人形のお焚き上げは、長く飾った人形やぬいぐるみに感謝し、神社・お寺で供養してから焼納してもらう手放し方です。人形には魂が宿るとされ、そのまま捨てるのは忍びないと感じる人が多いことから、供養という形で区切りをつける方法が選ばれています。

雛人形・五月人形・日本人形・ぬいぐるみなど、思い入れのある人形の処分に迷う方は少なくありません。この記事では、お焚き上げ・供養の方法、費用、依頼先の選び方、自分でできる手放し方まで具体的に解説します。

この記事でわかること

  • 人形のお焚き上げ・供養の方法
  • 神社・お寺・郵送代行それぞれの依頼先と費用
  • 雛人形・五月人形・ぬいぐるみの扱い
  • 自分で処分する場合のお清めと手順

★ あわせて準備したい

人形供養の郵送に役立つグッズ

郵送で人形供養を依頼するときは、人形が傷つかないよう緩衝材や段ボールが必要です。梱包資材を用意しておくと、スムーズに送り出せます。

供養 焼納
感謝して手放す
数千 円〜
供養料の目安(量による)
郵送 代行
近くに無くても依頼可

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人形のお焚き上げ・供養とは

人形供養とは、長く飾ったり遊んだりした人形に感謝し、神社やお寺で読経・祈祷をしてもらったうえで焼納(お焚き上げ)する儀式です。人形には持ち主の思いや魂が宿るとされ、ゴミとして捨てることに抵抗を感じる人が多いことから、供養という形が選ばれます。

  • 雛人形・五月人形などの節句人形
  • 日本人形・市松人形・こけし
  • ぬいぐるみ・フランス人形
  • だるま・お守りなどとあわせて供養することも

「供養しないと縁起が悪い」というわけではありませんが、気持ちの区切りとして行う人が多い習わしです。

人形のお焚き上げ・供養とは
写真: Evgeny Tchebotarev / Pexels

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依頼先①:神社・お寺での人形供養

最も一般的なのが、神社やお寺での供養です。

  • 人形供養を行っている神社・お寺に持ち込む、または郵送する
  • 定期的に「人形供養祭」を開催しているところもある
  • 供養料(初穂料・お布施)は、量や大きさによって数千円〜が目安

すべての神社・お寺が人形供養に対応しているわけではないため、事前に問い合わせましょう。ガラスケースや付属品は受け付けられないことがあるため、確認が必要です。

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依頼先②:郵送での供養代行サービス

近くに対応する神社・お寺がない場合は、郵送で依頼できる供養代行サービスが便利です。

  • 申し込み後、送られてくる箱や指定の方法で人形を送る
  • まとめて供養してもらえる(箱のサイズで料金が決まることが多い)
  • 供養証明書を発行してくれるサービスもある

一般社団法人 日本人形協会では、日本郵便と提携した「人形感謝(供養)代行サービス」を行っています。こうした団体や寺社の公式サービスを使うと安心です。

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依頼先③:遺品整理業者の供養サービス

実家じまいや遺品整理で他の物とまとめて手放したい場合は、遺品整理業者の供養サービスが便利です。

  • 遺品整理とあわせて、人形・仏具などをまとめて供養・処分してもらえる
  • 提携する寺社でお焚き上げを行う業者が多い
  • 供養に対応しているか、料金に含まれるかを確認する

大量の人形や、仏壇・神棚などと一緒に手放したいときに効率的です。

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依頼先①:神社・お寺での人形供養
写真: Dex Planet / Pexels

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雛人形・五月人形・ぬいぐるみの扱い

種類によって、扱いの注意点があります。

  • 雛人形・五月人形:ガラスケースや道具類は供養の対象外のことが多い。人形本体を供養し、ケースは別途処分
  • ぬいぐるみ:人形供養で一緒に受け付けてもらえることが多い
  • 譲る・寄付する選択肢:状態が良ければ、必要とする人や施設へ譲る方法もある

思い入れが強い場合は、顔の部分だけ残す、写真に撮って残すといった方法で気持ちの整理をつける人もいます。

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自分で処分する場合のお清めと手順

供養にこだわらない場合は、感謝の気持ちでお清めをして、自治体のルールに沿って処分することもできます。

  • 白い紙や布の上に人形を置き、塩をひとつまみ振ってお清めする
  • 手を合わせ、これまでの感謝を伝える
  • 白い紙で包み、自治体の分別ルール(多くは燃えるごみ・素材による)に従って出す
  • ガラスケースや金属部分は分別する

「ゴミとして出すのは気が引ける」という場合は、無理をせず供養を選びましょう。大切なのは、感謝して丁寧に手放す気持ちです。

★ あわせて準備したい

思い出を写真で残す

手放す前に写真に残しておくと、思い出はそのまま手元に残せます。アルバムやフォトフレームを用意して、人形との時間を形にしておきましょう。

よくある質問

Q. 人形はお焚き上げしないといけませんか?

A. 必須ではありませんが、人形には魂が宿るとされ、感謝して供養してから手放したいと考える人が多いです。供養にこだわらなければ、お清めをして自治体のルールで処分することもできます。

Q. 人形供養の費用はいくらですか?

A. 供養料(初穂料・お布施)は量や大きさによって数千円〜が目安です。郵送の供養代行は箱のサイズで料金が決まることが多く、まとめて供養してもらえます。

Q. 近くに人形供養をしてくれる所がありません。

A. 郵送で依頼できる供養代行サービスがあります。一般社団法人 日本人形協会が日本郵便と提携した代行サービスを行っているほか、寺社や遺品整理業者の郵送供養も利用できます。

Q. 雛人形のガラスケースも供養できますか?

A. ガラスケースや道具類は供養の対象外のことが多く、人形本体を供養してケースは別途処分するのが一般的です。事前に依頼先へ確認しましょう。

Q. ぬいぐるみも供養してもらえますか?

A. 多くの人形供養でぬいぐるみも一緒に受け付けてもらえます。状態が良ければ、必要とする人や施設へ譲る・寄付する方法もあります。思い入れが強い場合は写真に残す人もいます。

この記事のまとめ

  • 人形供養は感謝して神社・お寺で焼納する手放し方。気持ちの区切りになる
  • 依頼先は寺社・郵送供養代行・遺品整理業者の3つ。供養料は数千円〜
  • 雛人形・五月人形はケースが対象外のことが多い。ぬいぐるみは一緒に供養可
  • 近くに無ければ日本人形協会の代行サービスなど公式のものが安心
  • 供養にこだわらなければ、塩でお清めして自治体ルールで処分もできる

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 葬儀・お墓・供養担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年06月04日

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こもれび編集部
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