代が主導する場合、まず整理収納アドバイザーに間に入ってもらい、親と一緒に「残す・手放す」を仕分けしてもらうケースが増えています。第三者が入ることで、親子だけでは感情的になりがちな話し合いも冷静に進めやすくなるというメリットがあります。仕分けが終わった後に出てきた不用品の量を見て、初めて不用品回収業者に見積もりを依頼するという2段階の進め方が、結果的に無駄なく費用も抑えられる流れです。
02
02 費用相場|間取り別・依頼内容別に比較
断捨離代行の費用は「量」と「作業内容」で大きく変わります。目安を確認しましょう。
不用品回収業者(運び出し中心)
- 軽トラック1台分:1万〜3万円
- 1R・1K:2万〜5万円
- 2DK〜3DK:5万〜15万円
- 一戸建て(3LDK程度):15万〜50万円
整理収納アドバイザー(仕分け中心)
- 半日(3時間程度):1万5千〜3万円
- 1日(6時間程度):3万〜8万円
- 複数日にわたる大規模プラン:10万円以上になることも
回収量が多いほど1点あたりの単価は下がる傾向にあります。相見積もりを取り、内訳(作業費・運搬費・処分費)が明記されているかを必ず確認しましょう。
例えば1R・1Kの場合でも、家具家電が少なく衣類や日用品が中心であれば2万円台に収まることが多い一方、ベッドやソファ、大型の家電が複数残っている場合は5万円近くになることもあります。事前に「大物家具は何点あるか」を業者に伝えておくと、より精度の高い概算見積もりを電話やメールの時点で受け取ることができ、訪問見積もり時の金額との差も少なくなります。
03
03 優良業者を見分ける5つのチェックポイント
断捨離・片付け代行の業界には残念ながら悪質な業者も存在します。依頼前に以下を確認しましょう。
- ①一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか:不用品回収には自治体の許可が必要です。無許可業者は不法投棄のリスクがあります。
- ②見積もりが無料か・内訳が明確か:訪問見積もり無料で、作業後に金額が大幅に上がらないか確認する。
- ③料金体系が明朗か:「積み放題プラン〇万円」など事前に総額がわかる料金設定になっているか。
- ④実績・口コミがあるか:自治体名や地域での実績、第三者の口コミを確認する。
- ⑤契約書・領収書を発行するか:作業内容と金額を明記した書面を必ずもらう。
訪問見積もりの段階で「今日契約すれば安くなる」と即決を迫る業者には注意が必要です。優良業者は比較検討の時間を与えてくれます。
電話やメールでの問い合わせ時の対応も、業者選びの重要な判断材料になります。質問に対して曖昧な返答しかしない、料金の概算すら答えられない、といった業者は訪問見積もり後のトラブルにつながりやすい傾向があります。逆に、許可番号や実績をきちんと開示し、質問に具体的に答えてくれる業者は、作業当日も安心して任せられるケースが多いです。
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04 依頼から作業完了までの流れ
実際に業者へ依頼する場合の一般的な流れを確認しておきましょう。
- STEP1:複数社に問い合わせ・見積もり依頼:電話や写真送付で概算見積もりを取り、2〜3社を比較する。
- STEP2:訪問見積もり:実際の量を見てもらい、正式な金額を確認する。この時点で追加費用の有無も質問しておく。
- STEP3:残すもの・手放すものを事前に分けておく:可能な範囲で仕分けを済ませておくと作業時間・費用を抑えられる。
- STEP4:作業当日:立ち会いのもと搬出・処分を行う。貴重品や個人情報が含まれる書類は事前に自分で確認しておく。
- STEP5:作業完了・支払い:作業完了後に金額を確認し、領収書を受け取る。
特に実家の断捨離では、親や兄弟姉妹と「何を残すか」を事前にすり合わせておくことが、後のトラブルを防ぐ最大のポイントです。
ありがちな失敗として、兄弟の一人だけが業者とのやり取りを進めてしまい、後から他の兄弟が「勝手に処分された」と揉めるケースがあります。作業前に親族間で「誰が立ち会うか」「連絡は誰が窓口になるか」を決めておき、可能であれば作業当日の写真を共有するなど、家族全員が納得できる進め方を意識しましょう。
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05 費用を抑えるコツ
業者依頼の費用は工夫次第で抑えられます。
- 自分でできる仕分けは事前に済ませる:作業時間が短縮され、その分費用も下がる
- 粗大ゴミで出せるものは自治体回収を併用する:業者に全部任せるより自治体の粗大ゴミ収集の方が安いケースが多い
- 買取できるものはリサイクルショップ・フリマアプリに回す:処分費用がかかるどころか収入になることもある
- 閑散期(1〜2月、9〜10月)に依頼する:引っ越しシーズンを避けると料金が下がりやすい
「全部業者に丸投げ」より「自分でできる部分は自分で、量が多い・体力的に大変な部分だけ業者に」という組み合わせが最もコストを抑えられます。
具体的な節約例を挙げると、洋服や本といった軽い物は自分で仕分けて自治体回収やリサイクルショップに回し、大型家具や大量のダンボールなど自力での運搬が難しい物だけを業者に依頼した結果、当初の見積もりより3割ほど費用を抑えられたという声もあります。見積もりを取った段階で「この部分は自分でやったらいくら安くなるか」を業者に相談してみるのも一つの方法です。
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06 悪質業者とのトラブル事例と対処法
断捨離・不用品回収に関するトラブルは国民生活センターにも多数寄せられています。代表的な事例を知っておきましょう。
- 無料回収のはずが高額請求:「無料回収」を謳うトラックが、積み込み後に高額な料金を請求する事例。
- 不法投棄:許可のない業者に依頼した結果、回収物が不法投棄され依頼者にも責任が及ぶケース。
- 追加料金の要求:見積もり時になかった「階段料金」「特殊搬出料金」を当日になって請求される事例。
トラブルに遭った場合は、消費生活センター(局番なしの188)に相談しましょう。契約前の見積もり書面の確認と、複数社比較が最大の予防策です。
特に注意したいのは、訪問見積もりの段階では低い金額を提示しておき、作業を始めてから「思ったより量が多い」「特殊な搬出が必要」などの理由で追加請求をしてくる手口です。契約前に「作業開始後に金額が変わることはあるか」「ある場合はどのような条件か」を明確に質問し、口頭ではなく書面やメールで回答をもらっておくことで、当日のトラブルを未然に防ぎやすくなります。
この記事のまとめ
- 断捨離を頼める業者には整理収納アドバイザーと不用品回収業者があり目的で使い分ける
- 費用相場は1R・1Kで2万〜5万円、一戸建てで15万〜50万円程度
- 許可の有無・見積もりの明朗さ・実績を確認して優良業者を選ぶ
- 自分でできる仕分けを事前に済ませると費用を抑えられる
- 無料回収をうたう業者には高額請求・不法投棄のトラブル事例があるため注意する
EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 生前整理・終活担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年07月02日
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