ジョイントマットは、赤ちゃんが寝返り・ハイハイ・つかまり立ちをする時期(生後5か月〜2歳ごろ)のフローリングの家庭には、用意する価値が高いアイテムです。転倒時の衝撃をやわらげ、階下への生活音や床の傷の対策にもなる一方、掃除の手間やカビのリスクといったデメリットもあるため、住環境によっては不要な場合もあります。

「ジョイントマットは必要か、それとも買っても使わなくなるのか」で迷う方は多いはずです。この記事では、ジョイントマットが必要と言われる理由と「いらなかった」派の意見を整理したうえで、必要な家庭・不要な家庭の判断基準、厚み・サイズ・素材で失敗しない選び方、敷く範囲や枚数の目安、代用品まで具体的に解説します。

この記事でわかること

  • ジョイントマットが必要と言われる4つの理由(転倒対策・防音・床の傷防止・底冷え対策)
  • 「いらなかった」派の意見と、購入後に後悔しやすいポイント
  • 必要な家庭・不要な家庭を見分けるチェックリスト
  • 厚み・サイズ・素材で失敗しない選び方と、敷く範囲・枚数の目安

★ あわせて準備したい

大判・厚手のジョイントマット

転倒対策を重視するなら、厚み2cm前後の大判タイプが定番です。継ぎ目が少ないぶんほこりがたまりにくく、サイドパーツ付きならふちの浮きやかじり対策にもなり、見た目もすっきり仕上がります。

8〜11か月ごろ つかまり立ちが始まる時期の目安
尻もち・転倒への備えが特に重要になる
1〜2cm 市販ジョイントマットの主な厚み
転倒対策を重視するなら2cm前後が安心
約60cm 大判タイプの1辺の目安
継ぎ目が少なく掃除の手間も減らせる

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01 結論|ジョイントマットが必要かは「床材と発達段階」で決まる

結論から言うと、フローリングの部屋で赤ちゃんを長時間過ごさせる家庭には、ジョイントマットはほぼ必須といえるアイテムです。寝返りやハイハイが始まる生後5〜6か月ごろから、歩行が安定する2歳ごろまでは、転倒や尻もちで頭を打つリスクが高い時期が続きます。硬い床の上にクッション性のあるマットを敷いておくだけで、万一のときの衝撃を大きくやわらげられます。

一方で、リビング全体に厚手のカーペットが敷かれている家庭や、畳の部屋で過ごす時間が長い家庭では、床自体にある程度のクッション性があるため、必ずしも買い足す必要はありません。つまり「必要かどうか」は、床の硬さ・集合住宅かどうか・赤ちゃんの発達段階の3点で判断するのが現実的です。

  • フローリング+つかまり立ち前後の時期:必要度は高い
  • 集合住宅で階下への音が気になる:必要度は高い
  • 厚手カーペットや畳が中心の間取り:優先度は下がる

迷っている場合は「赤ちゃんが日中過ごす2〜3畳分だけ敷く」という小さく始める方法もあり、数千円程度から試せます。

01 結論|ジョイントマットが必要かは「床材と発達段階」で決まる
写真: Sukhen Halder / Pexels

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02 ジョイントマットが必要と言われる4つの理由

先輩ママ・パパの多くが出産準備や離乳食期の前にジョイントマットを用意するのには、はっきりした理由があります。

  • ①転倒・転落時の衝撃をやわらげる:消費者庁も、乳幼児の転倒・転落によるけがへの注意を繰り返し呼びかけています。つかまり立ちの時期は後ろ向きに尻もちをついて後頭部を打ちやすく、クッション性のある床材は基本の安全対策になります。
  • ②生活音・足音の防音対策になる:マンションやアパートでは、おもちゃを落とす音やハイハイのどすどすという振動が階下に響きがちです。厚み1cm以上のマットを敷くと、体感できるレベルで音がやわらぎます。
  • ③床の傷・汚れを防ぐ:おもちゃによる傷、ミルクの吐き戻し、離乳食の食べこぼしから床を守れます。賃貸住宅の原状回復対策としても有効です。
  • ④冬の底冷え対策になる:フローリングは冬場に冷えやすく、床にじかに座って遊ぶ時間が長い赤ちゃんの冷え対策としても役立ちます。

特に①と②は、実際にひやりとする場面を経験してから「やっぱり必要だった」と気づくことが多いポイントです。つかまり立ちが始まる8〜11か月ごろまでに用意しておくと安心です。

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03 「いらなかった」派の意見も確認|デメリットと後悔しやすい点

一方で、「買ったけれど使わなくなった」という声にも耳を傾けておきましょう。主なデメリットは次のとおりです。

  • 掃除の手間が増える:継ぎ目にほこりや食べかすが入り込み、定期的にはがして拭き掃除をする必要があります。
  • カビ・雑菌のリスク:床とマットの間に湿気がこもると、カビが発生することがあります。加湿器を使う冬場や、結露しやすい部屋は特に注意が必要です。
  • 部屋の印象が変わる:色や柄によってはリビングが子ども部屋一色の雰囲気になります。
  • かじり・誤飲の心配:歯が生え始めた赤ちゃんがふちや継ぎ目をかじってちぎることがあり、小さな破片の誤飲には注意が必要です。

ただし、これらの多くは「継ぎ目の少ない大判タイプを選ぶ」「定期的にはがして換気する」「サイドパーツでふちを保護する」といった工夫で軽減できます。デメリットを理由に何も敷かない選択をするより、対策とセットで導入するほうが、安全面のメリットが上回る家庭が多いといえます。

【ポイント】カビ対策は「月1回はがして床とマットの裏を乾拭きし、部屋を換気する」だけでも大きく変わります。飲み物をこぼしたときは、その部分だけ外して洗えるのがジョイントマットの利点です。

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04 必要な家庭・不要な家庭の判断基準チェックリスト

迷ったときは、次のチェックリストで判断してみてください。当てはまる項目が多いほど、ジョイントマットの必要度は高くなります。

  • 赤ちゃんが長く過ごすリビングや寝室がフローリングだ
  • 集合住宅で、階下への足音・生活音が気になる
  • つかまり立ち・伝い歩きの時期が近い(生後7か月以降)
  • 賃貸住宅で、床の傷や汚れをできるだけ避けたい
  • 冬場に床の冷えを感じる部屋で過ごすことが多い

逆に、次のような家庭では優先度が下がります。

  • 厚手のカーペットやラグがすでに敷いてある
  • 畳の部屋で過ごす時間が長い
  • ベビーサークルの中に専用のクッションマットを敷いて過ごすことが多い

「部屋全体に敷くかどうか」で考えると迷いますが、実際には赤ちゃんが日中過ごすスペース2〜3畳分だけ敷く家庭が多数派です。生活動線に合わせて少しずつ買い足せるのがジョイントマットの強みなので、まずは最小限の範囲から試して、必要に応じて広げていくのが失敗しない進め方です。

02 ジョイントマットが必要と言われる4つの理由
写真: Tara Winstead / Pexels

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05 後悔しない選び方|厚み・サイズ・素材の3点をチェック

ジョイントマットは見た目が似ていても、使い勝手は製品によって大きく違います。選ぶときは次の3点を確認しましょう。

①厚みは1cm以上、転倒対策重視なら2cm前後

薄手(8mm前後)は価格が手ごろで段差も小さい一方、クッション性と防音性は厚みにほぼ比例します。つかまり立ち期の転倒対策が主目的なら、厚み2cm前後の厚手タイプが安心です。

②サイズは大判(約60cm角)が扱いやすい

約30cm角の小判タイプは部分使いや形の調整に便利ですが、広い範囲に敷くなら約60cm角の大判が主流です。継ぎ目が少ないほどほこりがたまりにくく、はがして掃除する手間も減ります。

③素材は発泡樹脂が定番、におい・安全表示を確認

市販品の多くはクッション性のある発泡樹脂素材で、水拭きできるのが利点です。開封直後は素材のにおいが気になることがあるため、しばらく陰干ししてから使うと安心です。乳幼児向け製品としての安全に関する表示や試験の記載があるかも確認しましょう。アイリスオーヤマ、西松屋、タンスのゲンなどの定番品はサイドパーツや色数も充実しています。価格やセット内容は変わることがあるため、最新情報は各メーカーの公式サイトで確認してください。

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06 いつからいつまで使う?敷く範囲と枚数の目安

敷き始めの目安は、寝返りやずりばいが始まる生後5〜6か月ごろです。頭の位置が高くなるつかまり立ち期(8〜11か月ごろ)までには敷いておきたいところです。卒業の時期は、歩行がしっかり安定して転び方が上手になる2〜3歳ごろが一般的ですが、防音目的ならそれ以降も使い続ける家庭が多くあります。

必要枚数の目安は次のとおりです。

  • 2畳分:大判(約60cm角)で8〜10枚程度
  • 3畳分:大判で12〜14枚程度
  • 6畳の部屋全体:大判で24〜28枚程度(家具の配置により増減)

部屋の形にぴったり合わないぶんは、はさみやカッターで簡単に切って調整できます。部分敷きにする場合は、赤ちゃんが動き回ってもずれにくいよう、壁際やベビーサークルの位置に合わせて敷くのがコツです。テーブルやテレビ台など、頭をぶつけやすい家具の周りを優先して敷く方法も効果的です。

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07 ジョイントマットの代用品と併用アイデア

「見た目や手入れの面でジョイントマットに踏み切れない」という場合は、代用品との比較も検討しましょう。

  • 1枚もののプレイマット:継ぎ目がなく掃除がしやすいのが最大の利点。折りたたみタイプなら来客時に片付けられます。価格はジョイントマットより高めの傾向です。
  • コルクマット:ナチュラルな見た目で部屋になじみやすく、冬もあたたかい素材感です。表面がはがれやすい製品もあるため、かじり対策は必要です。
  • 厚手のラグ・カーペット:手軽ですが、防水性がなく食べこぼしの染み込みに弱いのが難点です。洗濯機で丸洗いできるタイプを選ぶと扱いやすくなります。

実際には「リビングの遊びスペースはジョイントマット、寝室は厚手ラグ」のように場所ごとに使い分ける家庭も多くあります。結論として、フローリング中心の住まいで0〜2歳の子どもを育てるなら、ジョイントマットまたは同等のクッション材は用意しておくのが安心です。転倒によるけがは一瞬で起こるため、「敷いておけばよかった」と後悔する前に備えておきましょう。

この記事のまとめ

  • フローリングの部屋で0〜2歳児を過ごさせるなら、ジョイントマットの必要度は高い
  • 転倒時の衝撃緩和・防音・床の傷防止・底冷え対策の4つが主なメリット
  • 掃除の手間やカビ・かじりのデメリットは、大判タイプの選択と定期的な換気・サイドパーツで軽減できる
  • 厚みは1cm以上(転倒対策重視なら2cm前後)、サイズは約60cm角の大判が扱いやすい
  • まずは日中過ごす2〜3畳分から敷き、つかまり立ちが始まる前に準備しておくと後悔しない

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. ジョイントマットはいつから敷けばいいですか?

寝返りやずりばいが始まる生後5〜6か月ごろが敷き始めの目安です。遅くとも、転倒のリスクが高まるつかまり立ちの時期(8〜11か月ごろ)までに敷いておくと安心です。ねんね期から敷いて吐き戻し対策に使う家庭もあります。

Q. ジョイントマットは何枚くらい必要ですか?

赤ちゃんが日中過ごすスペース2〜3畳分から始める家庭が多く、大判(約60cm角)なら8〜14枚程度が目安です。部屋全体に敷き詰める場合は6畳で24〜28枚程度必要になります。あとから買い足せるよう、同じシリーズでそろえるのがおすすめです。

Q. ジョイントマットのカビを防ぐにはどうすればいいですか?

月1回程度マットをはがし、床とマットの裏面を乾拭きして部屋を換気するのが基本です。飲み物をこぼしたときはその部分だけ外して洗い、完全に乾かしてから戻します。結露しやすい窓際や加湿器の近くは特にこまめに確認しましょう。

Q. 赤ちゃんがジョイントマットをかじってしまいます。大丈夫ですか?

ちぎれた破片を誤飲する心配があるため、かじり癖が出たら対策が必要です。ふちをサイドパーツで覆う、かじられた部分は交換する、歯固めのおもちゃを渡すなどで対応しましょう。破損したマットをそのまま使い続けるのは避けてください。

Q. ジョイントマットと1枚もののプレイマットはどちらがいいですか?

部屋の形に合わせて自由に調整したい・汚れた部分だけ交換したいならジョイントマット、継ぎ目のない掃除のしやすさを重視するならプレイマットが向いています。価格はジョイントマットのほうが手ごろな傾向があり、まず試すのにも適しています。

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こもれび編集部
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