遺品整理の流れ|いつ始める?準備から完了までの手順を解説
遺品整理の流れは、「①貴重品・遺言書を確保→②形見分け→③仕分け(残す・売る・譲る・捨てる)→④処分・買取→⑤清掃」が基本です。自分で進めることも、業者に依頼することもでき、量が多い・遠方・心の負担が大きい場合は業者の活用が現実的です。
「遺品整理はどんな順番で進めるの?」「いつ始めればいい?」という方に向けて、この記事では遺品整理の流れを準備から完了まで、自分でやる場合と業者に頼む場合に分けて解説します。
この記事でわかること
- 遺品整理をいつ始めるか
- 準備から完了までの流れ
- 自分でやる場合と業者に頼む場合の手順
- 相続手続きとの関係
★ あわせて準備したい
自分で進める分のグッズ
貴重品の捜索や仕分けに役立つ段ボールやゴミ袋、軍手などを用意しておくと、作業がスムーズです。形見の保管ケースもあると安心です。
01
遺品整理はいつ始める?
遺品整理を始める時期に決まりはありませんが、次のような区切りで始めることが多いです。
- 四十九日の後:気持ちの区切りがつき、親族も集まりやすい
- 諸手続きが落ち着いてから
- 賃貸の場合は退去期限までに
急ぐ必要はありませんが、賃貸で退去期限がある場合や、相続の期限(相続放棄3か月など)が関わる場合は、計画的に進めましょう。
02
遺品整理の基本の流れ
遺品整理は、おおむね次の流れで進めます。
- ①貴重品・遺言書を確保する:通帳・印鑑・権利証・現金・遺言書を先に探す
- ②形見分けをする:家族・親族で思い出の品を分ける
- ③仕分けする:残す・売る・譲る・捨てるの4分類
- ④処分・買取:不用品を処分し、価値ある品は買取へ
- ⑤清掃:必要に応じてハウスクリーニング
貴重品の確保を最優先にし、一気に捨てないことが、後悔を防ぐポイントです。
03
自分でやる場合の手順
自分で遺品整理をする場合の手順です。
- 道具(段ボール・ゴミ袋・軍手など)を準備する
- 貴重品・遺言書を探して確保する
- 形見分けする品を取り分ける
- 1部屋ずつ、4分類で仕分ける
- 自治体のルールで分別・処分する(粗大ゴミは持ち込みも)
- 売れるものは買取へ
思い出の品は手が止まりやすいので、最後に回します。すぐ判断できないものは保留箱へ。無理せず、自分のペースで進めましょう。
04
業者に頼む場合の手順
量が多い、遠方、心の負担が大きい場合は、業者に依頼します。
- ①貴重品・遺言書は、できれば自分で先に確保する
- ②2〜3社に現地見積もりを依頼する
- ③許可・資格・内訳・追加料金を確認して業者を決める
- ④作業日に立ち会い、残す物・処分する物を確認しながら進める
- ⑤買取・処分・清掃・(必要なら)供養を行う
遠方で立ち会えない場合は、写真・動画で状況を共有する方法もあります。
05
相続手続きとの関係
遺品整理は、相続手続きと関わります。次に注意しましょう。
- 貴重品(通帳・権利証)は、相続手続きに必要。確保して保管する
- 相続放棄を検討中なら、遺品の処分が『相続の承認』とみなされる恐れがある。遺品に手をつけず、先に専門家へ相談
- 相続放棄の期限は「相続を知った時から3か月」
借金があるなどで相続放棄を考えている場合は、急いで遺品整理を始める前に、必ず専門家に相談しましょう。
06
遺品整理を進めるときのポイント
最後に、遺品整理を進めるときのポイントをまとめます。
- 貴重品の確保を最優先に、一気に捨てない
- 家族・親族で情報を共有し、勝手に進めない
- つらいときは無理せず、家族や業者を頼る
- 業者に頼むなら相見積もり・許可の確認を
遺品整理は、故人を偲び、気持ちを整理する時間でもあります。自分のペースで、無理なく進めましょう。
★ あわせて準備したい
貴重品・書類の保管に
遺品整理で見つかる通帳・印鑑・権利証などは、まとめて保管できるケースがあると安心です。その後の相続手続きもスムーズになります。
よくある質問
Q. 遺品整理はどんな流れで進めますか?
A. 貴重品・遺言書を確保し、形見分けをして、残す・売る・譲る・捨てるの4分類で仕分け、不用品を処分し価値ある品は買取へ、必要に応じて清掃、という流れです。貴重品の確保を最優先にし、一気に捨てないことが後悔を防ぎます。
Q. 遺品整理はいつ始めればいいですか?
A. 決まりはありませんが、四十九日の後に始めることが多いです。気持ちの区切りがつき、親族も集まりやすいためです。賃貸で退去期限がある場合や、相続放棄(3か月)など相続の期限が関わる場合は、計画的に進めましょう。
Q. 自分でやるのと業者に頼むのはどう違いますか?
A. 自分でやると費用を抑えられますが、量が多いと手間と体力がかかります。業者に頼むと短期間で済み、遠方や心の負担が大きい場合に向きます。自分でできる範囲(貴重品確保・形見分け)を進め、運び出しや処分を業者に任せると費用を抑えられます。
Q. 相続放棄を考えています。遺品整理してもいいですか?
A. 遺品の処分が『相続の承認(単純承認)』とみなされ、放棄できなくなる恐れがあります。借金があるなどで相続放棄を検討中なら、遺品に手をつけず、相続を知った時から3か月以内に弁護士・司法書士へ相談しましょう。
Q. 業者に頼むときの流れは?
A. できれば貴重品・遺言書を自分で先に確保し、2〜3社に現地見積もりを依頼します。許可・資格・内訳・追加料金を確認して業者を決め、作業日に立ち会って残す物・処分する物を確認しながら進めます。遠方なら写真・動画で状況を共有する方法もあります。
この記事のまとめ
- 遺品整理の流れは『貴重品確保→形見分け→仕分け→処分・買取→清掃』
- 始める時期は四十九日の後が目安。賃貸の退去期限や相続の期限に注意
- 自分でやるなら道具準備→貴重品確保→4分類で仕分け→分別処分→買取
- 業者なら貴重品を先に確保→相見積もり→許可確認→立ち会い→作業
- 相続放棄を検討中なら遺品に手をつけず、3か月以内に専門家へ相談
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EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 遺品整理担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年06月08日




