ハイチェアは「腰がしっかりすわる生後6〜7ヶ月頃」から使い始めるのが目安です。ちょうど離乳食が2回食へ進む時期と重なるため、支えなしでお座りできるようになったタイミングで切り替える家庭が多くなっています。首すわり前後から座卓で食べさせたい場合は、リクライニングできるベビーラックやバウンサーを先に使い、腰すわり後にハイチェアへ移行するのが一般的です。

とはいえ「離乳食開始の5〜6ヶ月から使ってもいいの?」「ローチェアとどちらを買うべき?」と迷うポイントは多いものです。この記事では、ハイチェアを使い始める時期の判断基準、月齢別の使い方、ローチェア・ベビーラックとの選び分け、足置きや安全ベルトなど後悔しない選び方、定番商品、転落を防ぐ使い方の注意点まで具体的に解説します。

この記事でわかること

  • ハイチェアを使い始める時期の目安(腰すわりが完了する生後6〜7ヶ月頃)
  • 離乳食の進み方とハイチェア移行のベストなタイミング
  • ハイチェア・ローチェア・ベビーラックの違いと選び分けの基準
  • 足置き・安全ベルト・掃除のしやすさなど後悔しない選び方と安全な使い方

★ あわせて準備したい

腰すわり期から使えるベビー用ハイチェア

足置き付きで高さ調節ができる木製ハイチェアなら、離乳食期から幼児食期まで長く使えます。テーブル付き・安全ベルト付きのモデルを選ぶと食事の姿勢が安定します。価格や対象月齢は変わることがあるため、購入前に公式情報を確認しましょう。

生後6〜7ヶ月 ハイチェア使い始めの目安
腰すわりの完了が条件
約7ヶ月 離乳食が2回食に進む平均的な時期
厚生労働省の支援ガイドに基づく目安
0〜1歳 椅子からの転落事故が特に多い年齢
消費者庁が注意喚起・ベルト必須

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01 ハイチェアはいつから?「腰すわり完了」の生後6〜7ヶ月が目安

ハイチェアを使い始める時期は、月齢そのものよりも「支えなしで安定してお座りできるか(腰すわり)」で判断するのが基本です。多くの赤ちゃんは生後6〜7ヶ月頃に腰がすわるため、この時期がハイチェアデビューの目安になります。

  • 腰すわりのサイン:両手を床につかずに1人で座れる/座った姿勢で左右のおもちゃに手を伸ばせる/背中が丸まらず骨盤が立っている
  • まだ早いサイン:座らせると横に倒れる/背もたれに深くもたれて体が斜めになる/すぐにずり落ちようとする

腰がすわる前にハイチェアへ長時間座らせると、姿勢が崩れて食べにくいだけでなく、体幹に負担がかかったり、隙間からずり落ちたりするリスクがあります。発達には個人差が大きいため、「6ヶ月になったから」ではなく、赤ちゃんの様子を見て判断しましょう。メーカーごとに対象月齢の設定も異なり、例えば新生児期から使えるリクライニング付きモデルと、7ヶ月頃からのモデルがあります。対象月齢は必ず各メーカーの公式サイトで確認してください。

【ポイント】迷ったら「1人座りが安定してから」。腰すわり前に食事用の椅子が必要な場合は、リクライニングできるベビーラックやバウンサーで代用し、腰すわり後にハイチェアへ移行するのが安心です。

01 ハイチェアはいつから?「腰すわり完了」の生後6〜7ヶ月が目安
写真: Lisa from Pexels / Pexels

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02 離乳食の進み方とハイチェア移行のベストタイミング

ハイチェアの導入時期は、離乳食のステップと合わせて考えるとスムーズです。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食の開始は生後5〜6ヶ月頃、2回食への移行は7〜8ヶ月頃が目安とされています。

  • 離乳食初期(5〜6ヶ月・ゴックン期):まだ腰すわり前のことが多く、ママ・パパの膝の上やリクライニングしたベビーラックで少し後ろに傾けた姿勢で食べさせます。
  • 離乳食中期(7〜8ヶ月・モグモグ期):腰すわりが完了する子が増え、ハイチェア移行のベストタイミング。座面に深く座らせ、足が足置きに着く高さに調節します。
  • 離乳食後期(9〜11ヶ月・カミカミ期):手づかみ食べが始まる時期。テーブル付きハイチェアなら食べこぼし対策がしやすくなります。
  • 完了期〜幼児食(1歳〜):大人と同じダイニングテーブルで食べる習慣づけに、高さ調節できるハイチェアが活躍します。

よく噛んで食べる力を育てるには、足の裏が足置きや床にしっかり着いた姿勢が大切といわれます。足がぶらぶらしたままだと体が安定せず、集中力も続きにくいため、移行時には座面と足置きの高さ調節を必ず行いましょう。成長は早いので、2〜3ヶ月ごとに高さを見直すのがおすすめです。

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03 ハイチェア・ローチェア・ベビーラックの違いと選び分け

ベビー用の食事椅子は大きく3タイプに分かれます。生活スタイルに合わせて選び分けましょう。

ハイチェア(ダイニングテーブル向き)

座面が高く、大人用のダイニングテーブルと同じ高さで食事ができるタイプです。家族と同じ目線で食べられるため食育面でもメリットがあり、木製の高さ調節タイプなら学童期まで長く使えるものもあります。デメリットは高さがあるぶん転落リスクがあることと、重くて移動させにくいことです。

ローチェア(座卓・和室向き)

床に近い低い椅子で、座卓やこたつで食事をする家庭に向きます。軽くて持ち運びやすく、転落リスクが低いのが利点ですが、大人がダイニングテーブルで食べる家庭では赤ちゃんだけ目線が低くなってしまいます。

ベビーラック・バウンサー(腰すわり前から)

リクライニングできるため新生児期〜腰すわり前の離乳食初期に使えます。ただし食事専用ではないため、腰すわり後は食事椅子への移行が前提です。

選び分けの結論:食事の場所がダイニングテーブルならハイチェア、座卓ならローチェアが基本です。両方の生活シーンがある場合は、テーブルチェア(テーブルに固定するタイプ)や、ハイ・ロー切り替えできる2WAYチェアも選択肢になります。

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04 後悔しないハイチェアの選び方|5つのチェックポイント

ハイチェアは毎日3回使う育児用品です。次の5点を確認して選ぶと失敗が減ります。

  • ①足置き(フットレスト)の高さ調節:噛む力と姿勢の安定に直結する最重要ポイント。無段階または細かく調節できるモデルが理想です。
  • ②安全ベルト・股ベルトの有無:立ち上がりやずり落ちを防ぐ腰ベルト+股ベルト(またはガード)は必須。5点式ならより安心です。
  • ③テーブルの着脱・掃除のしやすさ:離乳食期は食べこぼしとの戦い。テーブルが外して丸洗いできるか、座面の溝に汚れがたまりにくいかを確認しましょう。
  • ④対象年齢と耐荷重:「7ヶ月〜5歳頃」のものから「大人まで座れる」ものまで幅があります。長く使いたいなら耐荷重の大きい木製を。数値は製品ごとに異なるため公式サイトで要確認です。
  • ⑤設置スペースと重さ:ダイニングの動線に置けるサイズか、折りたたみが必要かを事前に採寸しましょう。

また、安全性の目安として、製品安全協会のSGマークや、各メーカーが公表している安全基準への適合状況も参考になります。中古やお下がりを使う場合は、ベルトの劣化・ネジのゆるみ・ガタつきを必ず点検してから使いましょう。

02 離乳食の進み方とハイチェア移行のベストタイミング
写真: Max Vakhtbovych / Pexels

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05 定番ハイチェアの例|長く使えるモデルの特徴

実際に選ばれることの多い定番モデルを、特徴とあわせて紹介します。価格や仕様は変更されることがあるため、いずれも購入前にメーカー公式サイトで最新情報を確認してください。

  • 大和屋 すくすくチェアプラス:座板・足置き板を成長に合わせて細かく調節できる木製ハイチェアの定番。テーブル付き・ガード付きを選べ、目安として1万円台後半から。腰すわり頃(7ヶ月頃)から大人まで使える設計です。
  • ストッケ トリップ トラップ:北欧デザインの代表格。別売りのベビーセットを付けて腰すわり期から使え、本体は大人まで座れる耐久性が特徴。価格は目安として4万円前後からとやや高めですが、長期間使う前提なら候補になります。
  • カトージ プレミアムベビーチェア:テーブル・ガード・ベルト付きで1万円前後からが目安。折りたためるモデルもあり、スペースが限られる家庭に向きます。
  • IKEA アンティロープ:数千円程度からと手頃で、脚を外せば持ち運びも簡単。シンプルな樹脂製で丸洗いしやすい一方、足置きがない点は成長後の姿勢面で好みが分かれます。

「長く使う前提で木製の高さ調節タイプ」か「離乳食期を乗り切る手頃なタイプ」か、使う期間のイメージを決めてから選ぶと迷いにくくなります。

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06 転落・立ち上がりを防ぐ|ハイチェアの安全な使い方

ハイチェアは座面が高いぶん、転落すると頭部への衝撃が大きくなります。消費者庁は椅子やハイチェアからの子どもの転落事故について繰り返し注意喚起しており、0〜1歳の転落は特に注意が必要です。次のルールを徹底しましょう。

  • ①ベルト・ガードを毎回装着する:「少しの間だから」が事故のもと。腰ベルトと股ベルト(股ガード)は食事のたびに必ず締めます。
  • ②立ち上がったらすぐ座らせる:つかまり立ちを覚える9ヶ月頃から、チェアの上で立ち上がる行動が増えます。立てないようベルトを調節し、立ったら食事を一旦中断して座り直させます。
  • ③子どもを乗せたまま目を離さない:調理や配膳で目を離すときは、短時間でも大人の目が届く位置で。
  • ④テーブルを足で蹴っての転倒に注意:ダイニングテーブルを蹴って後ろに倒れる事故例があります。チェアとテーブルの距離を適切に保ちましょう。
  • ⑤ネジのゆるみを定期点検:木製チェアは使ううちにネジがゆるみます。月1回程度の増し締めを習慣に。

ハイチェアは「いつから使うか」だけでなく「どう安全に使うか」もセットで考えることが大切です。腰すわりを待って正しい姿勢で座らせ、ベルトの装着を習慣化すれば、離乳食期の食事がぐっと楽になります。

この記事のまとめ

  • ハイチェアは腰がしっかりすわる生後6〜7ヶ月頃から。月齢より「1人座りの安定」で判断する
  • 離乳食中期(7〜8ヶ月)への移行期がハイチェアデビューのベストタイミング
  • ダイニングテーブルならハイチェア、座卓ならローチェアと、食事の場所で選び分ける
  • 足置きの高さ調節・安全ベルト・掃除のしやすさが後悔しない選び方の3大ポイント
  • 転落防止にベルトは毎回装着し、立ち上がったらすぐ座らせる。価格・仕様は公式サイトで要確認

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. ハイチェアは生後何ヶ月から使えますか?

腰がしっかりすわる生後6〜7ヶ月頃からが目安です。月齢よりも「支えなしで安定して座れるか」で判断し、メーカーが定める対象月齢も公式サイトで確認してください。腰すわり前はベビーラックなどリクライニングできるものを使いましょう。

Q. 離乳食開始の5〜6ヶ月からハイチェアに座らせてもいいですか?

腰すわり前に座らせると姿勢が崩れやすく、ずり落ちのリスクもあります。離乳食初期は膝の上やリクライニングしたベビーラックで食べさせ、1人座りが安定してからハイチェアへ移行するのが安心です。

Q. ハイチェアとローチェアはどちらを買うべきですか?

食事の場所で決めるのが基本です。ダイニングテーブルで食べる家庭はハイチェア、座卓中心の家庭はローチェアが向きます。両方使う可能性があるなら、ハイ・ロー切り替えできる2WAYタイプやテーブルチェアも選択肢になります。

Q. ハイチェアの足置きはなぜ重要なのですか?

足の裏が足置きに着いていると体幹が安定し、噛む力が入りやすく食事に集中しやすくなるといわれています。足がぶらぶらすると姿勢が崩れやすいため、成長に合わせて高さを調節できるモデルがおすすめです。

Q. ハイチェアからの転落を防ぐにはどうすればいいですか?

腰ベルト・股ベルトを毎回必ず装着し、チェアの上で立ち上がらせないことが基本です。消費者庁も椅子からの転落事故に注意喚起しています。食事中は目を離さず、ネジのゆるみも定期的に点検しましょう。

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こもれび編集部
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