ベッドサイドベッドは、大人用ベッドのすぐ横に付けて設置し、赤ちゃんの寝床を独立させたまま手の届く距離に置くためのタイプの寝床です。大人の寝具と同じ面に赤ちゃんを寝かせるのではなく、別々の面を横に並べるという考え方なので、寝返りによる圧迫や寝具の被さりを避けやすい一方、設置の精度がそのまま安全に直結します。とくに高さ合わせとすき間をなくすことが、この方式のほぼすべてと言ってよいほど重要です。

ファルスカ(farska)は、折りたためるコンパクトベッドやベッドインベッド、スクロールチェアなどとあわせて、木製のベッドサイドベッドも展開している日本の育児用品ブランドです。この記事では、ベッドサイドベッドという方式がどういう寝床なのか、他のタイプと何が違うのか、設置と日々の運用でどこに気をつけるべきか、そしていつまで使えるのかを順に整理します。なお、対象月齢・体重の上限・寸法・高さの調整段数・付属品の構成は、モデルやリニューアルによって変わることがありますので、判断の前に必ず公式サイトと取扱説明書で最新情報をご確認ください。

この記事でわかること

  • ベッドサイドベッドとはどんな寝床か、ベッドインベッドやコンパクトベッドとの違い
  • 高さ合わせとすき間をつくらない設置という、この方式でもっとも重要な2つのポイント
  • 設置から日々の運用まで、実際の使い方の流れと点検の習慣
  • 向いている家庭・注意が必要な家庭の条件と、卒業までの見通しの立て方

★ あわせて準備したい

ベッドサイドベッドを比べるときに見ておきたいポイント

ベッドサイドベッドは、自宅の大人用ベッドと合わせられるかどうかで使えるかが決まります。販売ページでは、床から寝床面までの高さの調整範囲、外寸と内寸、固定ベルトなど大人用ベッドに留める仕組みの有無、キャスターの有無とロック、対象月齢と体重の上限を確認しましょう。自宅のベッドのマットレス上面の高さとフレームの形状を先に測っておくと、合うかどうかを短時間で判断できます。仕様はモデルによって異なるため、最終的な確認は公式サイトと取扱説明書でお願いします。

すき間ゼロ ベッドサイドベッドの設置でもっとも重要な条件
体が挟まる経路をつくらないこと
高さ合わせ 大人用ベッドとの段差をなくすための調整
段数や調整方法は取扱説明書で確認する
あお向け 乳児を寝かせるときの基本の姿勢
こども家庭庁・厚生労働省が繰り返し呼びかけている

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01 結論|ベッドサイドベッドは「寝床を分けたまま近づける」道具

最初に結論をお伝えします。ベッドサイドベッドは、赤ちゃんの寝床を大人の寝床から独立させたまま、手が届く距離に並べるための道具です。大人と同じマットレスの上に寝かせるのではなく、別々の面を横付けするという発想なので、大人の掛け布団や枕が赤ちゃんに寄りにくく、寝返りによる圧迫のリスクとも距離を取りやすいという特徴があります。

ただし、この方式の利点は「正しく設置できていること」を前提にして初めて成り立ちます。大人用ベッドとの間にすき間が残っていたり、寝床面の高さが合っていなかったりすると、そこが挟み込みや転落の経路になってしまいます。つまりベッドサイドベッドは、買えば安心という種類の道具ではなく、設置と点検の手間を引き受けることで価値が出る道具だと考えてください。

3つのタイプの違いを整理する

タイプ 置き方 特徴 設置で最も重要な点
ベッドサイドベッド 大人用ベッドの横に付ける 寝床の面を分けたまま近づけられる 高さ合わせとすき間をなくすこと
ベッドインベッド 大人用ベッドや布団の上に置く 寝床の範囲を区切る 端に置かない・寝具を寄せない
コンパクトベッド 床や布団の上に単独で置く 持ち運び・収納がしやすい 周囲の危険物を離すこと
据え置き型ベビーベッド 単独で設置する 寝床が完全に独立する 柵の固定と周囲のすき間

どんな家庭に噛み合いやすいか

ベッドサイドベッドが噛み合いやすいのは、大人用ベッドで寝ていて、夜間に赤ちゃんの様子をすぐ確認したいけれど、同じ面で寝かせることには不安がある家庭です。夜間の授乳やおむつ替えのたびに起き上がって別室へ移動する負担を減らしつつ、寝床の面は分けておきたい、というニーズにまっすぐ応える方式だと言えます。ベビーベッドそのものが必要かどうかから迷っている場合はベビーベッドは必要かもあわせてご覧ください。

01 結論|ベッドサイドベッドは「寝床を分けたまま近づける」道具
写真: https://kaboompics.com/ / Pexels

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02 構造の特徴|何が「サイド」なのか

ベッドサイドベッドの構造は、大きく分けて「大人用ベッドに横付けするための仕組み」と「寝床としての基本構造」の2つから成り立っています。それぞれ見ていきましょう。

横付けするための仕組み

  • 高さの調整:床から寝床面までの高さを段階的に変えられる構造があるモデルが多い
  • 大人用ベッド側の柵:片側の柵を下げたり外したりして、大人用ベッドとつなげられる設計
  • 固定の仕組み:ベルトなどで大人用ベッドに留め、離れないようにする部品
  • キャスターとロック:移動しやすい一方、使用中は必ずロックする必要がある
  • 脚部の形状:大人用ベッドのフレーム形状によっては、脚が干渉することがある

寝床としての基本構造

寝床の面は、赤ちゃんが沈み込まない硬さが基本です。やわらかすぎる敷物を重ねると顔が沈み込みやすくなり、窒息のリスクにつながります。付属のマットがある場合は、その厚みと硬さが製品の設計に合わせて決められているので、勝手に別のものへ替えたり、上に重ねたりしないでください。寝床の面の選び方についてはベビーベッドマットレスおすすめも参考になります。

木製ならではの見どころ

木製のモデルでは、質感やインテリアとの相性が選ぶ理由になることもあります。ただし選ぶときに優先すべきは見た目より、寝床面の高さの調整範囲と、自宅の大人用ベッドに合うかどうかです。合わない高さの製品を無理に使うと、段差ができてそこが危険な経路になります。デザインは、合う条件を満たした候補の中から選ぶ、という順番にしてください。

【購入前の測り方】自宅の大人用ベッドは、床からマットレスの上面までの高さを測ってください。フレームの厚みではなく、実際に人が寝る面の高さです。あわせて、ベッドの側面に脚やフレームの出っ張りがないか、収納引き出しが付いていないかも確認しておくと、横付けできるかを判断しやすくなります。

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03 設置の安全|すき間・段差・転落をつくらない

ここがこの記事でもっとも大切な章です。ベッドサイドベッドは、正しく設置できていない状態がもっとも危険な道具でもあります。大人用ベッドとの間にできたすき間、寝床面の段差、固定の緩みは、いずれも挟み込みや転落の経路になります。

【重要】乳児の睡眠中の事故を防ぐため、こども家庭庁や厚生労働省からは「あお向けで寝かせる」「寝床にぬいぐるみ・厚い掛け物・タオルなど余分なものを置かない」「やわらかすぎる寝具を避ける」「厚着や暖めすぎを避ける」「たばこの煙にさらさない」といった点が繰り返し呼びかけられています。ベッドサイドベッドを使う場合も、これらを満たす使い方になっているかを毎回ご確認ください。

設置で必ず確認する5点

  • すき間をつくらない:大人用ベッドとの間、壁との間に体が入り込む余地を残さない
  • 段差をなくす:寝床面の高さを大人用ベッドのマットレス上面と合わせる
  • 確実に固定する:固定ベルトなどの部品を説明書のとおりに使い、離れないようにする
  • キャスターをロックする:移動しないよう、使用中は必ずロックをかける
  • 周囲の危険物を離す:暖房器具、コード類、カーテンのひもが手の届く範囲にないか

大人用ベッドやソファでの注意

大前提として、大人用のベッドやソファに赤ちゃんを一人で寝かせることは避けてください。やわらかいマットレスやクッションは顔が沈み込みやすく、端から転落する危険があります。ソファは座面と背もたれのすき間に体が入り込む危険もあるため、赤ちゃんの寝床としては適しません。ベッドサイドベッドを使う場合も、赤ちゃんが寝るのはあくまで自分の寝床の面であり、大人の面へ移動しないような設置と使い方が必要です。

添い寝そのもののリスクにも触れておく

横に並んで眠るという意味では、ベッドサイドベッドも添い寝の一形態です。添い寝には保護者が寝返りを打ったときに赤ちゃんを圧迫してしまうリスクがあり、寝床の面を分けていてもこのリスクが完全にゼロになるわけではありません。とくに保護者が強い眠気を感じているとき、飲酒や服薬の影響があるとき、疲労が強いときは、圧迫や覆いかぶさりのリスクが高まると指摘されています。したがって本記事では「ベッドサイドベッドを使えば添い寝は安全です」とは申し上げません。どのような寝かせ方を選ぶかは、住環境と家族の状況をふまえて慎重にご判断ください。

柵・ベルト・固定具は説明書のとおりに

柵、固定ベルト、ストッパー、高さ調整の金具などは、取扱説明書に書かれた手順と用途のとおりに使ってください。片側の柵を下げて使う設計の製品では、どの月齢まで下げた状態で使ってよいのかが定められていることがあります。自己流の使い方や、別の製品の部品との組み合わせは、挟み込みや外れの原因になります。対象月齢と体重の上限を超えて使わないことも同じく重要です。判断に迷う点や、赤ちゃんの様子で気になることがあるときは、かかりつけの小児科医や地域の保健センターにご相談ください。

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04 使い方の流れ|届いてから日々の運用まで

ここでは、実際に使い始めてからの流れを順に整理します。最初の設置に時間をかけるほど、その後の運用が楽になります。

組み立てと初期設置

  1. 説明書を読む:対象月齢・体重の上限・使用をやめる目安を先に確認する
  2. 部品を数える:部品表と照合し、欠品や破損がないか確かめる
  3. 組み立てる:ねじを説明書の順番どおりに締め、最後にもう一度増し締めする
  4. 高さを合わせる:大人用ベッドのマットレス上面と寝床面の高さをそろえる
  5. 横付けして固定する:すき間が残らないよう寄せ、固定部品で留める
  6. ぐらつきを確認する:本体を押し引きして、動かないか手で確かめる

寝かせる前の毎日の確認

  • すき間が開いていないか:大人がベッドに乗り降りするうちに離れることがある
  • 固定部品が緩んでいないか:ベルトのたるみや金具の緩みを手で確かめる
  • 寝床の上が空いているか:ぬいぐるみ、厚い掛け物、タオルを置いていないか
  • 大人の寝具が寄っていないか:掛け布団や枕が赤ちゃん側へ入り込んでいないか
  • キャスターがロックされているか:解除されたままになっていないか

日中の使い方

キャスター付きのモデルでは、日中にリビングへ移動させて使うこともできます。ただし移動させたら、その場所で改めてロック・すき間・周囲の危険物を確認してください。移動先では家具の配置が違うため、寝室では問題なかった条件が成り立たないことがあります。移動のたびに10秒だけ点検する習慣をつけると安心です。

【運用のコツ】吐き戻しに備えて防水シーツを使う場合は、平らでぴったり張った状態を保ってください。厚すぎる、やわらかすぎる、しわで盛り上がるといった状態は、それ自体が窒息のリスクになります。洗濯機や乾燥機の可否は必ず製品の洗濯表示に従い、他の製品での経験をそのまま当てはめないようにしましょう。

02 構造の特徴|何が「サイド」なのか
写真: Anastasia Prideina / Pexels

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05 寝室のレイアウトと、合わないときの対処

ベッドサイドベッドは寝室の条件に左右されやすい道具です。買う前に寝室の図を紙に描き、置く場所と向きを決めてから寸法を照らすと、届いてから困る事態を避けられます。

寝室で確認しておきたいこと

確認する項目 見るポイント 合わないと起きること
大人用ベッドの高さ 床からマットレス上面まで 段差ができ、危険な経路になる
ベッド側面の形状 脚や引き出しの出っ張り 横付けできずすき間が残る
設置する側の余裕 壁までの距離と通路の幅 置けない、または動線をふさぐ
床の状態 畳・フローリング・カーペット キャスターが安定しない
エアコンや窓の位置 風や日射が直接当たらないか 温度環境が安定しない
コンセントとコード 手の届く範囲にないか 思わぬ事故の原因になる

高さや形状が合わないときの選択肢

  • 別のタイプを検討する:床に敷いた布団の横に置くタイプなど、方式そのものを変える
  • 寝室のレイアウトを変える:大人用ベッドの位置や向きを見直す
  • 据え置き型に切り替える:横付けにこだわらず、独立した寝床にする
  • 無理に横付けしない:条件を満たせないときは、少し離して独立させて使う

大切なのは、「合わない条件を工夫でごまかさない」ことです。すき間を布で埋める、段差にクッションを挟むといった自己流の対処は、かえって窒息や挟み込みのリスクをつくります。条件が合わないと分かったら、方式そのものを変える判断をしてください。

買ってから後悔しやすいポイント

この方式で後悔につながりやすいのは、「自宅のベッドと合わなかった」「寝室の通路が狭くなった」「思ったより早く使わなくなった」の3つです。いずれも購入前に測って想像すれば防げるものばかりです。ベビーベッド選びでの後悔を減らす考え方はベビーベッドで後悔しない選び方もあわせてご覧ください。

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06 向いている家庭・注意が必要な家庭

公平を期すために、この方式が噛み合う条件と、注意が必要な条件の両方を整理します。製品の良し悪しではなく、家庭の条件との相性の話としてお読みください。

噛み合いやすい条件

  • 大人用ベッドで寝ている:横付けという方式が前提として成り立つ
  • 寝床の面は分けておきたい:同じマットレスで寝かせることに不安がある
  • 夜間の授乳が多い時期:起き上がる回数を減らしたい
  • 設置と点検を続けられる:毎日の確認を負担に感じない
  • 寝室に通路の余裕がある:置いても動線がふさがれない

注意が必要な条件

  • 床に布団を敷いて寝ている:横付けの前提が成り立ちにくい
  • ベッドの高さが合わない:段差が残る場合は方式を変えたほうがよい
  • 引き出し付きのベッドを使っている:側面に寄せられないことがある
  • 寝室が狭い:置くと通路がふさがれ、夜間の移動が危険になる
  • 使う期間が短い見込み:組み立てと設置の手間に見合わないことがある

使わなくなる時期の目安

自力で寝返りやつかまり立ちができるようになると、柵を下げた状態での使用は見直しが必要になります。対象月齢と体重の上限、使用をやめる目安は必ず取扱説明書で確認し、上限を超えた使い方はしないでください。「まだ入るから」という理由で使い続けるのは危険です。使う期間の見通しについてはベビーベッドはいつまで使うも判断の助けになります。

安全に関わる情報の確認先

購入前後を通じて、製品のリコールや使用上の注意に関する情報は、メーカーの公式サイトと消費者庁のリコール情報サイトで確認するのが確実です。個人の書き込みやまとめ記事だけを根拠に判断せず、一次情報にあたってください。中古品やフリマアプリでの購入は、取扱説明書が付属しない、過去のリコール対象品か分からない、固定部品が欠けているといった問題が起こりやすく、この方式ではとくに固定部品の欠品が致命的になるため、慎重な判断をおすすめします。

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07 卒業までの見通しとチェックリスト

最後に、使い始めから卒業までを見通すための項目をまとめます。ベッドサイドベッドは設置と点検を続けることで価値が出る道具なので、習慣として続けられる形に落とし込むのがコツです。

購入前のチェックリスト

  • 大人用ベッドの高さ:床からマットレス上面までを実際に測ったか
  • 調整範囲:製品の高さ調整範囲がその高さをカバーしているか
  • 側面の形状:脚や引き出しが干渉しないか確認したか
  • 設置スペース:置いたあとも通路の幅が確保できるか
  • 対象月齢・体重の上限:取扱説明書と公式サイトの表記を確認したか
  • 固定部品の有無:大人用ベッドに留める仕組みがあるか
  • リコール情報:公式サイトと消費者庁のリコール情報サイトを確認したか

毎日の点検リスト

  • すき間ゼロ:大人用ベッドとの間に体が入る余地がないか
  • 段差なし:寝床面の高さがずれていないか
  • 固定の確認:ベルトや金具が緩んでいないか
  • ロック:キャスターがロックされているか
  • 寝床の上:あお向け、余分なものを置かない、やわらかすぎる寝具を避ける
  • 大人の寝具:掛け布団や枕が赤ちゃん側に寄っていないか

卒業後の移行先を先に決めておく

ベッドサイドベッドもいつか必ず使わなくなります。その次にどこで寝かせるのかを、購入時点でざっくり決めておくと、卒業のタイミングで慌てずに済みます。床に敷いた布団に移るのか、据え置き型のベビーベッドに移るのか、寝室の配置そのものを変えるのかで、必要な準備は変わります。

もう一度お伝えします。対象月齢・体重の上限・寸法・高さの調整段数・付属品の構成は、モデルやリニューアルによって変わることがあります。この記事の内容は一般的な考え方の整理であり、最終的な判断は必ず公式サイトと取扱説明書の最新情報に基づいて行ってください。また、リコールや使用上の注意に関する情報は、メーカーの公式サイトと消費者庁のリコール情報サイトでご確認ください。添い寝の方法や赤ちゃんの睡眠で心配なことがある場合は、自己判断せずかかりつけの小児科医や地域の保健センターにご相談ください。

よくある質問

Q. ベッドサイドベッドとは、どんな寝床ですか?

A. 大人用ベッドのすぐ横に付けて設置し、赤ちゃんの寝床の面を独立させたまま手の届く距離に並べるタイプの寝床です。大人と同じマットレスの上に寝かせるのではなく、別々の面を横付けするという考え方なので、大人の掛け布団や枕が寄りにくく、夜間の授乳やおむつ替えの動線も短くできます。ただし利点は正しく設置できていることが前提で、すき間や段差が残ると挟み込みや転落の経路になります。対象月齢や高さの調整範囲はモデルによって異なるため、公式サイトと取扱説明書でご確認ください。

Q. 設置でいちばん気をつけることは何ですか?

A. 大人用ベッドとの間にすき間をつくらないことと、寝床面の高さを合わせて段差をなくすことの2点です。あわせて、固定ベルトなどの部品を取扱説明書のとおりに使って離れないよう留めること、キャスターがある場合は使用中に必ずロックすること、暖房器具やコード類、カーテンのひもが手の届く範囲にないことも確認してください。大人がベッドに乗り降りするうちに離れることがあるため、寝かせる前に毎回すき間と固定を手で確かめる習慣をつけると安心です。

Q. ベッドサイドベッドを使えば添い寝は安全になりますか?

A. いいえ、安全になるとは言えません。寝床の面を分けていても、添い寝には保護者が寝返りを打ったときに赤ちゃんを圧迫してしまうリスクがあり、これがゼロになるわけではありません。とくに強い眠気があるとき、飲酒や服薬の影響があるとき、疲労が強いときはリスクが高まると指摘されています。こども家庭庁や厚生労働省は、あお向けで寝かせること、寝床に余分なものを置かないこと、やわらかすぎる寝具を避けることを呼びかけています。心配なことがある場合はかかりつけの小児科医や地域の保健センターにご相談ください。

Q. 自宅のベッドと高さが合わない場合はどうすればよいですか?

A. すき間を布で埋めたり、段差にクッションを挟んだりといった自己流の対処はしないでください。かえって窒息や挟み込みのリスクをつくります。条件が合わないと分かった場合は、寝室のレイアウトを変える、据え置き型のベビーベッドに切り替える、床に敷いた布団の横に置くタイプにするなど、方式そのものを変える判断をしてください。購入前に、床から大人用ベッドのマットレス上面までの高さと、ベッド側面に脚や引き出しの出っ張りがないかを測っておくと、合うかどうかを短時間で判断できます。

Q. いつまで使えますか。リコール情報はどこで確認できますか?

A. 自力で寝返りやつかまり立ちができるようになると、柵を下げた状態での使用は見直しが必要になります。対象月齢と体重の上限、使用をやめる目安は必ず取扱説明書で確認し、上限を超えた使い方はしないでください。リコールや使用上の注意に関する情報は、メーカーの公式サイトのお知らせ欄と消費者庁のリコール情報サイトで確認するのが確実です。中古品やフリマアプリでの購入は、説明書が付かない、固定部品が欠けているといった問題が起こりやすく、この方式では固定部品の欠品が致命的になるため慎重にご判断ください。

この記事のまとめ

  • ベッドサイドベッドは、赤ちゃんの寝床の面を独立させたまま大人用ベッドの横に並べる方式の寝床
  • 利点は正しい設置が前提。すき間をつくらないことと高さを合わせて段差をなくすことが最重要で、固定部品は説明書のとおりに使う
  • 寝床の面を分けても添い寝の圧迫リスクはゼロにならない。あお向け、余分なものを置かない、やわらかすぎる寝具を避けるという基本を守る
  • 自宅のベッドと合わないときは自己流でごまかさず、方式そのものを変える判断をする
  • 対象月齢・寸法・高さの調整範囲は変わることがあるため公式サイトと取扱説明書で確認し、リコール情報は公式サイトと消費者庁のリコール情報サイトで確認する

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年11月21日

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