ベビーベッドを買うべきかどうかは「使用期間の見込み」と「設置スペース」で決まります。二人目以降も使う予定がある、上の子やペットがいて床置き寝が不安、という家庭は購入が向いています。一方で「一人目でお試ししたい」「使う期間が数か月かもしれない」という場合は、レンタルや布団での代用も十分に合理的な選択です。

ベビーベッドは新品購入で1万〜5万円程度(目安)と出産準備の中でも大きな買い物のうえ、置き場所も取るため、買ってから後悔したという声が少なくないアイテムです。この記事では、買う派・買わない派それぞれの判断基準、購入とレンタルの費用比較、標準サイズとミニサイズの選び方、安全基準の確認ポイントまで、購入前に知っておきたいことをまとめて解説します。

この記事でわかること

  • ベビーベッドを「買うべき家庭」「レンタル・代用でよい家庭」の判断基準
  • 購入とレンタルの費用比較の目安と損益分岐点の考え方
  • 標準サイズ・ミニサイズ・折りたたみ式の違いと選び方
  • PSCマーク・SGマークなど購入前に確認したい安全基準

★ あわせて準備したい

省スペースで人気のミニサイズベビーベッド

日本の住宅事情ではミニサイズ(内寸90×60cm)のベビーベッドが扱いやすく、リビングと寝室の移動がしやすいキャスター付きが人気です。対象月齢や安全基準の表示を確認して選びましょう。

1万〜5万円 ベビーベッド新品購入の価格帯の目安
サイズ・機能により幅あり・公式で要確認
月2千〜4千円 ベビーベッドレンタル料の目安
標準サイズ・業者により異なる
1歳前後 ベビーベッド卒業の目安時期
つかまり立ち開始で見直す家庭が多い

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01 結論|ベビーベッドを買うべき家庭・買わなくてよい家庭

最初に結論からお伝えします。ベビーベッドの購入が向いているのは、次のような家庭です。

  • 二人目以降も使う予定がある:長期間使うほど購入のほうが割安になります。
  • 上の子やペットがいる:床置きの布団だと踏まれたり触られたりする心配があり、高さのあるベッドの安心感が大きいです。
  • 大人がベッドで寝ている:赤ちゃんだけ布団に寝かせると目線が離れるため、ベッド横に並べられるベビーベッドが便利です。
  • 腰への負担を減らしたい:ハイタイプならおむつ替えや抱き上げのたびにかがまずに済みます。

反対に、一人目で使うかどうか未知数、部屋が狭い、里帰り期間が長いという家庭は、まずレンタルやベビー布団での代用から始めるのが堅実です。ベビーベッドは「寝てくれるかどうか」が赤ちゃんの個性に左右されるため、購入前に使用イメージを具体的に持てるかが分かれ目になります。

なお、生後間もない時期の赤ちゃんを大人用ベッドに一人で寝かせるのは転落や窒息のリスクがあるとして、消費者庁も注意を呼びかけています。ベビーベッドを買う・買わないにかかわらず、「赤ちゃん専用の安全な寝床を用意する」こと自体は必須と考えてください。

01 結論|ベビーベッドを買うべき家庭・買わなくてよい家庭
写真: Anna Shvets / Pexels

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短期間だけ使うならレンタルも選択肢(PR)

ベビー用品レンタル

02 ベビーベッドを買うメリット・デメリット

購入を判断する前に、メリットとデメリットを整理しておきましょう。

買うメリット

  • 好きな期間まで使える:レンタルと違い返却期限がなく、つかまり立ち後もベビーサークルや収納棚として転用できる商品もあります。
  • 二人目以降はほぼ追加費用ゼロ:きょうだいで使い回せば1人あたりのコストは大きく下がります。
  • 新品を選べる:衛生面が気になる方には新品購入の安心感があります。
  • 売却・譲渡できる:状態がよければフリマアプリや リサイクルショップで手放せます。

買うデメリット

  • 初期費用が大きい:本体1万〜5万円程度(目安)に加え、専用マットレスや敷布団も必要です。
  • 使わなかったときの損失:ベッドで寝てくれない赤ちゃんも一定数おり、その場合は物置化しがちです。
  • 処分の手間:粗大ごみ扱いになる自治体が多く、解体や搬出の手間がかかります。
  • 設置スペースが必要:標準サイズは布団1枚分近い床面積を占有します。

デメリットの多くは「ミニサイズを選ぶ」「使用期間を割り切る」ことで軽減できます。次の章で費用面を具体的に比較します。

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03 購入とレンタルの費用比較|損益分岐点は約6か月〜1年

ベビーベッドはレンタル市場が発達しており、費用の比較がしやすいアイテムです。金額はいずれも目安で、実際の料金は各社公式サイトで必ず確認してください。

  • 新品購入:本体1万〜5万円程度+マットレス・布団セット5千〜1万5千円程度
  • レンタル:標準サイズで月2千〜4千円程度、6か月パックで1万〜2万円程度
  • 中古購入:数千円〜2万円程度(状態・年式により幅が大きい)

単純計算では、使用期間が6か月〜1年を超えるなら購入、それ以下ならレンタルが割安になるケースが多いです。たとえば2万円のベッドを1年使えば月あたり約1,700円で、レンタルより安くなります。さらに二人目でも使えば実質コストは半分です。

一方、レンタルには「合わなければ返せる」「処分の手間がない」「使用期間だけ払えばよい」という金額に表れない価値があります。特に、生後4か月ごろまでの里帰り先用や、寝てくれるか試したい最初の数か月はレンタルとの相性が抜群です。「まずレンタルで試して、長く使えそうなら購入に切り替える」という二段構えも実際によく選ばれています。

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04 標準サイズ・ミニサイズ・折りたたみ式の違いと選び方

買うと決めたら、次はサイズとタイプ選びです。日本のベビーベッドは内寸で大きく2種類に分かれます。

標準サイズ(内寸120×70cm)

ゆったり使えて2歳ごろまで対応する商品が多いのが特長です。そのぶん設置には約1畳分のスペースが必要で、6畳の寝室に大人用ベッドと並べると圧迫感が出ます。子ども部屋や広めの寝室がある家庭向きです。

ミニサイズ(内寸90×60cm)

設置面積が小さく、キャスター付きなら室内の移動も楽です。対象は1歳ごろまでの商品が中心で、使用期間は短めですが、「実際にベッドを使うのは1歳ごろまで」という家庭が多いことを考えると、日本の住宅では現実的な選択肢です。

折りたたみ式・プレイヤードタイプ

使わないときに畳める構造で、帰省や部屋の移動が多い家庭に向きます。代表的な商品にアップリカの「ココネル エアー」があり、成長に合わせてプレイヤードとしても使える設計です(仕様・対象月齢は公式サイトで要確認)。

そのほか、カトージのように高さ調節やハイタイプの品ぞろえが豊富な専業メーカー、ファルスカの「ミニジョイントベッド」のようにベビーサークルへ組み替えられる商品もあります。「どこに置くか」を先にメジャーで測ってからサイズを決めるのが失敗しない鉄則です。

02 ベビーベッドを買うメリット・デメリット
写真: Anna Shvets / Pexels

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05 安全基準のチェック|PSCマーク・SGマークを必ず確認

ベビーベッドは、消費生活用製品安全法で「特別特定製品等」に指定されており、国の技術基準に適合したことを示すPSCマークがない製品は国内で販売できません。購入時は次の点を確認しましょう。

  • PSCマークの有無:新品はもちろん、中古やフリマアプリで入手する場合も必ず確認します。
  • SGマークの有無:製品安全協会の任意基準に適合した製品に付き、万一の際の対人賠償措置もあります。
  • 柵の高さと格子の間隔:床板を下げた状態で柵が十分に高いか、赤ちゃんの頭や手足が挟まらない間隔か。
  • 床板の高さ調節:つかまり立ちが始まったら床板を最下段に下げられる構造が安心です。
  • 収納扉・スライド扉のロック:使用中は必ずロックする前提の構造かどうか。過去には扉の閉め忘れによる転落事故も報告されています。

また、ベッド内には枕やぬいぐるみ、掛け布団などの柔らかいものを置かないことが窒息予防の基本です。こども家庭庁や消費者庁も、赤ちゃんの就寝環境について注意喚起を行っています。安全に関する最新情報は公的機関の発表を確認してください。

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06 いつ・どこで買う?|購入時期と買い方のコツ

ベビーベッドを買うタイミングは、妊娠8か月ごろまでに注文し、臨月前に組み立てまで終えるのが理想です。理由は次のとおりです。

  • 大型商品のため、配送に日数がかかる場合がある
  • 組み立てに1〜2時間かかる商品が多く、産後に行うのは負担が大きい
  • 寝室のレイアウト変更や動線の確認に時間がかかる

購入先は、実物を確認できるベビー用品店(アカチャンホンポ、西松屋、ベビーザらスなど)と、品ぞろえと価格で選べる通販(Amazon、楽天市場、メーカー直販)が中心です。店舗で実物の高さや柵の操作感を確かめてから、通販で価格を比較して買うという流れが満足度の高い買い方です。

中古で買う場合は、PSCマークの有無に加えて、リコール対象になっていないか、ねじの緩みや床板の割れがないかを確認しましょう。製造から年数が経った製品は、現行の安全基準を満たしていない可能性もあるため、赤ちゃんが毎日寝る場所であることを考えると、新品またはレンタルを優先するのが無難です。

最後にもう一度まとめると、長く使う見込みと置き場所があるなら購入、迷いがあるならレンタルから。この順番で考えれば、ベビーベッド選びで大きく後悔することはありません。

この記事のまとめ

  • ベビーベッドは「二人目以降も使う」「上の子・ペットがいる」「大人がベッド寝」の家庭は購入が向いている
  • 使用期間6か月〜1年が購入とレンタルの損益分岐点の目安。迷うならレンタルで試してから購入が堅実
  • 日本の住宅ではミニサイズ(内寸90×60cm)や折りたたみ式が扱いやすく、置き場所の採寸が選び方の第一歩
  • PSCマークのない製品は販売不可。中古入手時もPSCマーク・SGマーク・リコール情報を必ず確認する
  • 購入は妊娠8か月ごろまでに注文し、産前に組み立てとレイアウトを済ませておくと安心

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. ベビーベッドは買うべきですか?レンタルで十分ですか?

使用期間が6か月〜1年を超える見込みなら購入、それ以下やお試しならレンタルが割安になるケースが多いです。二人目以降も使う予定、上の子やペットがいる家庭は購入のメリットが大きくなります。

Q. ベビーベッドはいつまで使えますか?

商品の対象月齢は24か月までのものが多いですが、実際にはつかまり立ちが始まる1歳前後で卒業する家庭が多数派です。つかまり立ち後は床板を最下段に下げて使うか、使用をやめて安全な寝床に切り替えます。

Q. 標準サイズとミニサイズはどちらを買うべきですか?

設置スペースに余裕があり長く使いたいなら標準サイズ(内寸120×70cm)、寝室が狭い・移動させたいならミニサイズ(内寸90×60cm)が向きます。まず置き場所を採寸してから決めるのが失敗しないコツです。

Q. 中古のベビーベッドを買っても大丈夫ですか?

PSCマークが付いているか、リコール対象でないか、ねじの緩みや破損がないかを必ず確認してください。年式が古い製品は現行の安全基準を満たさない場合があるため、不安があれば新品かレンタルをおすすめします。

Q. ベビーベッドを買う時期はいつがいいですか?

妊娠8か月ごろまでの注文がおすすめです。大型配送に日数がかかることがあり、組み立てやレイアウト変更も産前に済ませておくと安心です。里帰り出産の場合は、自宅に戻る時期に合わせて手配しましょう。

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こもれび編集部
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