リッチェルのベビーバスの使い方|準備から片付けまでの流れ
リッチェルのベビーバスの使い方は、「①置き場所を決めて必要なものを手元にそろえる → ②お湯を張って大人が温度を確認する → ③赤ちゃんを入れて支えながら洗う → ④先に赤ちゃんを安全な場所へ移してからお湯を捨て、洗って乾かす」という4段階で考えると、迷わず進められます。この流れのどの段階でも共通する最重要事項は、赤ちゃんをベビーバスに入れているあいだ絶対に目を離さず、その場を離れないことです。少しの水深でも溺水は起こりうると公的機関が繰り返し注意喚起しています。なお、製品ごとに手順や注意事項が異なるため、実際の使用にあたっては必ず公式サイトと取扱説明書で最新情報をご確認ください。
はじめてベビーバスを使うときは、「どこに置けばいいのか」「お湯はどれくらい入れるのか」「片付けはどうするのか」と、一つひとつが手探りになりがちです。特に最初のうちは片手で赤ちゃんを支えたまま作業することになるため、準備が不十分だと途中で身動きが取れなくなってしまいます。この記事では、リッチェルのベビーバスを使う流れを準備から片付けまで順番に整理し、あわせて使用前に必ず確認したい点検項目と、つまずきやすい場面への対処をまとめます。沐浴の回数や洗い方といった育児上の指導には踏み込まず、器具の扱い方に絞って解説します。
この記事でわかること
- ベビーバスを使う流れを、準備・お湯張り・使用中・片付けの4段階で整理した具体的な手順
- 使用前に確認する空気漏れ・破損・ぐらつきの点検項目と、お湯の温度確認の考え方
- 赤ちゃんを支えながら作業するために、事前にそろえておきたいものと配置の工夫
- お湯の捨て方、洗い方、乾かし方など、片付けでつまずきやすい場面への対処
★ あわせて準備したい
ベビーバスまわりでそろえておくと動きがラクになるもの
ベビーバスを使う日は、片手がふさがった状態で作業が続きます。そのため、湯温計、ガーゼやスポンジ、着替え一式、バスタオル、保湿用品などを、手を伸ばせば届く位置にまとめておくと動きがぐっとラクになります。お湯を捨てるときに便利な手桶や、床の水を吸わせるマットも役立ちます。ベビーバス本体を選ぶときは、外寸・対象月齢・耐荷重・排水栓の有無を必ず確認し、最新の仕様は公式サイトと取扱説明書でご確認ください。
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01 結論|ベビーバスの使い方は4段階で考えると迷わない
最初に全体像をお伝えします。ベビーバスの使い方は、「準備」「お湯を張る」「使用中」「片付け」の4段階に分けて考えると、やることが整理され、途中で慌てずに済みます。特にはじめのうちは、赤ちゃんを支えながら片手で作業する場面が続くため、段取りが決まっているかどうかで負担がまったく違ってきます。
リッチェルのベビーバスには、空気を入れてふくらませるタイプ、樹脂製の据え置きタイプ、座らせて使うチェア型などがあり、タイプによって準備と片付けの手順が変わります。ふくらませるタイプなら空気を入れる工程が加わりますし、排水栓のある製品ならお湯を捨てる工程が大きく変わります。ここでは共通する骨格を示したうえで、タイプごとの違いにも触れていきます。個別の手順や注意事項は製品ごとに定められているため、必ず取扱説明書に従ってください。
| 段階 | やること | いちばんの注意点 |
|---|---|---|
| ①準備 | 置き場所を決め、必要なものを手の届く位置にそろえる | 途中で取りに行かなくて済む配置にする |
| ②お湯を張る | 本体を点検し、お湯を入れて大人が温度を確認 | 赤ちゃんを入れる前に必ず温度を確かめる |
| ③使用中 | 体を支えながら洗う | 絶対に目を離さない・その場を離れない |
| ④片付け | 先に赤ちゃんを移してからお湯を捨て、洗って乾かす | 赤ちゃんが安全な場所にいることを確認してから作業 |
準備にかける時間が、結果的にいちばんの近道
実際に使ってみると分かりますが、つまずきの多くは「準備不足」から生まれます。タオルを取りに行こうとして赤ちゃんから離れそうになる、着替えが見当たらず焦る、お湯が思ったより冷めていた——こうした場面は、始める前の数分で防げるものがほとんどです。準備を丁寧にやることが、結果としていちばん時間の節約になります。
- 置き場所を決め、平らで滑らない状態にしておく
- 着替え・おむつ・タオルを、広げてすぐ使える形にしておく
- 湯温を確かめる手段を用意しておく
- お湯を捨てる段取りまで、始める前にイメージしておく
- スマートフォンや来客への対応を、あらかじめ切っておく
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02 【最重要】使い始める前に必ず確認する安全のチェック
手順の説明に入る前に、必ずお読みいただきたい内容です。乳児の入浴では溺水が最大のリスクであり、少しの水深でも起こりうることを、消費者庁や国民生活センターなどの公的機関が繰り返し注意喚起しています。これは製品の良し悪しではなく、使い方でしか防げない領域です。
【最重要・必ずお読みください】赤ちゃんをベビーバスに入れているあいだは、絶対に目を離さず、その場を離れないでください。玄関の呼び鈴が鳴っても、電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、赤ちゃんを残して離れてはいけません。どうしても動く必要があるときは、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に移動してください。「すぐ戻るから」「数秒だけ」という判断が事故につながります。少しの水深でも溺水は起こりうるという前提で、常に手の届く位置を保ってください。
お湯を入れる前の点検
使うたびに、本体の状態をさっと確認する習慣をつけてください。買ったときは問題がなくても、使ううちに劣化していきます。
- 空気漏れ:ふくらませるタイプは、栓のゆるみ、接合部のはがれ、押したときに沈み込む箇所がないかを確認します
- ひび割れ・変形:樹脂製は、細かいひびや白く筋が入った箇所がないかを見ます
- ぐらつき:置いた状態で前後左右に軽く揺すり、安定しているかを確かめます
- 滑り:置き場所が濡れていると本体ごと滑ります。足元の水気も拭いておきます
- 部品の状態:チェア型はベルト、脚部の滑り止め、金具のゆるみを確認します
お湯の温度についての考え方
お湯の温度は、必ず大人が自分の手や湯温計で確かめてから赤ちゃんを入れてください。給湯器の設定温度と実際に出るお湯の温度は一致しないことがあり、途中で温度が変わることもあります。一般には体温よりやや高い程度が目安として案内されることが多いのですが、この記事で具体的な数値を断定することはしません。取扱説明書に記載がある場合はそれに従い、その日の室温や赤ちゃんの体調に応じて調整してください。心配なときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。
- 熱いお湯を先に入れてから水で薄める段取りは、途中で赤ちゃんを入れてしまう危険があるため避ける
- お湯を足すときは、赤ちゃんに直接かからない位置から少しずつ入れる
- 浴室のシャワーは出し始めの温度が不安定なため、必ず手で確認してから使う
- 室温が低いと、お湯の温度が適切でも体は冷えやすくなる
なお、沐浴の時間や回数、洗う順番といった育児上の指導については、産院や自治体の保健師から受けた説明を優先してください。この記事はあくまで器具の扱い方を扱っています。
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03 STEP1 準備|置き場所を決めて必要なものを手元にそろえる
最初の工程は準備です。ここでどれだけ「途中で立ち上がらなくて済む状態」をつくれるかが、その後のすべてを決めます。
置き場所を決める
ベビーバスを置く場所は、浴室の床、洗面台の上、キッチンのシンクまわり、専用のスタンドの上などが考えられます。選ぶ基準は「平らであること」「滑らないこと」「大人が無理な姿勢にならないこと」の3つです。台の上に載せる場合は、載せたときにぐらつかないか、お湯を入れた重さに台が耐えられるかを事前に確かめてください。
- 床置きは安定するが、大人がしゃがむため腰への負担が大きい
- 台上は姿勢がラクだが、落下の危険が増すため必ず手を添える
- キッチンで使う場合は、使用前後にシンクをよく洗い、衛生面に配慮する
- どの場所でも、大人が手を伸ばせば届く距離を保てるかを最優先で考える
手元にそろえておくもの
赤ちゃんを入れたあとに取りに行くものが一つでもあると、その瞬間に離れるリスクが生まれます。始める前に、次のものをすべて手の届く位置に配置してください。
- バスタオル:広げてすぐくるめる状態にしておく
- 着替えとおむつ:重ねて順番にすぐ着せられるようにしておく
- 洗うためのもの:ガーゼ、やわらかいスポンジ、洗浄料など
- 保湿用品:必要に応じて、着替えの近くに置く
- 湯温を確かめる手段:湯温計を使う場合は先に用意する
- かけ湯用の手桶:あると仕上げの湯をかけやすい
【準備のコツ】着替えは「上から順に重ねる」のがポイントです。肌着とウェアをあらかじめ袖を通した状態で重ねておくと、片手でも着せやすくなります。バスタオルは広げてひし形に置いておくと、そのまま包み込めます。タオル類の選び方については別記事も参考にしてください。
ふくらませるタイプは空気を入れる工程が加わる
空気を入れるタイプの場合、この準備段階で本体をふくらませます。空気入れを使うと短時間で済み、口で吹き込むより衛生的です。入れ具合の目安は製品によって異なるため、必ず取扱説明書の指示に従ってください。入れすぎは接合部に負担がかかり、少なすぎると形が保てず支えの役目を果たしません。使用前には必ず、押してみて空気が抜けていないかを確かめてから使ってください。
沐浴後に使うタオルの選び方についてはベビー用バスタオルの選び方、着替えの下準備についてはベビー服の水通しはいつ行うかもあわせてご覧ください。
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04 STEP2 お湯を張る|量の考え方と温度の確認
準備が整ったら、お湯を張ります。この工程で必ず守るのは、「赤ちゃんを入れる前に大人が温度を確かめること」と「お湯の量を欲張らないこと」の2点です。
お湯の量の考え方
お湯は多ければよいというものではありません。量が多いほど体が浮きやすく、支えにくくなります。また、少しの水深でも溺水は起こりうるため、「浅いから大丈夫」という考え方もしないでください。製品に水位の目安線がある場合はその表記に従い、ない場合は赤ちゃんの体格に合わせて、支えたときに顔が確実に水面より上に保てる量にとどめます。
- お湯が多いと体が浮き、片手で支えるのが難しくなる
- お湯が少なすぎると体が冷えやすくなるため、室温もあわせて考える
- 製品に水位表示がある場合は必ずその範囲を守る
- お湯を入れた状態のベビーバスは非常に重くなるため、移動させない
温度を確認する手順
お湯を張り終えたら、必ず全体をかき混ぜてから温度を確認してください。上のほうと底のほうで温度が違うことがあり、表面だけ触っても実際の温度は分かりません。手首の内側やひじで触れる方法が広く案内されていますが、感覚には個人差があるため、湯温計を併用すると確実です。具体的な数値は取扱説明書や産院・保健センターの案内に従い、その日の室温や赤ちゃんの体調に合わせて調整してください。
- お湯を入れ終えたら、手でよくかき混ぜてから確認する
- 確認は入れる直前に行う。準備に時間がかかったら再度確かめる
- 途中でお湯を足すときは、必ず赤ちゃんに直接かからない位置から入れ、入れたあとに再度混ぜて確認する
- 浴室のシャワーは急に熱くなることがあるため、赤ちゃんの近くでは使わない
【やけどにも注意】ベビーバスの近くに熱いお湯の出る蛇口やシャワーがある場合、赤ちゃんが手足を伸ばして触れないか、大人がうっかり操作しないかを確認してください。給湯温度の設定が高いままだと、蛇口をひねった瞬間に熱いお湯が出ることがあります。使い始める前に、給湯温度の設定と蛇口の位置関係を確かめておきましょう。
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05 STEP3 使用中|支え方の基本と、目を離さないという原則
いよいよ赤ちゃんをベビーバスに入れる工程です。ここでの原則はひとつ、「常に体を支え、目を離さない」ことに尽きます。製品の形状が体を受け止めるつくりであっても、それに頼りきってはいけません。
入れるときの基本動作
抱き上げた状態から、ゆっくりと足のほうから入れていくのが一般的な方法として案内されています。急に入れると驚いてしまいますし、大人の体勢も崩れやすくなります。入れたあとは、頭と首まわりを支える手を離さないようにします。
- 足元から少しずつ入れ、体をお湯に慣れさせる
- 頭と首を支える手は、洗っているあいだも離さない
- 石けんや洗浄料で手や体が滑りやすくなるため、握り込まず面で支える
- 体が沈み込んだり傾いたりしたら、すぐに支え直す
- 途中で泣き出しても、慌てて手を離さない
絶対にやってはいけないこと
次の行動は、どんな事情があっても避けてください。いずれも「ほんの少しの時間」という判断から起こります。
- 赤ちゃんを入れたままその場を離れる:呼び鈴、電話、宅配便、上の子の呼びかけ、いずれの場合も抱き上げて一緒に移動します
- 上の子に見ていてもらう:子どもに見守りを任せてはいけません
- 支えを外して手を洗いに行く:必要なものは事前に手元にそろえておきます
- スマートフォンを操作する:一瞬でも視線がそれる行為は避けます
- 形状に頼って手を離す:支えのある形状でも、それは補助にすぎません
途中で困ったときの対処
作業中に想定外のことが起きたときは、まず赤ちゃんを抱き上げて安全な場所に移すのが最優先です。お湯がぬるくなった、洗浄料が足りない、着替えが見当たらない——どれも、赤ちゃんを一度タオルにくるんで移してから対処すれば解決できます。「このまま急いで済ませよう」と焦るほど、事故のリスクは上がります。
洗浄料の選び方や必要性についてはベビー用洗剤は本当に必要かの考え方も参考になります。
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06 STEP4 片付け|お湯の捨て方と洗浄・乾燥の手順
使い終わったあとの片付けは、「赤ちゃんを安全な場所へ移す」→「お湯を捨てる」→「洗って乾かす」の順で行います。順番を守ることが重要で、赤ちゃんがベビーバスにいる状態でお湯を捨てようとしてはいけません。
お湯を捨てる前にやること
まず赤ちゃんをタオルにくるんで、平らで安全な場所に寝かせます。寝かせる場所は、落下の危険がない位置を選んでください。ソファやベッドの端など、転落の可能性がある場所は避けます。着替えまで済ませてから片付けに移るほうが安心です。
お湯の捨て方
- 排水栓がある製品:栓を抜いて排水します。排水先が浴室の床なら、そのまま流せます
- 排水栓がない製品:手桶などで少しずつ汲み出してから、軽くなった状態で持ち上げて傾けます
- 台の上で使った場合:満水のまま持ち上げると重量で腰を痛めます。必ず汲み出してから動かします
- ふくらませるタイプ:軽いぶん傾けやすいものの、勢いよく傾けると水がはねて足元が滑ります
洗浄と乾燥
お湯を捨てたら、その日のうちに洗って乾かすのが基本です。濡れたまま放置すると、ぬめりやカビの原因になります。
- 内側と外側を水またはぬるま湯でよく流す
- やわらかい布やスポンジで軽く洗う。硬いブラシや研磨剤は表面を傷めるため使わない
- 溝や継ぎ目、栓のまわりなど、水がたまりやすい箇所を重点的に拭く
- 洗剤を使った場合は、赤ちゃんが触れる面をよくすすぐ
- 立てかけるか吊るして、風通しのよい場所で完全に乾かす
【乾燥のコツ】浴室内にそのまま置くと湿気が抜けにくく、乾ききらないことがあります。可能なら浴室の外に出すか、換気扇を回した状態で立てかけてください。ふくらませるタイプは、空気を入れたままのほうが表面が張って乾きやすく、シワの内側に水が残りにくくなります。毎回空気を抜いてしまうと乾燥が不十分になりやすいので、乾かしてから抜く順番がおすすめです。
ぬめり・においが出たときの対処
使っているうちに表面がぬるついてきたら、乾燥が足りていないサインです。よく洗って完全に乾かす日を作ると改善することが多くあります。においが取れない、変色が進んだ、素材が硬くなってきたといった変化が出た場合は、無理に使い続けず買い替えを検討してください。清掃方法について製品ごとに指定がある場合は、必ず取扱説明書の指示に従ってください。
07
07 使い方でつまずきやすい場面と、その対処法
最後に、実際に使い始めてから「困った」となりやすい場面をまとめます。多くは準備や段取りで解決できるものです。
よくある困りごとと対処
| 困りごと | 主な原因 | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 片手がふさがって作業できない | 必要なものが手元にない | 始める前にすべて手の届く位置に配置する |
| お湯がすぐぬるくなる | 室温が低い、お湯の量が少ない | 室温を整え、準備を短くして手早く進める |
| 腰が痛くなる | 床置きでしゃがむ姿勢が続く | 台の上に置く、または高さのある場所に変える |
| 本体が滑る・動く | 置き場所が濡れている | 設置前に水気を拭き、滑り止めを敷く |
| お湯を捨てるのが重い | 満水のまま持ち上げようとしている | 汲み出して軽くしてから傾ける |
| 乾かないまま次の日を迎える | 浴室内に置いたままにしている | 換気し、立てかけるか外に出して乾かす |
大人の姿勢と負担を軽くする工夫
毎日のことなので、大人の体への負担も無視できません。床にしゃがむ姿勢がつらい場合は、置き場所を高くする、風呂用の低い椅子に座って作業する、といった工夫で改善することがあります。ただし高い位置に置くほど、落下したときの危険は大きくなります。高さを上げる場合は、必ず手を添えたまま作業できる配置にしてください。
- 低い椅子に座って作業すると、しゃがむより腰への負担が減る
- 台に載せるときは、載せた状態でぐらつかないかを事前に必ず確認する
- 2人で対応できるときは、洗う人と着替えを渡す人で分担すると安全性も上がる
- 疲れているときは無理をせず、無理のない範囲に切り替える判断も大切
最後にもう一度、いちばん大切なこと
手順を細かく説明してきましたが、もっとも大切なのは、赤ちゃんをベビーバスに入れているあいだ絶対に目を離さず、その場を離れないことです。少しの水深でも溺水は起こりうるという前提で、常に手の届く位置を保ってください。また、使用前には毎回、空気漏れ・破損・ぐらつきがないかを確認してください。「必ず安全」といえる製品や手順は存在しません。使い方に不安があるとき、赤ちゃんの様子に気になる変化があるときは、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科にご相談ください。なお、製品ごとの手順や注意事項、対象月齢や耐荷重は変更されることがあります。実際の使用にあたっては必ず公式サイトと取扱説明書で最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. ベビーバスの使い方の基本的な流れを教えてください。
A. 「①置き場所を決めて必要なものを手の届く位置にそろえる → ②本体を点検してお湯を張り、大人が温度を確認する → ③赤ちゃんを支えながら洗う → ④先に赤ちゃんを安全な場所へ移してからお湯を捨て、洗って乾かす」という4段階です。特に準備の工程を丁寧に行うと、途中で立ち上がる必要がなくなり安全性が高まります。タイプによって空気を入れる工程や排水の方法が変わるため、詳しい手順は取扱説明書をご確認ください。
Q. お湯はどれくらい入れればいいですか?
A. 多ければよいというものではありません。お湯が多いと体が浮いて支えにくくなるため、支えたときに顔が確実に水面より上に保てる量にとどめます。製品に水位の目安表示がある場合は必ずその範囲を守ってください。ただし「浅いから安全」という考え方もしないでください。少しの水深でも溺水は起こりうると公的機関が注意喚起しています。お湯を入れた状態のベビーバスは非常に重くなるので、赤ちゃんを入れる前に置き場所を確定させておきましょう。
Q. 途中で電話や来客があったらどうすればいいですか?
A. 赤ちゃんをベビーバスに残したまま離れることは絶対に避けてください。どうしても対応が必要な場合は、赤ちゃんを抱き上げてタオルにくるみ、一緒に移動してください。上の子に見ていてもらう、という対応も避けます。そもそも中断が起きにくいよう、始める前にスマートフォンの通知を切り、宅配の受け取り時間帯を避けるといった準備をしておくと安心です。
Q. お湯を捨てるときはどうするのが安全ですか?
A. まず赤ちゃんをタオルにくるんで、落下の危険がない平らな場所に移してから作業してください。排水栓のある製品は栓を抜いて排水します。栓がない場合は、手桶などで少しずつ汲み出して軽くしてから傾けます。満水のまま持ち上げると重量で腰を痛めたり、足元が滑ったりする危険があります。台の上で使った場合は特に、必ず汲み出してから動かしてください。
Q. 使ったあとのお手入れはどうすればいいですか?
A. その日のうちに内側と外側を流し、やわらかい布やスポンジで軽く洗い、溝や継ぎ目の水気を拭き取ってから完全に乾かします。硬いブラシや研磨剤は表面を傷めるため使いません。浴室内に置いたままだと乾ききらないことがあるので、換気するか外に出して立てかけてください。ふくらませるタイプは空気を入れたまま乾かすと表面が張って水が残りにくくなります。清掃方法に製品ごとの指定がある場合は取扱説明書に従ってください。
この記事のまとめ
- ベビーバスの使い方は、準備・お湯張り・使用中・片付けの4段階に分けて考えると迷わない
- 準備でタオル・着替え・洗うものをすべて手の届く位置にそろえ、途中で立ち上がらなくて済む状態をつくる
- 使用前に空気漏れ・ひび割れ・ぐらつきを点検し、お湯は必ず大人がかき混ぜてから温度を確認する
- 少しの水深でも溺水は起こりうる。呼び鈴や電話が鳴っても赤ちゃんを連れて移動し、絶対に目を離さない
- 片付けは赤ちゃんを安全な場所に移してから。手順や注意事項は公式サイトと取扱説明書で最新情報を確認する
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EDITORIAL TEAM
こもれび編集部 | 編集部担当
監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム
本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。
最終更新日: 2026年11月03日
