短肌着は「必ず用意すべき服」ではありません。コンビ肌着やボディ肌着で代用できるため、生まれ月や住環境によっては0枚でも困らない家庭が実際に多くあります。一方で、汗取りの重ね着がしやすい、新生児期の着替えさせやすさに優れるなどの利点もあり、夏生まれや汗かきの赤ちゃんには今も活躍するアイテムです。

出産準備リストの定番だった短肌着は、近年「いらなかった」という声が目立つようになり、必要かどうか迷うポイントになっています。この記事では、短肌着の役割とほかの肌着との違い、いらないと言われるようになった理由、逆に役立つ場面、生まれ月別・季節別の必要枚数の目安、買う場合の選び方まで順番に整理します。読み終える頃には、自分の家庭に必要かどうかを判断できるはずです。

この記事でわかること

  • 短肌着の役割とコンビ肌着・ボディ肌着との違い
  • 短肌着が「いらない」と言われるようになった理由
  • 短肌着があると便利な場面と向いている家庭
  • 生まれ月別の必要枚数の目安と買う場合の選び方

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短肌着・コンビ肌着がセットになった新生児肌着セットなら、必要枚数を一度にそろえられます。綿100%で縫い目やタグが肌に当たりにくいものを選びましょう。

0〜3枚 短肌着の必要枚数の目安
代用するなら0枚でも可
50〜60 短肌着の主なサイズ展開
新生児〜生後3ヶ月頃まで
綿100% 新生児肌着の定番素材
フライス・ガーゼなど

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01 短肌着とは|役割とほかの肌着との違い

短肌着とは、丈がおへその下あたりまでの打ち合わせ式の肌着で、ひもを結んで留める昔ながらの新生児用インナーです。まず、混同しやすい肌着の種類を整理しましょう。

  • 短肌着:丈が短い基本の肌着。汗を吸うインナーとして、ほかの肌着やウェアの下に重ねて着せます。
  • 長肌着:短肌着の丈を足元まで伸ばした形。足をばたつかせる前の新生児期向けですが、現在はコンビ肌着に役割を譲りつつあります。
  • コンビ肌着:裾が二股に分かれ、股のスナップで留める肌着。足を動かしてもはだけにくく、新生児期から生後3〜4ヶ月頃まで主力になります。
  • ボディ肌着(ボディスーツ):股下をスナップで留める上下一体型。はだける心配がなく、海外では新生児期からこれが主流です。

つまり短肌着は「一番内側に着せる汗取り用の下着」であり、防寒や体温調節の重ね着要員です。この役割は、コンビ肌着やボディ肌着を直接着せることでも代替できます。ここが「必要か、いらないか」の議論の出発点になります。

01 短肌着とは|役割とほかの肌着との違い
写真: Sarah Chai / Pexels

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02 「短肌着はいらない」と言われる4つの理由

先輩パパママの「いらなかった」という声には、はっきりした理由があります。

  • ①ひも結びが手間:短肌着は内側と外側の2カ所のひもを毎回結ぶ必要があり、1日に何度も着替える新生児期には負担です。スナップで留めるボディ肌着のほうが速く着せられます。
  • ②すぐにはだける・めくれ上がる:丈が短いため、抱っこや足の動きでお腹が出やすく、結局コンビ肌着ばかり使ったという声が定番です。
  • ③住環境の変化:空調の効いた住まいが一般的になり、細かな重ね着で体温調節する必要性が下がりました。室温を整えれば、肌着1枚+ウェアで十分過ごせます。
  • ④着られる期間が短い:短肌着のサイズ展開は50〜60が中心で、生後3ヶ月頃には出番がなくなります。枚数をそろえても使い切れないことが多いのです。

こうした背景から、出産準備リストでも短肌着を必須から外し、コンビ肌着やボディ肌着中心の構成をすすめる売り場が増えています。「昔からのリストどおりに5〜6枚買ったが、ほとんど着なかった」という失敗談は、出産準備で最もよく聞くもののひとつです。

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03 それでも短肌着が役立つ場面|向いているのはこんな家庭

一方で、短肌着にも今なお選ばれる理由があります。次のような条件に当てはまるなら、数枚用意する価値があります。

  • 夏生まれ・汗かきの赤ちゃん:汗取りインナーとしての性能は健在です。汗をかいたら短肌着だけサッと替えられるため、ウェアごと着替えるより手早く済みます。
  • 新生児期の沐浴後の着替え:前が全開になる打ち合わせ式は、首がすわらない赤ちゃんに腕を通しやすく、初めての育児でも着せやすい形です。
  • 冬生まれの重ね着調整:暖房だけでは冷える住まいなら、短肌着+コンビ肌着の重ね着で細かく調節できます。
  • おむつ替えが頻繁な時期:丈が短くおむつにかからないため、おむつ替えのたびに裾をめくる手間がありません。
  • 体重が小さめで既製サイズが合わない場合:ひもで打ち合わせ幅を調整できるため、体格に合わせやすい利点があります。

要するに、短肌着は「なくても困らないが、条件が合えば便利」なアイテムです。必須・不要の二択ではなく、生まれ月と住環境から必要性を判断しましょう。

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04 代用はどうする?コンビ肌着・ボディ肌着中心の考え方

短肌着を用意しない場合の現実的な構成を紹介します。

  • 新生児期(0〜1ヶ月):コンビ肌着4〜6枚を主力に。室温を20〜25度前後に整え、肌着+カバーオールの2枚を基本の組み合わせにします。寒い日はベストやおくるみで調整します。
  • 1ヶ月健診後〜3ヶ月:外出が始まったら、はだけないボディ肌着が便利です。かぶりタイプは首すわり前だと着せにくいため、前開きスナップのボディ肌着を選ぶとスムーズです。
  • 3〜4ヶ月以降:首がすわればかぶりタイプのボディ肌着が主流になり、短肌着の出番は完全に終わります。

赤ちゃんの服装は「大人より1枚少なめ」が目安とよく言われます。着せすぎは汗疹やあせもの原因になるだけでなく、乳幼児の睡眠環境では温めすぎに注意が必要とされています。背中や首の後ろに手を入れて、汗ばんでいないか確かめる習慣をつけると、重ね着の要不要を実感で判断できるようになります。

【ポイント】迷ったら「短肌着は2枚だけ買う」が現実的な落としどころです。使ってみて便利なら買い足し、不要ならその2枚を沐浴後用として使い切れば、無駄がほとんど出ません。

02 「短肌着はいらない」と言われる4つの理由
写真: Amina Filkins / Pexels

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05 生まれ月別・季節別の必要枚数の目安

短肌着を用意する場合の枚数を、生まれ月別に整理します。あくまで目安のため、住まいの気密性や地域の気候で調整してください。

  • 春生まれ(3〜5月):0〜2枚。気候が穏やかで重ね着の必要が少なく、コンビ肌着中心で十分です。
  • 夏生まれ(6〜8月):2〜4枚。汗取りとして最も活躍する季節です。室内では短肌着1枚で過ごす場面もあり、洗い替えを多めにします。
  • 秋生まれ(9〜11月):1〜3枚。朝晩の冷えに向けて重ね着調整用に。冬に向けてコンビ肌着との組み合わせが増えます。
  • 冬生まれ(12〜2月):2〜3枚。暖房の効きにくい住まいなら重ね着要員として出番があります。暖かい住まいなら1〜2枚で十分です。

いずれの季節も、短肌着を使うのは実質的に生後3ヶ月頃までです。「多くても4枚まで」と上限を決めておくと買いすぎを防げます。なお、肌着は直接肌に触れるため、着せる前に一度水通し(洗濯)しておくと、糊や仕上げ剤を落とせて肌への刺激を減らせます。

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06 買う場合の選び方|素材・縫製・サイズの確認ポイント

短肌着を購入する場合は、次のポイントを確認しましょう。

  • 素材は綿100%が基本:季節に合わせて、通年向けのフライス、夏向けの天竺やガーゼ、冬向けのスムースなど編み方で選びます。
  • 縫い目やタグが外側にあるもの:新生児の肌はデリケートなため、縫い代やタグが肌に当たらない外縫い仕様が主流です。
  • ひもの本数と結びやすさ:内ひも+外ひものシンプルな構造で、ひも先が処理されているものが扱いやすいです。マジックテープ式やスナップ式の短肌着もあり、ひも結びが苦手ならこちらが便利です。
  • サイズは50-60の兼用が便利:単一サイズより長く使えます。
  • 洗濯に強いか:毎日洗うものなので、縮みや型崩れのしにくさも口コミで確認しましょう。

価格の目安は1枚数百円〜、2〜5枚セットで1千〜3千円前後です。西松屋やアカチャンホンポなどの実店舗ではセット販売が充実しており、通販では素材や仕様を絞って探せます。価格・仕様は変わるため、購入時に各店舗・公式サイトで確認してください。

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07 まとめ|「必須」ではなく「条件次第」。少なめに始めて調整を

短肌着が必要かどうか、要点を整理します。

  • 短肌着は必須ではなく、コンビ肌着・ボディ肌着で代用可能
  • いらない派の理由は「ひもが手間」「はだける」「空調で重ね着不要」「使用期間が短い」
  • 役立つのは夏生まれの汗取り・新生児期の着替えやすさ・冬の重ね着調整
  • 枚数は0〜3枚が目安。迷ったら2枚だけ用意して様子を見る
  • 買うなら綿100%・外縫い・50-60兼用サイズを基準に選ぶ

出産準備は「リストにあるから買う」ではなく「わが家の条件で使うか」で考えると、出費もしまい込む在庫も減らせます。短肌着はその代表例です。生まれ月・住まいの環境・お世話をする人の好みを踏まえて、最小限から始めて必要に応じて買い足す。この考え方なら、どの家庭でも失敗しません。

この記事のまとめ

  • 短肌着は必須ではなく、コンビ肌着・ボディ肌着で代用できる
  • いらない派の理由はひも結びの手間・はだけやすさ・空調の普及・使用期間の短さ
  • 夏生まれの汗取りや新生児期の着替えやすさなど、条件が合えば今も便利
  • 必要枚数は0〜3枚が目安で、迷ったら2枚から始めて買い足す
  • 買うなら綿100%・縫い目が外側・50-60兼用サイズを基準に選ぶ

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. 短肌着は本当に用意しなくても大丈夫ですか?

コンビ肌着やボディ肌着で代用できるため、用意しなくても困らない家庭は多いです。特に空調の整った住まいで春・秋生まれなら0枚でも問題ありません。夏生まれの汗取りや冬の重ね着調整に使いたい場合のみ、2〜3枚用意すれば十分です。

Q. 短肌着とコンビ肌着はどちらを多く用意すべきですか?

主力になるのはコンビ肌着です。裾が二股に分かれてはだけにくく、新生児期から生後3〜4ヶ月頃まで長く使えます。コンビ肌着4〜6枚を基本に、短肌着は必要と感じたら買い足す構成が失敗しにくいです。

Q. 短肌着はいつまで着せますか?

サイズ展開が50〜60中心のため、実質的には生後3ヶ月頃までです。首がすわる3〜4ヶ月以降はかぶりタイプのボディ肌着が主流になり、短肌着の出番は終わります。使用期間の短さが、枚数を絞るべき理由のひとつです。

Q. 新生児の服装は何を基準に調整すればいいですか?

「大人より1枚少なめ」が目安とされ、室温20〜25度前後なら肌着+ウェアの2枚が基本です。背中や首の後ろに手を入れて汗ばんでいないかを確かめ、着せすぎによる汗疹や温めすぎに注意しましょう。心配な場合は健診時に相談してください。

Q. 肌着は着せる前に洗ったほうがいいですか?

はい。新品の肌着には糊や仕上げ剤が残っていることがあるため、着せる前に一度水通し(洗濯)しておくと肌への刺激を減らせます。デリケートな肌に直接触れるものなので、綿100%で縫い目が外側の肌着を選ぶこともあわせておすすめします。

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こもれび編集部
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