リッチェルのひんやりしないベビーバス|特徴と使いどころを解説
リッチェルの「ひんやりしないベビーバス」は、樹脂を成形した据え置き型のベビーバスに、触れたときの冷たさを感じにくくするための素材や構造の工夫を加えたタイプで、浴室の床や洗面まわりに置いてすぐ使える手軽さが持ち味です。ただし名称から受ける印象とは違い、これは「お湯が冷めない」「保温される」という意味ではありません。お湯の温度は時間とともに下がりますし、室温が低ければ体は冷えます。温度の管理は製品の性質に頼らず、必ず毎回大人が確認してください。そして何より、乳児の入浴は少しの水深でも溺水につながるおそれがあるため、ほんの短時間であっても赤ちゃんから目を離さず、その場を離れないでください。製品の仕様・対象月齢・耐荷重は変更されることがあるため、公式サイトと取扱説明書で最新の情報をご確認ください。
ベビーバスを探していると、「ひんやりしない」という言葉が目に留まります。硬い樹脂の底に赤ちゃんの背中が当たったときの冷たさを気にする方は多く、そこに応えるための名称だと考えると分かりやすいでしょう。とはいえ実際に検討し始めると、「どのくらい違うのか」「ふくらませるタイプとどちらがいいのか」「お湯が冷めにくいということなのか」といった疑問が出てきます。この記事では、ひんやりしないタイプが何を指しているのかを整理したうえで、得意な場面と苦手な場面、置き場所ごとの相性、そして使用前に必ず確認したい安全のポイントまでを順番にまとめます。沐浴の方法そのものではなく、器具の扱い方に絞って解説します。
この記事でわかること
- 「ひんやりしない」という表現が実際に指している範囲と、誤解しやすいポイント
- 樹脂製の据え置きタイプが得意な場面と、割り切りが必要な弱点
- 浴室の床・洗面台・シンクまわりなど置き場所別の相性の見方
- お湯の温度を製品任せにせず、毎回大人が確認するための具体的な手順
★ あわせて準備したい
ひんやりしないタイプを探すときに見ておきたいポイント
樹脂製の据え置きタイプは、外寸と内寸、底面の形状、排水栓の有無、対象月齢と耐荷重で使い勝手が変わります。販売ページでは、置きたい場所に収まる寸法かどうか、底が平らで安定するか、お湯を捨てるときに持ち上げずに済むか、そして収納したときにどれくらいの場所を取るかを確認しましょう。「ひんやりしない」という表現がどの部分の工夫を指すのかは製品ページの説明で確かめ、保温性能と混同しないことも大切です。仕様は変更されることがあるため、最終確認は公式サイトと取扱説明書でお願いします。
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01 結論|ひんやりしないベビーバスはどんな人に向くか
先に結論をお伝えします。ひんやりしないタイプが向いているのは、「毎日すぐ出して使いたい」「置いたときにぐらつかない安定感がほしい」「洗って乾かす手間を減らしたい」という優先順位を持つ方です。逆に、収納スペースがほとんどない、里帰りや帰省で持ち運びたい、という条件が最優先なら、空気を入れてふくらませるタイプのほうが現実的になります。
どちらが優れているという話ではありません。ベビーバスの満足度を決めるのは製品の性能そのものより、住まいの環境と生活動線に合っているかどうかだからです。毎日のことなので、わずかな手間の差が積み重なります。
| こんな条件の人 | ひんやりしないタイプの相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 毎日すぐ出して使いたい | とても良い | 空気を入れる手間がなく、置いてお湯を入れるだけ |
| 洗面台や台の上で使いたい | 良い | 底が平らで安定しやすい形状が多い |
| 洗って乾かす手間を減らしたい | 良い | 表面がなめらかで水気が切れやすい |
| 収納場所がほとんどない | 要検討 | 形が変わらないため、そのままの大きさで場所を取る |
| 帰省や里帰りで持ち運ぶ | 要検討 | かさばるため、車に積めるかを先に確認する |
| お湯が冷めにくいものがほしい | 期待しない | 保温性能を意味する名称ではない |
検討の前に決めておきたいこと
製品を比べる前に、次の3点を先に決めておくと迷いが減ります。置き場所が決まらないまま寸法を見ても、判断のしようがないためです。
- どこで沐浴させるか(浴室の床・洗面台・専用のスタンド・シンクまわり)
- 使わないときにどこへ置くか(浴室に立てかける・脱衣所の隙間・押し入れ)
- お湯をどうやって捨てるか(排水栓を使う・持ち上げて傾ける)
この3点が決まれば、あとは外寸・内寸・対象月齢・耐荷重を照らし合わせるだけです。ここが曖昧なまま買うと、「置きたかった場所に載らなかった」「しまう場所がなくて浴室に出しっぱなしになった」という不満につながりやすくなります。なお、ここで解説するのはタイプごとの一般的な性質であり、個別製品の仕様を保証するものではありません。ラインナップやサイズ展開は改良やリニューアルで変わることがあるため、購入前には必ず公式サイトと取扱説明書で最新の表記をご確認ください。

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02 【最重要】使う前に必ず確認したい安全のこと
タイプの詳しい話に入る前に、どの製品を選んでも共通して守っていただきたいことをまとめます。乳児の入浴中の事故で最も注意が必要なのは溺水です。消費者庁や国民生活センターなどの公的機関は、少しの水深でも溺水は起こりうること、そして保護者が目を離したわずかな時間に事故が起きていることを繰り返し注意喚起しています。これは製品の作りでは防ぎきれず、使い方でしか守れない部分です。
【最重要・必ずお読みください】ベビーバスに赤ちゃんを入れているあいだは、絶対に目を離さず、その場を離れないでください。玄関の呼び鈴や電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、赤ちゃんを残したまま離れてはいけません。どうしても動く必要があるときは、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に移動します。ほんの少しの水深でも溺水は起こりうると、公的機関が繰り返し注意喚起しています。「すぐ戻るから」「数秒だけだから」という判断が事故につながります。
使用のたびに行う点検
樹脂製のベビーバスは丈夫に見えますが、水と温度に繰り返しさらされる道具である以上、少しずつ状態は変わります。お湯を入れる前に、次の点をさっと確かめる習慣をつけてください。空気で膨らませるタイプを併用している場合は、そちらは空気漏れの確認も必要です。
- ひび割れ・欠けがないか:落としたあとや長期保管のあとに、縁や底に細かいひびが入ることがあります
- 変形していないか:立てかけたまま長く置くと、底面がゆがむことがあります
- ぐらつきがないか:置いた場所で前後左右に軽く揺すり、安定しているかを確かめます
- 滑らないか:置き場所が濡れていると、ベビーバスごと滑ることがあります
- 排水栓のゆるみや破損がないか:使用中に外れると急にお湯が減ることがあります
- 部品の欠けがないか:付属部品がある製品は、毎回そろっているかを確認します
お湯の温度は必ず大人が確かめる
お湯の温度は、必ず大人が自分の手や湯温計で確かめてから赤ちゃんを入れてください。給湯器の設定温度と実際に出てくるお湯の温度は一致しないことがあり、途中で変わることもあります。一般には体温よりやや高い程度が目安として案内されることが多いものの、この記事で具体的な数値を断定することはしません。製品の取扱説明書に記載がある場合はそれに従い、その日の室温や赤ちゃんの体調に応じて調整してください。判断に迷うとき、肌の状態が気になるときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
- 熱いお湯を先に入れてから水で調整する手順は、途中で赤ちゃんを入れてしまう事故につながりやすいので避ける
- お湯を足すときは、必ず赤ちゃんに直接かからない位置から少しずつ入れる
- シャワーの出し始めは温度が安定しないことがあるため、直接かけない
- 温度は入れる直前だけでなく、途中でも確認する
なお、沐浴の回数や時間、洗い方といった育児上の指導については、この記事では扱いません。産院や自治体の保健師から受けた説明を優先してください。
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03 「ひんやりしない」とは何を指すのか|誤解しやすい点
ここがこの記事の核心です。「ひんやりしない」という表現は、赤ちゃんの体が触れたときに感じる冷たさを抑えることをねらった工夫を指す言い方であり、お湯の温度を保つ、つまり保温するという意味ではありません。この2つは似ているようで、まったく別の話です。
体感の冷たさと、お湯の温度は別物
硬く冷えた樹脂の面に肌が触れると、実際の温度以上に冷たく感じることがあります。これは素材が熱を奪う速さの違いによるもので、同じ室温でも金属は冷たく、木は冷たく感じにくいのと同じ理屈です。ひんやりしないタイプが工夫しているのは、この「触れた瞬間の体感」の部分だと理解しておくと、期待の方向がずれません。
- 期待してよいこと:お湯を張る前や、体が縁や底に触れたときの冷たさを感じにくい
- 期待してはいけないこと:張ったお湯がいつまでも冷めない、湯温が一定に保たれる
- 変わらないこと:室温が低ければ体は冷える。脱衣所と浴室の温度差の対策は別途必要
- 変わらないこと:温度確認の必要性。名称に関係なく毎回大人が確かめる
【よくある誤解】「ひんやりしないと書いてあるから、お湯の温度は多少下がっても大丈夫だろう」という考え方は避けてください。名称が指しているのは触れたときの体感であり、湯温そのものを保つ機能ではありません。冬場は特にお湯が下がりやすいので、時間をかけすぎないこと、そして途中でも温度を確認することを習慣にしてください。
感じ方には個人差がある
体感に関わる話なので、「まったく冷たさを感じない」と断定できるものではありません。室温、置き場所、保管していた場所の温度、使う直前にお湯で温めたかどうかによって印象は変わります。冬の朝に押し入れから出してすぐ使えば、当然それなりに冷えています。使う前に軽くお湯をかけて全体をなじませておくと、体感の差は小さくなります。
また、「ひんやりしない」という言い方は必ず安全という意味でも、必ず快適という意味でもありません。あくまで使い心地に関わる工夫のひとつとして受け止め、安全については別に確保する必要があります。赤ちゃんの様子に気になる変化があるときは、自己判断せず、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
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04 ふくらませるタイプとの違い|どちらが環境に合うか
ひんやりしないタイプを検討する方の多くは、空気を入れてふくらませるタイプと比べて迷っています。この2つは目指しているものが違うので、性能で優劣をつけるより、生活のどこに手間を寄せたいかで選ぶほうが納得しやすくなります。
| 比べる観点 | ひんやりしない(樹脂製) | ふくらませるタイプ |
|---|---|---|
| 使う前の準備 | 置いてお湯を入れるだけ | 空気を入れる手間がかかる |
| 収納したときの大きさ | そのままの大きさ | 薄くたためて小さい |
| 持ち運び | かさばる | 軽くて荷物になりにくい |
| 体が触れたときの感触 | 硬いが冷たさは抑えられている | やわらかい |
| 安定感 | 底が平らで安定しやすい | 空気圧しだいで変わる |
| 洗いやすさ・乾きやすさ | 表面がなめらかで水気が切れやすい | 溝やシワに水がたまりやすい |
| 使用前の主な点検 | ひび割れ・変形・ぐらつき | 空気漏れ・張り具合・接合部 |
手間を「毎回」に寄せるか「保管」に寄せるか
整理すると、ふくらませるタイプは毎回の準備に手間が寄り、しまうときはラク。樹脂製は毎回の準備がラクで、しまう場所を常に確保しておく必要があるという構図です。ベビーバスを使う期間は限られていますが、その期間は毎日のことになります。どちらの手間が自分の生活で負担に感じにくいかを想像してみてください。
- 浴室が広く、使わないときも立てかけておける → 樹脂製が扱いやすい
- 脱衣所も浴室も狭く、都度しまう必要がある → ふくらませるタイプが現実的
- 沐浴させる人の腰への負担を減らしたい → 台に載せやすい樹脂製が向きやすい
- 浴室の床に直接置いて使いたい → やわらかいふくらませるタイプも快適
- 実家に持って行く予定がある → 持ち運びやすさを優先する
床や台まわりの水対策をあわせて考えておくと、どちらを選んでも扱いやすくなります。敷くものについてはケラッタの防水シーツの選び方が参考になります。沐浴のあとに着せる肌着の下準備が気になる方はベビー服の水通しはいつ行うかもあわせてご覧ください。

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05 置き場所別の相性|浴室の床・洗面台・シンクまわり
樹脂製の据え置きタイプは、置く場所によって使い勝手がはっきり変わります。底が平らで安定しやすいという性質が活きる場所と、逆に硬さが気になる場所があるためです。ここでは主な置き場所ごとに、着眼点を整理します。
洗面台・台の上に置く場合
底面が平らなので、台の上に載せたときにぐらつきにくく、この置き方との相性はよいといえます。腰をかがめずに済むため大人の負担も小さくなります。ただし、条件を必ず先に確認してください。
- 台の外寸とベビーバスの外寸を、実際にメジャーで測って照合する
- お湯を入れた状態の重さに台が耐えられるかを確かめる
- 台が濡れていると滑るため、下に滑り止めのマットを敷く
- 高さが上がるぶん、落下したときの危険も大きくなることを意識する
- 大人が体を離さずに支えられる位置に立てるかを確認する
浴室の床に置く場合
お湯をこぼしても気にならず、そのまま排水できるのが利点です。一方で、床のタイルが冷えている季節は、置く前に床全体を温めておくと体感が変わります。硬い床に直接置くため、置き場所が平らかどうかも確認してください。大人はしゃがむ姿勢になるので腰への負担は大きくなります。
- 床が濡れて滑るので、大人自身の足元にも注意する
- 平らな場所に置き、ずれないことを確かめてからお湯を入れる
- 浴室のドアを開けたときに冷気が入らないよう、室温にも配慮する
- お湯を捨てるときは、赤ちゃんを先に安全な場所へ移してから作業する
キッチンのシンクまわりで使う場合
高さがちょうどよく扱いやすい反面、調理する場所と兼用になるため衛生面の配慮が欠かせません。使う前後にシンクをよく洗い、食品を扱う時間帯とずらすといった工夫が必要です。蛇口が高い位置にある場合は、赤ちゃんの頭が当たらないか、熱いお湯が急に出ないかも確認してください。
| 置き場所 | 樹脂製との相性 | いちばんの注意点 |
|---|---|---|
| 洗面台・台の上 | 良い | ぐらつきと落下。必ず手を添える |
| 浴室の床 | 場所しだい | 床の平らさと、大人の足元の滑り |
| キッチンのシンク | 寸法しだい | 衛生面と蛇口の位置・湯温 |
| 専用スタンドの上 | 指定品のみ | 組み合わせは指定された製品だけを使う |
どの置き方でも共通するのは、大人がすぐ手を伸ばせる距離を保つことです。タオルや着替えは始める前にすべて手の届く位置にそろえ、途中で取りに行かなくて済むようにしてください。タオル類の準備についてはベビー用バスタオルの選び方も参考になります。
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06 温度は製品任せにしない|冷めにくくする工夫と限界
「ひんやりしない」という言葉があると、つい温度への注意がゆるみがちです。しかし実際には、名称に関係なくお湯は時間とともに冷めていきます。ここでは、温度に関する現実的な工夫と、その限界を整理します。
できる工夫
- 浴室や脱衣所をあらかじめ温めておく:室温が低いと、お湯の温度が保たれていても体は冷えます
- 使う直前に本体をお湯でなじませる:冷えた本体がお湯の温度を下げるのを抑えられます
- 準備をすべて先に済ませる:タオル・着替え・ガーゼを手の届く位置にそろえ、迷う時間をなくします
- お湯を張ってから入れるまでの時間を短くする:張り置きしていると温度は下がります
- 途中で温度を確認する:入れた直後だけでなく、経過を見ます
やってはいけないこと
温度を保とうとして、かえって危険な行動になってしまう例があります。次のことは避けてください。
- 赤ちゃんを入れたまま熱いお湯を足す:やけどの危険があります。足す必要があるときは体にかからない位置から少しずつ
- 熱めに張っておいて冷めるのを待つ:待っているあいだに目を離す時間が生まれます
- 湯温を確認せずに入れる:給湯器の設定と実際の温度は一致しないことがあります
- 温度を保つために本体にふたや布をかぶせる:想定外の使い方は破損や事故につながります
【重要】温度を調整したい、お湯を足したいという場面でも、赤ちゃんから目を離さないことが最優先です。手が足りないと感じたら、いったん赤ちゃんを抱き上げて安全な場所に寝かせてから作業してください。少しの水深でも溺水は起こりうるという前提を、どの場面でも崩さないようにしてください。
限界を知っておく
製品側でできることには限りがあります。「ひんやりしない」という工夫は快適さを助けるものであって、温度管理の責任を肩代わりするものではありません。この線引きをはっきりさせておくことが、結果として安全につながります。温度や赤ちゃんの様子について不安があるときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
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07 お手入れ・保管とチェックリスト|長く清潔に使うために
最後に、購入前に確認したい項目と、買ったあとのお手入れをまとめます。樹脂製は洗いやすく乾きやすい反面、置きっぱなしにすると水あかやぬめりが目立ちやすい素材でもあります。手間のかからない範囲で習慣にしてしまうのが結局いちばんラクです。
購入前の最終チェックリスト
- 外寸と内寸:置き場所に収まるか、赤ちゃんが窮屈でないかを数値で確認する
- 対象月齢と耐荷重:いつまで使える想定かを把握しておく
- 底面の形状:平らで安定するか、滑り止めがあるか
- 排水栓の有無:お湯を捨てる作業のラクさが変わる
- 収納したときの大きさ:しまう場所に確実に入るか
- 重さ:空の状態で持ち運べるか。お湯を入れたら大人でも動かせない重さになります
- 溝や凹凸の少なさ:少ないほど洗いやすく乾きやすい
- 販売元:通販モールでは類似品が混在することがあるため確認する
毎回のお手入れ
- 使用後はすぐにお湯を捨て、内側と外側を水でよく流す
- やわらかい布やスポンジで軽く拭き、縁の裏側や溝の水気も取る
- 立てかけるか吊るして、風通しのよい場所で乾かす
- 洗剤を使う場合は、赤ちゃんが触れる面をよくすすぐ
- 硬いブラシや研磨剤は表面を傷めるため使わない
- 排水栓まわりは汚れが残りやすいので、時々外して洗う(外せる製品の場合)
【保管のコツ】使う時期が終わったら、完全に乾かしてから収納します。高温になる場所や直射日光の当たる場所は樹脂の劣化や変色につながるため避けてください。立てかけたまま長期間置くと底面がゆがむことがあるので、平らに置ける場所があればそちらが安心です。次に使うときは、必ずひび割れや変形がないかを確認してから使ってください。
もう一度、いちばん大切なこと
ここまで製品の性質を中心に解説してきましたが、もっとも大切なのは製品の特徴ではなく、赤ちゃんから目を離さないという使い方です。どれだけ工夫された製品でも、大人がその場を離れれば安全は確保できません。少しの水深でも溺水は起こりうるという前提で、必ず手の届く位置で見守ってください。そして製品のラインナップ、サイズ、対象月齢、耐荷重、素材の構成は時期によって見直されることがあります。この記事の内容はタイプ別の一般的な特徴であり、購入判断の前には必ず公式サイトと取扱説明書で最新の仕様をご確認ください。使い終わったあとの扱いを考えている方はベビー用品を売るならどこかもあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 「ひんやりしない」とは、お湯が冷めにくいという意味ですか?
A. 違います。「ひんやりしない」という表現は、赤ちゃんの体が縁や底に触れたときに感じる冷たさを抑えるための工夫を指すもので、お湯の温度を保つ、いわゆる保温の意味ではありません。張ったお湯は時間とともに冷めますし、室温が低ければ体は冷えます。名称に関係なく、お湯の温度は必ず毎回大人が自分の手や湯温計で確認し、途中でも確かめてください。判断に迷うときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
Q. ふくらませるタイプと、ひんやりしない樹脂製はどちらがいいですか?
A. 生活のどこに手間を寄せたいかで選ぶと納得しやすくなります。樹脂製は置いてお湯を入れるだけで使えて安定しやすい一方、しまう場所を常に確保する必要があります。ふくらませるタイプは薄くたためて持ち運びやすい一方、毎回の空気入れと使用前の空気漏れ確認が必要です。どちらが安全という差ではなく、どちらのタイプでも使用前の点検と、使用中に目を離さないことが前提になります。仕様は公式サイトと取扱説明書でご確認ください。
Q. 冬に使うとき、冷たさを減らす工夫はありますか?
A. 浴室や脱衣所をあらかじめ温めておくこと、使う直前に本体へお湯をかけてなじませておくこと、タオルや着替えを先にすべて手の届く位置にそろえて時間を短くすることが現実的な工夫です。ただし、温度を保つ目的で本体にふたや布をかぶせるなど、想定されていない使い方は破損や事故につながるため避けてください。赤ちゃんを入れたまま熱いお湯を足すのもやけどの危険があるため行わないでください。
Q. 使う前に確認することは何ですか?
A. ひび割れや欠けがないか、変形していないか、置いた場所でぐらつかないか、滑らないか、排水栓にゆるみや破損がないか、付属部品がそろっているかを、毎回お湯を入れる前に確認してください。空気で膨らませるタイプを併用している場合は空気漏れの確認も必要です。そのうえで、お湯の温度を必ず大人が確かめてから赤ちゃんを入れます。少しでも異常があるときは使用を中止し、公式サイトや取扱説明書の案内に従ってください。
Q. 少しの時間なら赤ちゃんから目を離してもいいですか?
A. いけません。少しの水深でも溺水は起こりうると、消費者庁や国民生活センターなどの公的機関が繰り返し注意喚起しています。玄関の呼び鈴や電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、赤ちゃんをベビーバスに残したまま離れないでください。どうしても移動が必要なときは、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に連れて行きます。タオルや着替えは始める前にすべて手の届く位置にそろえ、途中で取りに行かなくて済むように準備しておきましょう。
この記事のまとめ
- 「ひんやりしない」は触れたときの冷たさを抑える工夫であり、お湯の保温性能を意味するものではない
- 樹脂製の据え置きタイプは準備がラクで安定しやすい反面、しまう場所を常に確保しておく必要がある
- 洗面台に載せるなら寸法と耐荷重、浴室の床なら平らさと滑り、シンクなら衛生面が確認すべき点
- 使用前にひび割れ・変形・ぐらつき・排水栓の状態を点検し、お湯の温度は毎回大人が確認する
- 少しの水深でも溺水は起こりうる。呼び鈴や電話が鳴っても赤ちゃんを連れて移動し、絶対にその場を離れない
EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 編集部担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年11月06日




