リッチェルのベビーバスは使いづらい?場面別の原因と対策
リッチェルのベビーバスが「使いづらい」と言われるとき、その理由はだいたい5つに集約されます。空気の出し入れが面倒、お湯を捨てにくい、赤ちゃんが滑って支えにくい、置き場所や収納が合わない、そしてお手入れに手間がかかる、という5点です。これらは製品の欠陥というより、タイプごとの性質と、使う家庭の環境や動線が噛み合っていないことから生まれる不満であることが多く、置き場所を変える、道具をひとつ足す、手順の順番を変えるといった工夫で改善できる場面も少なくありません。一方で、工夫しても合わないものは合いません。無理に使い続けて安全が犠牲になるくらいなら、道具そのものを見直すほうが正しい判断です。そして何より、使いにくさを我慢して片手をふさぐような対応は避けてください。少しの水深でも溺水は起こりうるため、使用中は絶対に赤ちゃんから目を離さず、その場を離れないでください。
ベビーバス選びで検索していると、「使いづらい」という言葉に出会って不安になることがあります。ただ、この種の評価は使う環境によって大きく変わるもので、同じ製品が「毎日ラクに使えている」と言われることもあれば「もう買わない」と言われることもあります。大切なのは、どの場面でどう使いにくいのかを具体的に分けて見ることです。この記事では、使いにくさが生まれる場面を5つに分けて、それぞれの原因と現実的な対策を整理します。よい面だけを並べることも、悪い面だけを強調することもせず、公平にまとめます。あわせて、対策を試すときに絶対に崩してはいけない安全の線引きもはっきりさせておきます。
この記事でわかること
- 「使いづらい」と感じる場面を5つに分けて整理した、原因と背景
- 空気の出し入れ・排水・支えにくさなど、場面ごとの現実的な対策
- 使いにくさを工夫で埋めるときに、絶対に崩してはいけない安全の線引き
- 対策しても合わないときに、道具や置き場所をどう見直すかの判断基準
★ あわせて準備したい
使いにくさを避けるために販売ページで見ておきたいところ
使いづらさの多くは、買う前に数値を確認しておけば避けられます。販売ページでは、外寸と内寸、収納したときの大きさ、空の状態の重さ、排水栓の有無、空気入れが付属するかどうか、底面の形状と滑り止め、そして溝や凹凸の少なさを確認しましょう。あわせて、置きたい場所の寸法を実際にメジャーで測っておくと失敗が減ります。対象月齢と耐荷重も必ず確認してください。仕様は変更されることがあるため、最終確認は公式サイトと取扱説明書でお願いします。
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01 結論|使いづらさの原因は大きく5つに分けられる
先に全体像をお伝えします。ベビーバスに対する「使いづらい」という声を分解すると、空気の出し入れ、お湯の捨てにくさ、赤ちゃんの支えにくさ、置き場所と収納、お手入れという5つの場面に整理できます。どの場面でつまずいているかによって、必要な対策はまったく変わります。
ここで大事なのは、これらの多くが製品の善し悪しではなく、タイプの性質と家庭の環境の組み合わせで生まれているという点です。空気を入れるタイプは収納に強いかわりに毎回の準備に手間がかかりますし、樹脂製は準備が要らないかわりに置き場所を取ります。この構造を理解しておくと、不満の原因が見えやすくなります。
| 使いづらいと感じる場面 | 主な原因 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 空気を入れる・抜くのが面倒 | 毎回の準備に手間が寄るタイプの性質 | 空気入れの見直し、置き場所の固定化 |
| お湯を捨てにくい・重い | 排水栓がない、または置き場所が遠い | 排水の手順を変える、置き場所を変える |
| 赤ちゃんが滑る・支えにくい | 姿勢と手の使い方、体格の変化 | 支え方の見直し、道具の見直し |
| 置き場所が合わない | 寸法の確認不足、動線との不一致 | 置き場所を変える、寸法を測り直す |
| 洗う・乾かすのが面倒 | 溝や凹凸に水が残る | 拭き取りと干し方の工夫 |
公平に見るための前提
この記事では、使いにくさを取り上げる一方で、それがそのまま「悪い製品」を意味するわけではないという立場をとります。同じ性質が、別の家庭では利点になっているためです。たとえば「空気を入れるのが面倒」という不満は、収納場所が限られている家庭にとっては受け入れやすいコストです。
- 使いにくさの多くはタイプの性質と環境の噛み合わせから生まれる
- 買う前に寸法と重さを確認しておけば避けられるものが多い
- 工夫で改善できるものと、できないものがある
- できないものは、無理をせず道具や置き場所を変えるほうが安全
なお、ここで解説するのはタイプごとの一般的な性質であり、個別製品の仕様を保証するものではありません。ラインナップやサイズ、対象月齢、耐荷重は改良やリニューアルで変わることがあるため、購入前には必ず公式サイトと取扱説明書で最新の表記をご確認ください。

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02 【最重要】使いにくさを我慢して安全を崩さない
対策の話に入る前に、絶対に守っていただきたい線引きを先に示します。使いにくさを解消しようとして、赤ちゃんから目を離す、片手を作業にとられる、支えを一時的に外すといった対応をとってはいけません。乳児の入浴中の事故で最も注意が必要なのは溺水であり、消費者庁や国民生活センターなどの公的機関は、少しの水深でも溺水は起こりうること、保護者が目を離したわずかな時間に事故が起きていることを繰り返し注意喚起しています。
【最重要・必ずお読みください】ベビーバスに赤ちゃんを入れているあいだは、絶対に目を離さず、その場を離れないでください。玄関の呼び鈴や電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、赤ちゃんを残したまま離れてはいけません。どうしても動く必要があるときは、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に移動します。使い勝手を良くするための作業は、すべて赤ちゃんを入れる前か、抱き上げて安全な場所へ移したあとに行ってください。
やってはいけない「工夫」
使いにくさを埋めようとして、かえって危険になる対応があります。次のことは行わないでください。
- 取扱説明書にない台や器具の上に載せる:指定されていない組み合わせは、ぐらつきや落下につながります
- 空気圧を意図的に下げて内側を広くする:支える力が落ち、形が崩れて不安定になります
- 耐荷重や対象月齢の範囲を超えて使う:製品が想定した支え方ができなくなります
- 赤ちゃんを入れたまま本体を動かす、お湯を捨てる:必ず先に抱き上げてから作業します
- 体を固定するために別の道具やタオルで押さえる:想定外の使い方は事故につながります
- 赤ちゃんを入れたまま熱いお湯を足す:やけどの危険があります
毎回の点検とお湯の温度
使いにくさへの対策を試すときも、基本の確認は省かないでください。お湯を入れる前に、空気漏れ・ひび割れ・変形・ぐらつき・部品の欠けがないかを毎回確認します。空気で膨らませるタイプは栓のゆるみや接合部のはがれ、樹脂製は縁や底のひびが見落としやすいところです。
お湯の温度は、必ず大人が自分の手や湯温計で確かめてから赤ちゃんを入れてください。一般には体温よりやや高い程度が目安として案内されることが多いものの、この記事で具体的な数値を断定することはしません。取扱説明書に記載がある場合はそれに従い、その日の室温や赤ちゃんの体調に応じて調整してください。不安があるときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。なお、沐浴の方法や回数といった育児上の指導はこの記事では扱いません。
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03 場面1|空気を入れる・抜くのが面倒で続かない
ふくらませるタイプでいちばん多い不満がここです。「収納しやすいから選んだのに、毎回の空気入れが思ったより負担だった」というのは、購入前には実感しにくい部分だといえます。
なぜ面倒に感じるのか
- 使いたいタイミングは、たいてい手が離せない時間帯と重なっている
- 口で吹き込むと時間がかかり、息切れする
- 栓の開け閉めにコツがあり、慣れるまで手間取る
- 抜くときも空気が残りやすく、きれいにたためない
- 膨らませたまま置いておくと、置き場所を占領してしまう
現実的な対策
いちばん効くのは、「毎回しまう」という前提を見直すことです。使う期間は限られているので、その期間だけは膨らませたまま置いておく場所を確保できないか考えてみてください。浴室の壁に立てかける、脱衣所の隅に置く、といった形で定位置が決まれば、空気入れの回数そのものが激減します。
- 沐浴期のあいだは膨らませたまま置く:置き場所を先に決めておく
- 空気入れを用意する:足踏み式や手押し式なら短時間で入ります
- 入れる担当を決めておく:分担できるなら、準備と洗いを分ける
- 栓の扱いに先に慣れておく:使う前に一度、落ち着いた時間に練習しておく
- 抜くときは平らな場所で押し出す:端から順に空気を寄せると残りにくい
【注意】空気の入れ具合は製品ごとに目安が決められています。「面倒だから少なめでいい」「しっかり入れたほうが安定するはず」と自己判断で変えると、形が崩れたり、逆に張りすぎて負担がかかったりします。必ず取扱説明書の指示に従ってください。膨らませたまま長期間置く場合も、使用前に張り具合と空気漏れを毎回確認してください。
それでも負担が大きいと感じるなら、そもそも樹脂製の据え置きタイプのほうが生活に合っている可能性があります。準備の手間と収納の手間、どちらを受け入れられるかで選び直すのが現実的です。
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04 場面2|お湯を捨てにくい・重くて動かせない
次に多いのが排水まわりの不満です。お湯を張ったベビーバスは想像以上に重く、片手では持ち上げられません。この重さを見落としたまま置き場所を決めると、毎回の後片付けが苦痛になります。
なぜ大変になるのか
- 排水栓がない形状だと、持ち上げて傾けるしかない
- 洗面台やシンクの上に置いた場合、下ろす動作が加わる
- 浴室の床でも、排水口まで運ぶ距離があると負担になる
- 持ち上げた瞬間に中のお湯が揺れて、体勢を崩しやすい
- 床が濡れているため、足元が滑りやすい
現実的な対策
基本の考え方は、「持ち上げる量を減らす」か「持ち上げる距離を減らす」のどちらかです。
- 排水栓のある製品を選ぶ:買う前の段階ならこれがいちばん効きます
- お湯の量を必要以上に張らない:量が減れば重さも減ります
- 排水口の近くに置く:運ぶ距離をゼロに近づけます
- 洗面器などで少しずつ汲み出してから傾ける:重さを分割します
- 両手が空く状態を作ってから作業する:赤ちゃんを先に安全な場所へ移します
- 足元にマットを敷く:大人自身が滑らないようにします
【重要】お湯を捨てる作業は、必ず赤ちゃんを抱き上げて安全な場所に寝かせたあとに行ってください。赤ちゃんを入れたままベビーバスを動かす、傾ける、栓を抜くといった行為は絶対に避けてください。また、抱き上げたあとに寝かせる場所も、落下の危険がない平らな場所を選んでください。
床まわりの水はねが気になる場合は、下に敷くものを用意しておくと後片付けがラクになります。敷物の選び方はケラッタの防水シーツの選び方が参考になります。

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05 場面3|赤ちゃんが滑る・支えにくくて手が足りない
「片手で支えながらもう片方の手で洗う」という姿勢そのものが難しく、手が足りないと感じる場面です。これは製品というより、姿勢と準備の問題であることが多い部分です。
なぜ支えにくくなるのか
- 体が濡れると滑りやすくなり、手がずれる
- 成長して体重が増えると、片手で支えるのが重くなる
- 体を反らせたり手足を動かしたりして、姿勢が安定しない
- 大人の姿勢に無理があり、力が入りにくい
- 手の届く範囲に必要なものがなく、体勢を崩してしまう
現実的な対策
まず効くのは準備の徹底です。始める前に必要なものをすべて手の届く位置にそろえておけば、途中で体勢を崩す場面が減ります。
- タオル・着替え・ガーゼをすべて先に配置する:途中で取りに行かなくて済むようにします
- 置き場所の高さを見直す:しゃがむ姿勢がつらいなら、台の上に載せられるか検討します
- 大人の立ち位置を変える:利き手が使いやすい向きに置き直します
- 可能なら二人で分担する:支える人と洗う人を分けられる日は分けます
- 頭側に支えのある形状を選ぶ:買う前の段階なら形状も判断材料になります
【重要】支えにくいからといって、タオルやクッションで体を固定する、想定されていない補助具を使うといった対応はとらないでください。製品が想定していない使い方は、かえって危険を増やします。形状に支えの工夫がある製品でも、「支えてくれるから安心」と考えず、必ず大人が手で支え、目を離さないでください。
それは卒業のサインかもしれない
支えにくさが強くなってきた場合、体格が製品の想定を超えつつある可能性があります。体重が耐荷重に近づいていないか、内寸に対して体が窮屈になっていないかを確認してください。条件を超えているなら、道具を見直す時期です。座らせる道具への切り替えを考えるならベビーチェアはいつから使えるかも参考になります。不安があるときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
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06 場面4と5|置き場所が合わない・お手入れが面倒
残る2つの場面をまとめて扱います。どちらも買う前に確認できていれば防げたことが多いという共通点があります。
置き場所が合わない
「洗面台に載らなかった」「浴室に置くと動線をふさぐ」「収納場所に入らなかった」という失敗は珍しくありません。原因のほとんどは、寸法を数値で確認していなかったことにあります。
- 置きたい場所の寸法を、実際にメジャーで測って照合する
- 収納する場所の寸法も、同じように測っておく
- お湯を入れた状態の重さに、台が耐えられるかを確認する
- 浴室のドアの開閉や、大人の動線をふさがない位置か確かめる
- 使う時期だけ定位置を作れないか、家の中を見直す
すでに買ってしまった場合でも、置き場所を変えるだけで印象が変わることがあります。浴室の床から洗面台へ、あるいはその逆へ移すだけで、腰の負担や排水のしやすさが大きく変わることは多いものです。
洗う・乾かすのが面倒
ベビーバスは毎日濡れる道具なので、お手入れの手間はそのまま日々の負担になります。溝や凹凸に水が残る形状ほど、乾きにくく汚れも残りやすくなります。
- 使用後はすぐにお湯を捨て、内側と外側を水でよく流す
- やわらかい布で軽く拭き、溝や縁の裏側の水気も取る
- 立てかけるか吊るして、風通しのよい場所で乾かす
- 吊るす場所を作れると、乾きが早くなり手間が減る
- 硬いブラシや研磨剤は表面を傷めるため使わない
- 洗剤を使う場合は、赤ちゃんが触れる面をよくすすぐ
| 場面 | 買う前にできる対策 | 買った後にできる対策 |
|---|---|---|
| 置き場所 | 置き場所と収納場所を測る | 置き場所を変えてみる |
| 排水 | 排水栓の有無を確認 | 汲み出してから傾ける |
| 空気入れ | 空気入れの付属を確認 | 期間中は膨らませたまま置く |
| お手入れ | 溝や凹凸の少なさを見る | 拭き取りと吊るし干しを習慣に |
タオル類をあらかじめそろえておくと、片付けの流れもスムーズになります。ベビー用バスタオルの選び方もあわせてご覧ください。
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07 それでも合わないときの見直し方|公平な判断のために
ここまで対策を挙げてきましたが、工夫しても合わないものは合いません。その場合、我慢して使い続けるより、道具や置き場所を見直すほうが安全にも気持ちにも良い結果になります。最後に、その判断のしかたを整理します。
見直しを考えたほうがよい状態
- 毎回、負担が理由で入浴の準備が億劫になっている:続かない道具は合っていません
- 作業中に体勢を崩す場面が繰り返し起きている:安全に直結します
- 赤ちゃんが窮屈そう、または体重が耐荷重に近い:条件を超える前に切り替えます
- 製品に劣化がある:ひび割れ、空気漏れ、ぐらつきは使用中止の理由になります
- 置き場所をどう変えても動線に無理がある:住まいと合っていない可能性があります
見直しの選択肢
切り替え先はひとつではありません。「別のベビーバスを買う」以外の選択肢も含めて考えてみてください。
- 置き場所を変える:費用ゼロで印象が変わることがあります
- タイプを変える:ふくらませるタイプと樹脂製では、手間の寄り方が逆になります
- 補助の道具を足す:滑り止めマットや空気入れなど、ひとつ足すだけで解決することがあります
- 座らせる道具へ移行する:対象月齢と耐荷重を満たしているかを必ず確認します
- 大人の浴槽へ移行する:水深が深くなるため、注意の質が変わります
公平に見るということ
最後に、あらためて強調しておきたいことがあります。「使いづらい」という評価は、その人の住まい・体格・生活リズムの上に成り立ったものであり、そのまま自分に当てはまるとは限りません。逆に「使いやすい」という評価も同じです。判断材料として参考にしつつ、最終的には自分の置き場所の寸法、収納の余裕、扱う人の体格に照らして決めるのが確実です。
そして、製品のラインナップ、サイズ、対象月齢、耐荷重は時期によって見直されることがあります。この記事の内容はタイプ別の一般的な性質であり、購入判断の前には必ず公式サイトと取扱説明書で最新の仕様をご確認ください。どのタイプを選んでも変わらないのは、使用前に空気漏れ・破損・ぐらつきがないかを確認すること、お湯の温度は必ず大人が確かめること、そして少しの水深でも溺水は起こりうるという前提で絶対に目を離さないことです。使わなくなった道具の扱いについてはベビー用品を売るならどこかもあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. リッチェルのベビーバスは本当に使いづらいのですか?
A. 使いづらいと感じるかどうかは、住まいの環境と生活動線によって大きく変わります。よく挙がるのは、空気の出し入れが面倒、お湯を捨てにくい、赤ちゃんを支えにくい、置き場所や収納が合わない、お手入れに手間がかかる、という5つの場面です。これらの多くはタイプごとの性質から生まれるもので、置き場所を変える、道具をひとつ足す、手順の順番を変えるといった工夫で改善できることもあります。仕様は公式サイトと取扱説明書でご確認ください。
Q. 空気を入れるのが面倒です。何かいい方法はありますか?
A. 使う期間のあいだは膨らませたまま置ける場所を確保できないか検討してみてください。定位置が決まれば、空気を入れる回数そのものが大きく減ります。あわせて、口で吹き込むのではなく足踏み式や手押し式の空気入れを使うと時間が短くなります。ただし、空気の入れ具合は製品ごとに目安が決められているため、面倒だからと自己判断で減らすことは避け、必ず取扱説明書の指示に従ってください。膨らませたまま置く場合も、使用前の点検は毎回行ってください。
Q. お湯を捨てるのが重くて大変です。どうすればいいですか?
A. 持ち上げる量を減らすか、運ぶ距離を減らすかのどちらかで考えます。お湯を必要以上に張らない、排水口の近くに置く、洗面器などで少しずつ汲み出してから傾ける、といった方法が現実的です。買う前の段階なら排水栓のある製品を選ぶのがいちばん効きます。いずれの場合も、赤ちゃんを入れたまま本体を動かしたり傾けたりせず、必ず先に抱き上げて安全な平らな場所に寝かせてから作業してください。
Q. 赤ちゃんが滑って支えにくいときは、タオルなどで固定してもいいですか?
A. いけません。タオルやクッションで体を固定する、想定されていない補助具を使うといった対応は、製品が想定していない使い方であり、かえって危険を増やします。まずは、タオルや着替えを始める前にすべて手の届く位置にそろえて途中で体勢を崩さないようにすること、置き場所の高さや大人の立ち位置を見直すことを試してください。支えにくさが強くなってきた場合は、体重が耐荷重に近づいていないか、内寸に対して窮屈になっていないかも確認してください。
Q. 工夫しても合わないときはどうすればいいですか?
A. 無理に使い続けず、道具や置き場所を見直すほうが安全です。置き場所を変えるだけで印象が変わることもありますし、ふくらませるタイプと樹脂製ではかかる手間の性質が逆なので、タイプを変えるのも選択肢になります。体格が製品の想定に近づいているなら、対象月齢と耐荷重を確認したうえでバスチェアや大人の浴槽への移行を検討してください。判断に迷うときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
この記事のまとめ
- 使いづらさは空気の出し入れ・排水・支えにくさ・置き場所・お手入れの5つの場面に整理できる
- 多くはタイプの性質と住まいの環境が噛み合っていないことが原因で、工夫で改善できる場合がある
- 空気圧を自己判断で変える、体をタオルで固定するなど、想定外の使い方で埋めてはいけない
- お湯を捨てる・本体を動かす作業は、必ず赤ちゃんを抱き上げて安全な場所へ移してから行う
- 工夫しても合わないなら道具や置き場所を見直す。どの場面でも目を離さないことが最優先
EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 編集部担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年11月08日
