メルシーポットの洗い方は「使用直後に水かぬるま湯を吸引してチューブ内を流す→パーツを分解して中性洗剤で洗う→しっかり乾燥させる」が基本の流れです。これに加えて、定期的に哺乳瓶用の薬液などで除菌をすれば、衛生的な状態を保てます。

電動鼻水吸引器メルシーポット(シースター株式会社)は吸引力の高さで人気ですが、「正しい洗い方がわからない」「チューブの中まで洗えているか不安」という声も多く聞かれます。この記事では、使用後毎回の基本の洗浄手順、パーツごとの洗い方、除菌の方法と頻度、カビを防ぐ乾燥のコツ、洗ってはいけない部分まで順を追って解説します。

この記事でわかること

  • 使用後すぐにやるべき基本の洗浄手順(通し洗い)
  • ボトル・チューブ・ノズルなどパーツごとの洗い方
  • 除菌のやり方(薬液・煮沸の可否)と頻度の目安
  • カビを防ぐ乾燥のコツと洗ってはいけない部分

★ あわせて準備したい

お手入れ用のグッズを揃えるなら

細いノズルやパーツの奥までしっかり洗うには、専用の洗浄ブラシや哺乳瓶用の除菌剤があると便利です。乾燥スタンドとあわせて揃えると、毎日のお手入れがぐっとラクになります。

毎回 使用後の通し洗いの頻度
水かぬるま湯を吸引してチューブ内を流す
1日1回 パーツを分解して洗う頻度の目安
中性洗剤で洗い流水ですすぐ
週1〜数回 薬液などで除菌する頻度の目安
風邪の流行期や汚れが気になる時期は多めに

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01 洗い方の全体像|「毎回の通し洗い」と「分解洗い」を分けて考える

メルシーポットのお手入れは、レベル別に3段階で考えるとわかりやすくなります。

  • ①使用直後の通し洗い(毎回):コップに入れた水かぬるま湯をノズルから吸引し、チューブ内に残った鼻水を洗い流す
  • ②分解しての洗浄(1日1回が目安):ボトルやノズルなどのパーツを外し、中性洗剤で洗って流水ですすぐ
  • ③除菌(週1〜数回が目安):哺乳瓶用の薬液などで除菌する。風邪の流行期は頻度を上げる

「使うたびに全パーツを完璧に洗わなければ」と思うと負担が大きくなりますが、毎回必須なのは①の通し洗いだけです。鼻水はこびりつく前なら水だけで簡単に流れるため、使い終わったらその場ですぐ水を吸わせることが、結果的にお手入れ全体を一番ラクにします。

なお、パーツ構成や洗浄可否はモデル(S-504など)によって細部が異なります。この記事では一般的な手順を紹介しますので、細かい仕様は必ずお手持ちの取扱説明書とシースター公式サイトで確認してください。

01 洗い方の全体像|「毎回の通し洗い」と「分解洗い」を分けて考える
写真: Kampus Production / Pexels

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02 使用直後にやる基本の洗浄手順(毎回)

使用後すぐに行う基本の手順です。慣れれば1〜2分で終わります。

  1. コップに水かぬるま湯を用意する:40度以下のぬるま湯だと鼻水のぬめりが落ちやすい
  2. 電源を入れたままノズルの先を水につけ、水を吸引する:チューブの中を水が通り、内側に残った鼻水がボトルへ流れる
  3. 水が透明になるまで数回繰り返す:チューブ内に白く濁った水や鼻水の筋が見えなくなればOK
  4. ボトルにたまった水を捨て、軽くすすぐ
  5. ノズル先端は流水で洗い、水気を切る

ポイントは、鼻水が乾いて固まる前に水を通すことです。時間が経った鼻水はチューブ内壁に貼り付き、通し洗いだけでは落ちにくくなります。「吸引したらそのまま洗面所へ」を習慣にしましょう。

また、吸引圧を保つパッキンまわりに鼻水が付着していないかも、このタイミングでさっと確認しておくと、吸引力の低下を防げます。

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03 パーツごとの洗い方|ボトル・チューブ・ノズル・パッキン

1日の終わりなどに行う分解洗浄では、パーツごとに次のポイントを押さえましょう。

ボトル・ボトルカバー

鼻水がたまる部分なので、中性洗剤(食器用洗剤)とスポンジで洗い、流水でしっかりすすぎます。フタの溝は汚れが残りやすいため、ブラシや綿棒を使うと確実です。

チューブ

薄めた洗剤水を吸わせてから、きれいな水を数回吸わせてすすぐ「通し洗い」が基本です。分解して内側全体をこすり洗いすることはできないため、日々の通し洗いで汚れをためないことが重要になります。

ノズル(先端パーツ)

鼻に直接触れるパーツなので最も丁寧に。中性洗剤で洗い、先端の細い穴は洗浄ブラシや綿棒で汚れをかき出します。

パッキン・接続パーツ

小さい部品は紛失しやすいので、洗う場所を決めてトレーの上などで洗うのがおすすめです。変形すると吸引力低下の原因になるため、強くこすらず優しく洗いましょう。

いずれのパーツも、すすぎ残しがあると次回使用時に洗剤が混ざる恐れがあるため、流水で十分にすすぐことを忘れずに。

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04 除菌のやり方|薬液・煮沸・レンジの可否と頻度

洗剤での洗浄に加えて、定期的な除菌を行うとより衛生的です。除菌方法は大きく3つありますが、パーツによって対応可否が異なる点に注意してください。

  • 薬液除菌(ミルトンなど次亜塩素酸ナトリウム系):哺乳瓶用の薬液につけ置きする方法。常温ででき、パーツを傷めにくいため、鼻水吸引器の除菌では最も使いやすい方法です
  • 煮沸消毒:高温で変形する樹脂パーツがあるため、対応可否を取扱説明書で必ず確認してから行いましょう
  • 電子レンジ消毒:同様に非対応のパーツがあるため、自己判断で行わないことが大切です

頻度の目安は週1〜数回。鼻風邪のピークで1日に何度も使う時期や、きょうだいで使い回す場合は、除菌の頻度を上げると安心です。

【ポイント】薬液除菌の濃度・つけ置き時間は、使用する除菌剤の説明書きに従ってください。また、どの除菌方法に対応しているかはメルシーポットのモデルにより異なるため、シースター公式の案内と取扱説明書の確認が最優先です。

02 使用直後にやる基本の洗浄手順(毎回)
写真: cottonbro studio / Pexels

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05 カビを防ぐ乾燥のコツ|チューブの水滴を残さない

メルシーポットのお手入れで意外と重要なのが乾燥です。特にチューブは内部に水滴が残りやすく、湿ったまま放置するとカビや雑菌繁殖の原因になります。

  • チューブは振って水を切り、輪にして吊るす:両端を下に向けて吊るすと内部の水が抜けやすい
  • 数十秒ほど空気だけを吸引して内部の水分を飛ばす:通し洗いの最後に空運転すると乾きが早くなる
  • パーツはすべて分解した状態で自然乾燥させる:組み立てたままだと接続部に水分が残る
  • 乾燥スタンドや水切りかごで風通しよく:哺乳瓶用の乾燥スタンドが流用できる
  • 直射日光での長時間乾燥は避ける:樹脂パーツの劣化・変色の原因になることがある

朝までに乾いていない場合に備えて、「夜に洗って干す→朝に組み立てる」の流れをルーティンにすると、常に乾いた状態で使い始められます。もしチューブ内に黒い点状の汚れ(カビ)を見つけたら、無理に使い続けず、消耗品パーツとして交換を検討しましょう。交換パーツは公式サイトや通販で購入できます。

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06 洗ってはいけない部分と故障を防ぐ注意点

メルシーポットには、水洗いしてはいけない部分があります。誤って洗うと故障の原因になるため必ず確認してください。

  • 本体(モーター部)は水洗い不可:内部に電気部品があるため、汚れは固く絞った布で拭き取る
  • 電源コード・プラグ類も水洗い不可:濡れた手で触らないことも徹底する
  • 本体内部に水や鼻水を吸い込ませない:ボトルの水位が上がりすぎた状態で使い続けると、本体側へ液体が入り故障につながる。ボトル内の液体はこまめに捨てる

また、次の点も故障・性能低下の予防になります。

  • パッキンの付け忘れ・ズレに注意:組み立てミスは「吸わなくなった」原因の定番
  • パーツの変形・ひび割れを定期チェック:消耗したパーツは純正の交換部品に取り替える
  • 食洗機・乾燥機の使用可否は取扱説明書で確認:高温で変形するパーツがある

「吸引力が落ちた」と感じたときは、故障の前にまず、パッキンの装着・パーツの組み立て・チューブ内の汚れづまりを順に確認すると、多くの場合は自分で解決できます。

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07 洗い方のルーティン例|風邪シーズンを乗り切る時短の型

最後に、実際の生活に落とし込んだお手入れルーティンの例を紹介します。

  • 吸引のたび(1〜2分):水かぬるま湯を吸わせてチューブを通し洗い→ボトルの水を捨てて軽くすすぐ→ノズル先端を流水で洗う
  • 1日の最後(5〜10分):パーツを分解して中性洗剤で洗浄→流水ですすぐ→振って水を切り、吊るして乾燥
  • 週1〜数回(つけ置きは放置でOK):哺乳瓶用の薬液で対応パーツを除菌→すすぎ(薬液の説明書に従う)→乾燥

風邪シーズンに1日5回以上使うような時期は、この型を無理に守るより、「毎回の通し洗いだけは絶対に省かない」ことを最優先にしてください。通し洗いさえできていれば、チューブの頑固な汚れやにおいはかなり防げます。

メルシーポットは正しくお手入れすれば長く使える育児の強い味方です。取扱説明書とシースター公式サイトのお手入れ案内を一度しっかり読み、自分の家庭に合ったルーティンを作っておきましょう。

この記事のまとめ

  • 洗い方の基本は「使用直後に水を吸わせる通し洗い→1日1回の分解洗浄→週1〜数回の除菌」の3段階
  • 鼻水が乾く前の使用直後に水を通すことが、チューブの汚れとにおいを防ぐ最大のポイント
  • 除菌は哺乳瓶用の薬液が使いやすく、煮沸・レンジの可否は取扱説明書で必ず確認する
  • チューブは水を切って吊るし、空運転で内部の水分を飛ばすとカビを防ぎやすい
  • 本体とコードは水洗い不可。吸引力が落ちたらパッキンの装着と組み立てをまず確認する

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. メルシーポットは毎回洗わないとだめですか?

毎回必須なのは、水かぬるま湯を吸引してチューブ内の鼻水を流す「通し洗い」です。パーツを分解しての洗浄は1日1回程度が目安で、毎回すべてを完璧に洗う必要はありません。鼻水が乾く前の使用直後に水を通すことが一番のポイントです。

Q. チューブの中はどうやって洗えばいいですか?

薄めた洗剤水を吸わせたあと、きれいな水を数回吸わせてすすぐ「通し洗い」が基本です。洗浄後は振って水を切り、空気を数十秒吸引して内部の水分を飛ばし、両端を下に向けて吊るして乾燥させるとカビを防げます。

Q. メルシーポットの除菌は何を使えばいいですか?

哺乳瓶用の薬液(次亜塩素酸ナトリウム系)でのつけ置き除菌が使いやすい方法です。煮沸や電子レンジ消毒は非対応のパーツがあるため、必ず取扱説明書で対応可否を確認してください。頻度は週1〜数回が目安です。

Q. 本体も水洗いしていいですか?

モーターが入っている本体と電源コードは水洗いできません。汚れは固く絞った布で拭き取ります。またボトルの液体がたまりすぎると本体側に吸い込まれて故障の原因になるため、こまめに捨てましょう。

Q. チューブに黒いカビが生えてしまいました。どうすればいいですか?

チューブ内のカビは完全に除去しにくいため、無理に使い続けず交換パーツへの取り替えをおすすめします。チューブやノズルなどの消耗パーツは、シースター公式サイトや通販サイトで購入できます。

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こもれび編集部
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