介護の便利グッズ15選|負担を減らす人気アイテム集
介護の便利グッズは「介護保険でレンタル・購入できるもの」と「市販の日用品」を組み合わせることで、費用を抑えながら介護の負担を大きく減らせます。特に排せつ・移動・見守りに関するグッズは、介護者の身体的負担と精神的な安心感の両方に直結するため、優先的に検討する価値があります。
「毎日の介護で腰や腕への負担が大きい」「夜中の見守りで睡眠不足が続いている」という悩みを抱える介護者は多くいます。この記事では、食事・排せつ・入浴・移動・見守りの場面別に便利グッズ15選を紹介し、介護保険を使ったレンタル・購入の違いや選び方のポイントも解説します。
この記事でわかること
- 食事・排せつ・入浴・移動・見守りの場面別おすすめ便利グッズ15選
- 介護保険でレンタル・購入できる福祉用具の違い
- 便利グッズを選ぶ際のポイントと注意点
- 費用を抑えて便利グッズを揃える方法
★ あわせて準備したい
人気の介護用見守りグッズ
夜間の転倒・徘徊を早期に察知できる見守りセンサーは、介護者の睡眠の質を保つうえで特に効果的です。
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01 介護の便利グッズを取り入れるメリット
介護の便利グッズは、単なる「あると便利」なものではなく、介護者の身体的・精神的負担を具体的に軽減する実用的な投資です。
介護グッズは種類が非常に多く、何から揃えればよいか迷う方が多いのも実情です。まずは日々の介護で最も負担を感じている場面(排せつ、移動、見守りなど)を洗い出し、優先順位をつけて導入を検討するとよいでしょう。
- 移乗・移動介助の際の腰への負担を大幅に減らせる
- 見守りグッズにより、常に付き添う必要がなくなり自分の時間を確保できる
- 食事や排せつの自立支援グッズにより、本人の「できること」を維持しやすくなる
- 介護保険を使えば、レンタルは1〜3割負担、購入品も補助が受けられる
「グッズに頼るのは手抜き」と感じる方もいますが、適切な道具の活用は介護の質を高める前向きな選択です。
特に腰痛や肩こりなど、介護者自身の身体的な不調は介護の継続そのものを困難にします。道具を導入することで介護者の体を守り、結果的に要介護者に対しても長く安定したケアを提供できるようになるという好循環が生まれます。
【ポイント】便利グッズは「介護者の負担軽減」と「本人の自立支援」の両方の視点で選ぶと、長く使えるものが見つかります。
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02 食事をサポートする便利グッズ
食事の自立や介助のしやすさを高めるグッズです。
- ①滑り止めマット付き食器:食器が動かず、片手でもすくいやすい
- ②持ちやすい太柄スプーン・フォーク:握力が弱くなった方でも扱いやすい設計
- ③とろみ剤:飲み込みが難しい方の誤嚥防止に有効
- ④食事用エプロン(撥水タイプ):衣類の汚れを防ぎ、洗濯の手間を減らす
食事関連のグッズは比較的安価なものが多く、まず試しやすい分野です。本人の好みや使いやすさには個人差があるため、いくつか試してみて本人に合ったものを見つけるプロセスも大切にしましょう。
本人の残存能力に合わせて選ぶことで、「できることは自分でやってもらう」自立支援にもつながります。
市販のホームセンターや100円ショップでも類似品が手に入る場合がありますが、握力や視力の状態に合わせて専門店の商品を試してから選ぶと失敗が少なくなります。福祉用具の専門店では試用できる店舗もあるため、事前に確認するとよいでしょう。
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03 排せつ・入浴をサポートする便利グッズ
介護者の身体的負担が特に大きい排せつ・入浴介助を助けるグッズです。
- ⑤ポータブルトイレ:夜間のトイレ移動の負担を減らす
- ⑥紙おむつ・尿とりパッド:吸収量や体型に合わせて選ぶことで漏れによる負担を減らせる
- ⑦入浴用リフト・バスボード:浴槽への出入りをサポートし、転倒リスクを減らす
- ⑧滑り止めマット・手すり:浴室内の転倒防止に必須
- ⑨シャワーチェア:立った状態での洗身が困難な方に
排せつ・入浴介助は介護者の身体への負担が最も大きい場面の一つです。道具を導入するだけでなく、介助の姿勢や手順を見直すことでも負担は軽減できます。訪問リハビリの専門職に自宅で実演してもらい、正しい介助方法を学ぶのもおすすめです。
入浴・排せつ関連の福祉用具の多くは介護保険の「特定福祉用具購入費」の対象となり、年間10万円までの購入費の9割(所得により7〜8割)が支給されます。
購入費の支給を受けるには、指定された事業者から購入し、事前申請または購入後の申請が必要になる場合があります。手続き方法は自治体によって異なるため、購入前に必ず担当のケアマネジャーや市区町村の窓口に確認しておきましょう。
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04 移動をサポートする便利グッズ
移動・移乗の負担を軽減するグッズは、介護者の腰痛予防にも直結します。
- ⑩介護用ベッド(電動リクライニング):起き上がり・移乗の負担を大幅に軽減
- ⑪車椅子:屋内外の移動をサポート。自走式・介助式など用途に応じて選ぶ
- ⑫歩行器・杖:自立歩行をサポートし、転倒予防に役立つ
- ⑬スライディングシート:ベッドから車椅子への移乗を、少ない力で安全に行える
移動・移乗系の福祉用具は本人の身体機能に合っていないと転倒事故につながる恐れもあります。導入前には必ずケアマネジャーや福祉用具専門相談員に自宅の環境を確認してもらい、適切なサイズ・タイプを選定してもらうことが安全につながります。
介護用ベッドや車椅子は購入すると高額ですが、介護保険を使えば月数百円〜数千円のレンタルで利用でき、要介護度の変化に応じて交換もしやすいというメリットがあります。
原則として要支援・要介護1の方は車椅子や介護ベッドのレンタルが対象外となりますが、医師の意見書などにより例外的に利用が認められる場合もあります。該当しそうな場合は、諦めずにケアマネジャーに相談してみましょう。
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05 見守りをサポートする便利グッズ
夜間や外出時の見守り負担を減らすグッズは、介護者の睡眠の質に直結する重要なアイテムです。
- ⑭見守りセンサー(ベッドセンサー・カメラ型):起き上がりや離床を検知し、スマホに通知
- ⑮GPS発信機:認知症による徘徊のリスクがある場合、居場所をすぐに確認できる
見守りグッズの導入にあたっては、本人のプライバシーへの配慮も忘れてはいけません。カメラ型のセンサーを使う場合は、事前に本人へ説明し、了承を得た上で設置することがトラブル防止につながります。
見守りグッズを導入することで、常に隣で見守る必要がなくなり、介護者が別室で休息を取れる時間が生まれます。夜間の睡眠不足に悩む介護者にとって、特に効果を実感しやすいアイテムです。
GPS発信機は自治体によって購入費や利用料の一部助成を行っている場合があります。認知症高齢者の見守り施策の一環として実施している市区町村もあるため、お住まいの自治体の制度を確認してみるとよいでしょう。
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06 便利グッズを賢く揃える方法
すべて自費で揃えると高額になるため、公的制度をうまく活用しましょう。
- 介護保険の福祉用具貸与:車椅子・介護ベッド・歩行器などは原則レンタル対象。要介護度により対象品目が異なります。
- 特定福祉用具購入費:ポータブルトイレや入浴用品など「レンタルになじまない用品」は購入費の補助対象(年間10万円まで、自己負担1〜3割)。
- ケアマネジャーへの相談:本人の状態に合った用具の選定は、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談するのが確実です。
- 市販品との使い分け:エプロンや食器など安価なものは市販品で十分な場合も多く、介護保険と市販品をバランスよく組み合わせるのがコツです。
初めて福祉用具を検討する方は、まず要介護度が確定してからケアマネジャーと一緒にケアプランを作成し、その中で福祉用具の必要性を洗い出す流れが一般的です。焦って自費で高額な用具を購入する前に、介護保険で使える範囲を確認することを優先しましょう。
「なんとなく便利そうだから」で選ぶのではなく、本人の身体状況と介護者の負担の両方を基準に、専門家と相談しながら選ぶことが失敗しないポイントです。
要介護度は時間の経過とともに変化するため、一度揃えたグッズが合わなくなることもあります。定期的にケアマネジャーと用具の適合状況を見直し、必要に応じて交換や追加を検討する姿勢を持っておくと、常に負担の少ない状態を維持できます。
この記事のまとめ
- 介護の便利グッズは介護者の身体的負担軽減と本人の自立支援の両方に役立つ
- 食事・排せつ・入浴・移動・見守りの場面ごとに適したグッズを選ぶことが重要
- 車椅子や介護ベッドは介護保険レンタルを使えば月数百円〜数千円で利用できる
- ポータブルトイレなど購入が必要な用具は特定福祉用具購入費(年10万円まで)が使える
- 選定に迷ったらケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談するのが確実
参考・出典
※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。
EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 介護・シニアの暮らし担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年07月02日

