家族葬の流れ|臨終から収骨まで日程と決めることを解説
家族葬の流れは、臨終→ご遺体の搬送・安置→葬儀社と打ち合わせ→納棺→通夜→葬儀・告別式→出棺・火葬→収骨という順で進み、日程は一般に2日間が目安です。基本の流れは一般葬と変わりませんが、参列者を家族や親しい人に絞る点が大きな違いです。誰を呼ぶか、訃報や香典をどう伝えるかを早めに決めておくと、当日あわてずに見送ることができます。
大切な方を亡くした直後は、悲しみのなかで次々と判断を迫られます。「家族葬はどんな順番で進むのか」「何を決めておけばいいのか」と不安な方に向けて、この記事では家族葬の流れを臨終から収骨まで順を追って、日程の目安や注意点とあわせてやさしく解説します。
この記事でわかること
- 家族葬の流れ(臨終から収骨まで)
- 2日間の日程の目安と各ステップの内容
- 誰を呼ぶか・訃報や香典辞退の伝え方
- 事前に決めること・費用の概略・葬儀社の選び方
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01
家族葬とは(一般葬との違い)
家族葬とは、家族や親しい人を中心に行う小規模な葬儀のことです。
- 参列者を家族・親族・ごく親しい人に絞る
- 基本の流れは一般葬と同じ
- 規模が小さいぶん、ゆっくり見送りやすい
- 誰を呼ぶかは家族で決める
家族葬は『家族だけ』と決まっているわけではなく、故人と親しかった友人や近所の方を招くこともあります。明確な人数の決まりはなく、数人から30人程度まで幅があります。一般葬との大きな違いは参列者の範囲で、儀式そのものの流れ(通夜や告別式、火葬)は一般葬と変わりません。小規模なぶん、慌ただしさが少なく、故人とゆっくりお別れしやすいのが特徴です。一方で、後日になって『なぜ呼んでくれなかったのか』と言われないよう、誰を呼ぶかは家族でよく相談して決めることが大切です。
02
臨終からご遺体の搬送・安置まで
家族葬の流れは、臨終の確認から始まります。
- 医師に死亡を確認してもらい、死亡診断書を受け取る
- 葬儀社に連絡し、寝台車で搬送を依頼する
- 自宅または安置施設へご遺体を安置する
- 枕元に飾りを整える(枕飾り)
病院で亡くなった場合は、医師から死亡診断書を受け取ります。これは火葬や各種手続きに必要な大切な書類です。病院では長く安置できないため、早めに葬儀社へ連絡し、寝台車でご自宅や安置施設へ搬送してもらいます。搬送だけでも葬儀社の手配が必要になるため、できれば事前に依頼先を考えておくと安心です。なお法律上、死後24時間を経過しないと火葬はできない決まりがあります(感染症など一部の例外を除く)。そのため、まずはご遺体を安置し、落ち着いてから次の準備に進みます。
03
葬儀社との打ち合わせと事前に決めること
安置が済んだら、葬儀社と内容を打ち合わせます。
- 日程(通夜・葬儀の日取り)と式場を決める
- 誰を呼ぶか、参列者の範囲を決める
- 宗教・宗派や菩提寺への連絡を確認する
- 祭壇や棺、料理、返礼品など内容と費用を決める
家族葬で最初に決めたいのが『誰を呼ぶか』です。家族だけにするのか、親族や親しい友人まで広げるのかで、規模も費用も変わります。後日のトラブルを避けるため、呼ぶ範囲は家族でよく相談しましょう。また、菩提寺(先祖代々のお寺)がある場合は、僧侶の都合も日程に関わるため早めに連絡します。火葬場の空き状況によっては希望日に行えないこともあるので、葬儀社と相談しながら無理のない日程を組みます。
04
納棺・通夜(1日目)
日程が決まると、1日目は納棺と通夜を行うのが一般的です。
- 故人を清め、旅立ちの衣装を整える(納棺)
- 棺に故人を納め、思い出の品を添える
- 夕方から通夜を行い、僧侶の読経・焼香
- 通夜後に通夜振る舞い(会食)をする場合も
納棺は、故人の身支度を整えて棺にお納めする儀式です。家族の手で行うこともあり、故人と向き合う大切な時間になります。通夜は夕方から始まり、僧侶の読経のあと参列者が焼香します。家族葬では参列者が少ないため、堅苦しくなりすぎず、故人を偲びながら静かに過ごせます。通夜のあとに『通夜振る舞い』として軽い食事の席を設けることもありますが、家族葬では省略したり、家族だけで簡単に済ませる場合もあります。会食をするかどうかも、打ち合わせの段階で決めておきましょう。
05
葬儀・告別式から出棺・火葬・収骨(2日目)
2日目は葬儀・告別式を行い、火葬・収骨まで進みます。
- 葬儀・告別式で読経・焼香を行い、お別れをする
- 棺に花を納め、出棺して火葬場へ向かう
- 火葬を行い、お骨上げ(収骨)をする
- そのまま初七日法要や精進落としを行うことも
葬儀・告別式は、故人と最後のお別れをする儀式です。読経と焼香のあと、棺にお花を納める『お別れの儀』を行い、出棺します。火葬場では火葬のあと、ご遺族がお骨を骨壺に納める『収骨(お骨上げ)』をします。地域によっては、火葬を待つ間や収骨後に初七日法要や精進落とし(会食)をまとめて行うこともあります。ここまでで家族葬の一連の流れは終わりです。全体の日程はおおむね2日間が目安ですが、火葬場の予約状況や友引などの兼ね合いで、安置の日数が延びることもあります。
06
訃報・香典辞退の伝え方と費用・葬儀社選び
家族葬ならではの気づかいと、費用や葬儀社の選び方も押さえておきましょう。
- 呼ばない方へは、葬儀後に『家族葬で済ませた』とあいさつする
- 香典・供花を辞退する場合は訃報に明記する
- 費用は規模や内容で幅があり、見積もりで内訳を確認
- 葬儀社は複数社を比べ、対応と総額で選ぶ
家族葬では、参列をお願いしない方への配慮が大切です。香典や供花を辞退する場合は、訃報の連絡に『誠に勝手ながら、御香典・御供花は辞退申し上げます』などと一言添えると、相手も迷いません。葬儀に呼ばなかった方には、後日落ち着いてから『家族葬で見送りました』と書面や電話であいさつすると丁寧です。費用は内容や地域で差が大きいため、見積もりで何が含まれるかを必ず確認し、追加料金の有無もチェックしましょう。葬儀社は急いで1社に決めず、できれば複数社の対応や総額を比べて選ぶと安心です。
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家族葬のあとは、後日のあいさつや弔問の対応が続きます。お礼やごあいさつに使える品物を用意しておくと、落ち着いて対応できます。
よくある質問
Q. 家族葬の流れを教えてください。
A. 家族葬の流れは、臨終→ご遺体の搬送・安置→葬儀社と打ち合わせ→納棺→通夜→葬儀・告別式→出棺・火葬→収骨という順で進みます。基本の流れは一般葬と同じで、参列者を家族や親しい人に絞る点が違いです。日程はおおむね2日間が目安で、1日目に納棺と通夜、2日目に葬儀・告別式から火葬・収骨までを行うのが一般的です。
Q. 家族葬の日程はどれくらいかかりますか?
A. 一般的には2日間が目安です。1日目に納棺・通夜、2日目に葬儀・告別式・出棺・火葬・収骨を行います。ただし、法律上、死後24時間を経過しないと火葬できない決まりがあり(感染症等の例外あり)、火葬場の予約状況や友引などの兼ね合いで、安置の日数が延びて全体が3日以上になることもあります。葬儀社と相談しながら無理のない日程を組みましょう。
Q. 家族葬には誰を呼べばいいですか?
A. 家族葬に明確な決まりはなく、家族・親族を中心に、故人と親しかった友人や近所の方を招くこともあります。数人から30人程度まで幅があります。後日『なぜ呼んでくれなかったのか』と言われないよう、呼ぶ範囲は家族でよく相談して決めることが大切です。参列をお願いしない方へは、葬儀後に『家族葬で見送りました』と落ち着いてからあいさつすると丁寧です。
Q. 香典や供花を辞退したいときはどう伝えますか?
A. 香典や供花を辞退する場合は、訃報の連絡に『誠に勝手ながら、御香典・御供花は辞退申し上げます』などと一言添えると、相手も迷わずに済みます。口頭で伝える場合も同様にはっきりと伝えましょう。辞退の意向を事前に示しておくと、当日の受け取りや後日の香典返しの手間も省け、参列する方の負担も軽くなります。
Q. 家族葬の費用はどれくらいですか?葬儀社はどう選びますか?
A. 家族葬の費用は規模や内容、地域によって幅があります。見積もりで祭壇・棺・料理・返礼品など何が含まれるかを必ず確認し、追加料金の有無もチェックしましょう。葬儀社は急いで1社に決めず、できれば複数社の対応や総額を比べて選ぶと安心です。搬送だけでも葬儀社の手配が必要になるため、できれば事前に依頼先を考えておくとあわてずに済みます。
この記事のまとめ
- 家族葬の流れは臨終→搬送・安置→打ち合わせ→納棺→通夜→葬儀・告別式→出棺・火葬→収骨で、日程は一般に2日間
- 基本の流れは一般葬と同じで、参列者を家族や親しい人に絞る点が違い
- 法律上、死後24時間を経過しないと火葬できない(感染症等の例外あり)
- 最初に『誰を呼ぶか』を家族で決め、香典辞退は訃報に明記。呼ばない方へは後日あいさつ
- 費用は見積もりで内訳を確認し、葬儀社は複数社を比べて選ぶと安心
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EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 葬儀・お墓・供養担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年06月25日

