弔電の費用相場は、シンプルな台紙で1,500〜3,000円、刺繍やプリザーブドフラワーが付いた台紙で5,000〜1万円以上が目安です。料金は「台紙代+文字数に応じた文章料」で決まり、申込み先(NTT・郵便局・ネット業者)によっても差があります。

訃報を受けて急いで弔電を手配しようとすると、費用がいくらかかるのか、どこに頼めば良いのか分からず戸惑う方も多いはずです。この記事では弔電の費用相場を台紙のグレード別・申込み先別に比較し、文字数と料金の関係、支払い方法、費用を抑えつつ失礼のない弔電を送るコツまで解説します。

この記事でわかること

  • 弔電の費用相場(台紙グレード別:1,500円〜1万円以上)
  • NTT・郵便局・ネット申込みの料金比較
  • 文字数と料金の関係、追加料金がかかるケース
  • 費用を抑えつつ失礼のない弔電にするコツ

★ あわせて準備したい

弔事用の便箋・筆ペンを備えておく

弔電と合わせて手紙やお悔やみカードを送る場合に備え、弔事用の便箋や薄墨の筆ペンを常備しておくと急な訃報にも慌てず対応できます。

1,500〜3,000円 シンプルな台紙の弔電相場
文字数一般料金込み
5,000〜1万円 刺繍・フラワー付き台紙の相場
電報会社による
30分〜1時間 最短で届く申込み〜配達の目安
当日配達の場合

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01 弔電の費用相場|台紙のグレードで大きく変わる

弔電の料金は「台紙代」と「文字数に応じた文章料」の合計で決まります。台紙のデザインによって価格帯は大きく異なります。

  • シンプルな印刷台紙:1,500〜3,000円程度。奉書調やシンプルな和柄が中心。
  • 押し花・刺繍入り台紙:3,000〜6,000円程度。落ち着いたデザインで一般的によく選ばれます。
  • プリザーブドフラワー・線香付き台紙:5,000〜1万円以上。お悔やみの気持ちをより形に残せるタイプです。

文章料は多くの電報会社で「定型文なら基本料金内」「オリジナル文は文字数に応じて加算」という料金体系が一般的です。迷ったら定型文を使えば費用を抑えられます。

【ポイント】台紙は高価であるほど良いというものではありません。関係性に応じて「失礼のない範囲」で選べば十分です。会社として送る場合は3,000〜5,000円程度の台紙が最も無難とされています。

また、同じ価格帯でも台紙の素材によって印象が変わります。和紙を使った落ち着いた台紙は年配の方への弔電に向いており、木製やアクリル製の台紙は記念品として手元に残しやすいという特徴があります。近年はプリザーブドフラワーに加えて、線香やお香をセットにした台紙も登場しており、価格は7,000〜1万2,000円程度とやや高めですが、故人を偲ぶ品としても喜ばれる傾向があります。予算と関係性のバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。

01 弔電の費用相場|台紙のグレードで大きく変わる
写真: KoolShooters / Pexels

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02 申込み先別の料金比較|NTT・郵便局・ネット業者

弔電は複数の窓口から申し込めます。それぞれの特徴と料金傾向を比較します。

①NTT(115番・Web)

最も認知度が高く、台紙の種類が豊富です。基本料金にプラスして台紙代が加算される仕組みで、合計1,500〜1万円程度の幅があります。電話(115番)でもWebサイトからでも申込み可能です。

②郵便局(レタックス)

郵便局の「レタックス」は手書き風のメッセージも送れるのが特徴。料金は自局配達か他局配達かで異なり、1,000円台〜数千円程度です。

③ネット専門業者(VERY CARD等)

ネット専業の弔電サービスは台紙デザインが豊富で、価格帯も1,300円程度〜と比較的安価な選択肢があります。当日配達に対応している業者も多く、急な訃報にも便利です。

比較の結論:安さ重視ならネット専業、安心感重視ならNTT、手書き風の温かみを出したいなら郵便局のレタックスが向いています。

申込み方法も業者によって異なります。NTTは電話(115番)とWebサイトの両方に対応しており、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな方でも電話で相談しながら申し込めるのが安心材料です。一方でネット専業の業者はスマートフォンから数分で申込みが完了し、台紙のプレビューを画面で確認できるため、仕上がりのイメージがつかみやすいという利点があります。急いでいるときほど操作に慣れたサービスを選ぶと手間取らずに済みます。

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03 文字数と料金の関係|追加料金がかかるケース

弔電の料金体系で見落としやすいのが文字数のルールです。

  • 定型文(例文)を使う場合:基本的に台紙代のみで送れることが多く、追加料金は発生しません。
  • オリジナルメッセージの場合:多くの業者で一定文字数(例:30〜50字)までは基本料金内、それ以降は10字ごとに数十円〜100円程度の追加料金が発生します。
  • 句読点・記号:1字としてカウントされるのが一般的です。

費用を抑えたい場合は、業者が用意している例文集から選ぶか、例文をベースに差出人名や故人との関係性だけを書き換えるのがおすすめです。文面に迷ったら、定型文でも気持ちは十分に伝わります。

なお、オリジナル文を作成する際は、句読点や改行の位置によっても文字数のカウントが変わる場合があります。申込み画面でリアルタイムに文字数と料金が表示されるサービスがほとんどなので、文章を作成しながら金額を確認し、予算内に収まるよう調整するとよいでしょう。同じ内容でも一文を短く区切るより、接続詞でまとめた方が文字数を抑えられることもあります。

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04 支払い方法と申込みのタイミング

弔電の支払い方法は業者によって異なります。

  • NTT:クレジットカード払いのほか、法人契約なら電話料金と合算請求も可能
  • 郵便局:窓口では現金払い、Webサイトからはクレジットカード払い
  • ネット業者:クレジットカード・コンビニ払い・銀行振込に対応するところが多い

申込みのタイミングは、通夜・葬儀の日時が確定してから、開式の3時間前までには手配するのが目安です。当日配達に対応する業者を選べば、訃報を受けてから数時間後の通夜にも間に合わせられます。ただし土日・早朝深夜は受付時間や配達時間が限られるため、業者のサイトで対応時間を必ず確認しましょう。

領収書が必要な場合は、申込み時にその旨を選択できるサービスを選ぶとスムーズです。特に会社として弔電を送る際は、精算のために領収書やクレジットカードの利用明細が必要になることが多いため、申込み完了メールを削除せず保管しておくことをおすすめします。近年はほとんどのネット業者がPDF形式で即時発行に対応しています。

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02 申込み先別の料金比較|NTT・郵便局・ネット業者
写真: RDNE Stock project / Pexels

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05 費用を抑えつつ失礼のない弔電にするコツ

弔電は「高ければ良い」ものではなく、関係性に見合った適切な金額を選ぶことが大切です。

  • ①関係性で台紙を選ぶ:故人や遺族と近しい関係なら3,000〜5,000円程度、会社としての取引先なら定型的な台紙で問題ありません。
  • ②定型文を活用する:オリジナル文にこだわらず、業者の例文をベースにすれば追加料金を抑えられます。
  • ③複数名連名にする:部署や友人グループでまとめて1通送れば、1人あたりの費用負担を抑えられます。
  • ④キャンペーン・早割を確認する:ネット業者は時期によって台紙割引を行っていることがあります。

費用面だけでなく、宛名は「弔問先の会場」「喪主名」を正確に確認してから手配することも重要です。宛先の間違いは配達トラブルの原因になります。

費用を抑える工夫の中でも、複数名連名は特に効果的です。例えば友人5名でそれぞれ個別に弔電を送ると1人あたり1,500〜3,000円かかりますが、5名連名で1通にまとめれば、台紙代3,000〜5,000円程度を割り勘にできるため、1人あたりの負担は数百円程度まで下がります。ただし連名にする場合は代表者を決め、事前に費用の集金方法を決めておくとトラブルを防げます。

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06 弔電を送るまでの流れ|費用が発生するタイミング

実際の手順と、費用が発生するタイミングを整理します。

  • STEP1:訃報を確認し、通夜・葬儀の日時と会場を把握する
  • STEP2:申込み先(NTT・郵便局・ネット業者)を決め、台紙を選ぶ:ここで料金が確定します。
  • STEP3:文面を選択・入力する:定型文かオリジナルかで文章料が変わります。
  • STEP4:宛名・送付先・支払い方法を入力し申込み確定:クレジットカードの場合は即時決済されます。
  • STEP5:配達:最短で申込みから30分〜1時間程度で会場に届くサービスもあります。

弔電は金額の大きさより「早く、失礼のない形で気持ちを届ける」ことが何より大切です。相場を知っておけば、いざという時に落ち着いて手配できます。

初めて弔電を手配する方は、申込み画面に迷ったら業者のカスタマーサポートに電話で相談するのも一つの方法です。多くの業者が急ぎの依頼に慣れており、宛名の書き方や敬称の確認、当日配達の可否についても丁寧に案内してくれます。落ち着いて一つずつ確認しながら進めれば、初めてでも失礼のない弔電を手配できます。

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この記事のまとめ

  • 弔電の費用相場は台紙のグレードで1,500円〜1万円以上と幅がある
  • 料金は「台紙代+文章料」で決まり、定型文なら追加料金を抑えられる
  • ネット専業業者は価格が安く当日配達にも対応しやすい
  • 手配は開式の3時間前までが目安、支払いはクレジットカードが主流
  • 金額より「早く失礼のない形で届ける」ことが最も重要

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 葬儀・お墓・供養担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月01日

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