空き家になった実家の遺品整理は、「①貴重品・遺言書の確保→②遺品整理→③その後の管理・売却・解体の方針決定」をセットで考えるのが大切です。遺品整理だけで終わらせず、空き家をどうするか(売却・活用・解体・管理)まで見据えて計画すると、無駄なく進められます。

「相続した実家が空き家になり、遺品整理をしたい」という方に向けて、この記事では空き家の遺品整理の進め方、費用、その後の管理・売却まで解説します。

この記事でわかること

  • 空き家の遺品整理の進め方
  • 費用と相続登記の必要性
  • 遺品整理後の空き家の管理・売却・解体
  • 遠方の空き家の進め方

★ あわせて準備したい

片付けに役立つグッズ

空き家の遺品整理には、段ボールやゴミ袋、軍手、台車があると作業がはかどります。貴重品をまとめる保管ケースも用意しておくと安心です。

整理 +その後
売却・管理まで見据える
登記 が前提
売却・解体に必要
放置 は禁物
税・管理の負担が続く

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空き家の遺品整理の進め方

空き家の遺品整理は、次の手順で進めます。

  • ①貴重品・遺言書を確保する:通帳・権利証・遺言書を先に探す
  • ②形見分けをする
  • ③仕分け・買取・処分:残す・売る・譲る・捨てるに分ける
  • ④清掃:売却・賃貸に出すならハウスクリーニング
  • ⑤その後の方針を決める:管理・売却・解体

遺品整理だけでなく、その後の空き家をどうするかまで見据えて進めるのがポイントです。

空き家の遺品整理の進め方
写真: Tom Fisk / Pexels

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まず相続登記が前提

空き家を売却・解体するには、まず相続登記(名義変更)が必要です。

  • 故人名義のままでは、売却も解体もできない
  • 相続登記は2024年から義務化(取得を知った日から3年以内)
  • 相続人が複数なら、誰が相続するか決める

遺品整理と並行して、相続登記も進めておくと、その後の売却・解体がスムーズです。司法書士に依頼すると確実です。

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費用と費用を抑えるコツ

空き家の遺品整理の費用は、間取りと物量で決まります。

  • 2DK・2LDK:10万〜25万円程度
  • 3LDK以上・一戸建て:20万〜60万円程度

費用を抑えるコツは、貴重品の捜索・形見分けを自分で行う、買取を活用する、2〜3社で相見積もりを取る、です。庭・物置・倉庫がある場合は物量が増えるため、現地見積もりで確認しましょう。

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遺品整理後の空き家の管理

遺品整理が終わっても、すぐに売却・解体できないこともあります。その間は管理が必要です。

  • 定期的な通風・通水・掃除・庭の手入れ・郵便物の確認(月1回程度)
  • 遠方で通えない場合は、空き家管理サービスの利用
  • 放置すると、劣化・防犯・近隣トラブル・特定空き家のリスク

空き家は、放置すると固定資産税の負担や管理の手間が続き、特定空き家に指定されるリスクもあります。早めに方針を決めることが大切です。

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まず相続登記が前提
写真: Vika Glitter / Pexels

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売却・活用・解体の選択肢

遺品整理後の空き家は、次の選択肢から方針を決めます。

  • 売却する:維持費・税負担から解放される。中を空にしてから売る
  • 賃貸・活用する:収益化する
  • 解体する:倒壊リスクをなくす(更地は税が上がる場合あり、補助金も確認)
  • 当面 管理する:管理サービスを利用

相続空き家の3000万円特別控除など、売却の税の特例には期限があります。売る場合は早めに動きましょう。

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遠方の空き家の進め方

空き家が遠方の場合の進め方です。

  • 帰省時に貴重品・思い出の品を確保する
  • 写真・動画で状況を共有し、立ち会いなしで対応できる業者に依頼
  • 遺品整理から売却まで対応する業者に相談すると効率的
  • 当面 管理が必要なら、空き家管理サービスを利用

遠方の空き家は、遺品整理・管理・売却を一貫して相談できる業者を見つけると、負担が大きく減ります。

★ あわせて準備したい

空き家・相続の基本を知る一冊

空き家の遺品整理・管理・売却は判断が多いものです。基本がわかる本で全体像をつかんでおくと、計画的に進められます。

よくある質問

Q. 空き家の遺品整理はどう進めればいいですか?

A. 貴重品・遺言書を確保し、形見分けをして、仕分け・買取・処分、必要に応じて清掃、その後の管理・売却・解体の方針を決める、という流れです。遺品整理だけで終わらせず、空き家をどうするかまで見据えて計画するのがポイントです。

Q. 遺品整理の前に相続登記は必要ですか?

A. 売却・解体するには、まず相続登記(名義変更)が必要です。故人名義のままでは売却も解体もできません。相続登記は2024年から義務化(3年以内)されています。遺品整理と並行して進めると、その後がスムーズです。

Q. 費用はいくらかかりますか?

A. 間取りと物量で決まり、2DK・2LDKで10万〜25万円、3LDK以上・一戸建てで20万〜60万円程度が目安です。庭・物置・倉庫があると物量が増えます。貴重品の捜索・形見分けを自分で行い、買取を活用し、2〜3社で相見積もりを取ると費用を抑えられます。

Q. 遺品整理の後、空き家はどうすればいいですか?

A. 売却・賃貸活用・解体・当面の管理から方針を決めます。すぐ売れない間は、通風・通水・掃除などの管理が必要で、遠方なら管理サービスも。放置すると固定資産税の負担や特定空き家のリスクがあります。売却の税の特例には期限があるため早めに動きましょう。

Q. 遠方の空き家の遺品整理はどうすれば?

A. 帰省時に貴重品・思い出の品を確保し、写真・動画で状況を共有して立ち会いなしで対応できる業者に依頼します。遺品整理から売却まで対応する業者に相談すると効率的です。当面管理が必要なら空き家管理サービスを利用しましょう。

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この記事のまとめ

  • 空き家の遺品整理は『貴重品確保→整理→その後の管理・売却・解体』をセットで
  • 売却・解体には相続登記が前提。遺品整理と並行して進める
  • 費用は2DK10万円〜、一戸建て20万円〜。買取・相見積もりで抑える
  • 遺品整理後、すぐ売れないなら管理が必要。放置は税・トラブルのリスク
  • 売却の税の特例は期限あり。遠方は一貫対応の業者に相談すると効率的

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 遺品整理担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月09日

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