ストローマグの練習は、離乳食が2回食に進む生後7〜9ヶ月頃に始めるのが目安です。最初から吸える子はまれで、「紙パック飲料を軽く押して口に流し込む」方法や、フタを押すと中身が出る練習用マグを使うと、多くの子が数日〜数週間でコツをつかみます。

「同じ月齢の子は飲めているのに」と焦る必要はありません。ストロー飲みの習得時期は個人差が大きく、口の発達に合わせて進めれば十分です。この記事では、ストローマグ練習の開始サイン、定番の教え方3ステップ、飲めない・噛むときの原因別対処、リッチェルやピジョンなど実在商品の例、カビを防ぐお手入れ、コップ飲みへの移行まで具体的に解説します。

この記事でわかること

  • ストローマグの練習を始める時期と「始めどき」のサイン
  • 紙パック飲料を使った定番の教え方3ステップ
  • 飲めない・噛む・むせるといったつまずき別の対処法
  • リッチェル・ピジョンなど練習向けマグの実在商品と衛生管理のコツ

★ あわせて準備したい

ストロー練習の定番マグをチェック

フタをプッシュすると中身がストローから出る練習用マグなら、「吸うと飲み物が出る」感覚を赤ちゃんが理解しやすくなります。漏れにくさとパーツの洗いやすさも選ぶポイントです。

7〜9ヶ月頃 ストロー練習を始める時期の目安
離乳食が2回食に進む頃が一つのサイン
数日〜3週間 ストロー飲み習得までの期間の目安
個人差が大きく焦らなくてよい
週1回程度 パッキン・ストローの分解洗浄の目安
カビ・ぬめりを防ぐ基本ペース

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01 ストローマグの練習は生後7〜9ヶ月頃からが目安|結論

結論から言うと、ストローマグの練習は生後7〜9ヶ月頃に始める家庭が最も多く、離乳食が2回食に進む頃が一つの目安です。この時期になると唇や舌の動きが発達し、「くわえて吸う」動作を覚えやすくなります。

ただし、これはあくまで目安です。早い子は6ヶ月頃から飲めることもあれば、1歳近くになってやっと飲める子もいます。母乳やミルクで水分が足りている間は、無理に急ぐ必要はありません。

  • 早く始めるメリット:外出時の水分補給が楽になる、哺乳びん以外の飲み方に慣れる
  • 急がなくてよい理由:離乳食のスプーンから水分を取れていれば脱水の心配は少ない。発達に合わない練習は親子ともストレスになる

なお、赤ちゃんの飲む機能は「スパウト→ストロー→コップ」の順に必ず進めなければいけないわけではありません。スパウトを飛ばしてストローやコップから始める家庭も多く、どこから始めても問題ありません。

01 ストローマグの練習は生後7〜9ヶ月頃からが目安|結論
写真: Lisa from Pexels / Pexels

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02 練習を始めるサイン|月齢より発達と離乳食の進みで判断

月齢だけで決めるより、次のようなサインがそろってきたら始めどきです。

  • ①おすわりが安定してきた:座った姿勢で飲めると、むせにくく練習がスムーズです。
  • ②離乳食が2回食に進んだ:食事からの水分補給が増え、マグの出番が自然に生まれます。
  • ③スプーンから上手に飲み込める:唇で取り込む動きができていれば、吸う動作の準備も進んでいます。
  • ④大人が飲む姿に興味を示す:コップやペットボトルに手を伸ばすのは、まねしたいサインです。

練習のタイミングは、機嫌が良く、のどが少し渇いている時間帯がベストです。お風呂上がりやお昼寝の後は成功しやすい定番のタイミングと言われます。逆に、眠い時間や食事の直後は嫌がりやすいので避けましょう。

中身は麦茶か湯冷ましが基本です。甘い飲み物で練習すると覚えは早いことがありますが、その後も甘い物しか飲まなくなりがちなので、最初から麦茶・水で慣らすのがおすすめです。

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03 ストロー飲みを教える3ステップ|紙パック法が定番

ストロー飲みは「吸うと飲み物が出てくる」という因果関係を体で覚えるのがゴールです。定番の3ステップで進めましょう。

  • STEP1:紙パック飲料で「出てくる」を体験させる:ベビー麦茶などの紙パックにストローを挿し、赤ちゃんがくわえたタイミングでパックを軽く押して少量を口に流し込みます。「ストローをくわえると麦茶が来る」ことを数日かけて覚えさせます。
  • STEP2:押す量を減らして「吸う」を引き出す:慣れてきたらパックを押す力を弱め、自分で吸わないと出てこない状況を作ります。頬がへこむ動きが見えたら吸えている証拠です。
  • STEP3:ストローマグに移行する:吸う動作が安定したら、こぼれにくいストローマグに切り替えます。フタをプッシュすると中身が出る練習機能付きマグなら、STEP1〜2をマグのまま再現できます。

【ポイント】1回の練習は5分程度で切り上げ、嫌がったらすぐやめるのが鉄則です。「マグ=嫌なもの」と覚えてしまうと、かえって遠回りになります。

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04 飲めない・噛む・むせる…つまずき別の対処法

練習でよくあるつまずきと対処法をまとめます。

  • 吸えずに舌で押し出す:まだ吸う準備が整っていないサイン。1〜2週間あけて再挑戦するか、紙パック法(STEP1)に戻ります。
  • ストローを噛んでしまう:歯固め感覚で噛むのはよくあること。くわえる位置が深すぎると噛みやすいので、ストローの先を1cmほどだけくわえさせます。噛み跡だらけになったらストローパーツを交換しましょう。
  • むせる:一気に吸いすぎるのが原因のことが多いです。姿勢をまっすぐ座らせ、少量ずつ区切って飲ませます。むせが続く場合は無理をせず中断してください。
  • マグだと飲まないのに紙パックなら飲む:マグの吸い口の硬さや重さが合っていない可能性があります。別メーカーの吸い口を試すと、あっさり解決することがあります。
  • 遊んでばかりで飲まない:振り回す・逆さにするのは探索行動の一つ。飲まないときはさっと片付け、次の機会に回しましょう。

数週間うまくいかなくても、口の発達が追いつけばある日突然飲めるようになるものです。並行してコップ飲みの練習を進めても構いません。

02 練習を始めるサイン|月齢より発達と離乳食の進みで判断
写真: Yan Krukau / Pexels

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05 練習向けストローマグの選び方と実在商品の例

練習期のマグは「飲みやすさ」と「洗いやすさ」で選びます。チェックポイントは、①プッシュすると中身が出る練習機能の有無、②パーツが少なく分解して洗いやすいか、③漏れにくさ、④持ち手が両手で握れる形か、の4点です。

定番として名前が挙がる実在商品を紹介します(価格・仕様・対象月齢は変更されることがあるため、必ず各メーカー公式サイトで確認してください)。

  • リッチェル「コップでマグ ストロータイプ」:フタをプッシュすると麦茶が出る練習機能付きの定番。練習用の代名詞的存在です。価格の目安は1千円前後。
  • リッチェル「アクリア おでかけストローマグ」:漏れにくさと軽さに配慮したおでかけ用。目安1千〜2千円。
  • ピジョン「ぷちストローボトル」やマグ類:くわえやすい形状の吸い口で、ステップアップ設計のラインアップ。目安1千〜2千円。
  • コンビ「ラクマグ」シリーズ:漏れにくさとパーツの洗いやすさをうたうシリーズで、はじめてストロー向けのモデルがあります。目安1千〜2千円。
  • サーモス「ベビーストローマグ」:保冷対応のステンレスタイプもあり、夏の外出に人気。目安2千〜3千円。

最初は樹脂製の軽いマグで練習し、飲めるようになったら外出用に保冷タイプを追加する2段構えが定番です。

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06 衛生管理とお手入れ|パッキン・ストローのカビ対策

ストローマグはパーツが多く、パッキンの溝やストローの内側にカビ・ぬめりが発生しやすい道具です。次の習慣で清潔を保ちましょう。

  • 使ったらすぐ洗う:麦茶やミルク成分が残ると雑菌が繁殖しやすくなります。帰宅後まで洗えないときは、水ですすいでおくだけでも差が出ます。
  • 週1回は完全分解して洗浄:パッキン・ストロー・フタをすべて外し、ストロー内側は専用ブラシで洗います。
  • 定期的に漂白・除菌:ぬめりや着色が気になったら、哺乳びん用の漂白除菌剤(ミルトンなどの次亜塩素酸系や酸素系漂白剤)にパーツごと浸けます。対応素材かは製品表示で確認してください。
  • 消耗パーツは交換する:パッキンとストローは消耗品です。噛み跡・黒ずみ・弾力低下が見えたら、メーカー純正の交換パーツに取り替えます。
  • 中身は麦茶・水が基本:ジュースや牛乳を入れると傷みやすく、長時間の持ち歩きには向きません。入れた場合は早めに飲み切り、すぐ洗いましょう。

食洗機対応かどうかは製品によって異なります。毎日のことなので、購入時に食洗機対応モデルを選ぶと負担が減ります。

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07 ストローの次はコップ飲みへ|移行の目安と進め方

ストローマグはゴールではなく通過点です。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、離乳の進行に合わせてコップなどから飲む練習を進めることが示されており、最終的にはコップ飲みへの移行を見据えておきましょう。

  • 並行練習でOK:ストローとコップはどちらが先でも構いません。お風呂で小さなコップから一口ずつ飲ませると、こぼれても気にならず練習しやすいです。
  • 移行の目安:1歳〜1歳半頃に、食事中はコップ、外出時はストローマグと使い分ける家庭が多数派です。
  • 進め方:大人がコップを支えて一口→自分で両手持ち→ハンドル付きコップ→普通のコップ、と段階を踏みます。

ストローマグは便利なぶん、だらだら飲みの習慣につながりやすい面もあります。飲む時間を区切る、寝る前の甘い飲み物は避けるなど、歯の健康にも配慮しながら使いましょう。マグを卒業した後も、保冷ストローマグは幼児期の外出・レジャー用として長く活躍します。

この記事のまとめ

  • ストローマグの練習は生後7〜9ヶ月頃・離乳食2回食の頃が目安。個人差が大きく焦らなくてよい
  • 教え方は「紙パックを押して流し込む→押す量を減らす→マグに移行」の3ステップが定番
  • 噛む・むせるなどのつまずきは、くわえる深さ・姿勢・吸い口の相性を見直して対処する
  • リッチェル「コップでマグ」など練習機能付きの実在商品が便利。価格・仕様は公式サイトで要確認
  • パッキンとストローは週1回の分解洗浄と定期交換で清潔に保ち、1歳台でコップ飲みへ移行していく

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. ストローマグの練習はいつから始めればいいですか?

生後7〜9ヶ月頃、離乳食が2回食に進む頃が目安です。おすわりが安定し、スプーンから上手に飲み込めるようになっていれば始めどきです。早い子は6ヶ月頃から飲めますが、個人差が大きいので焦る必要はありません。

Q. なかなかストローで飲めません。どう練習すればいいですか?

紙パックのベビー麦茶をくわえさせ、パックを軽く押して少量を口に流し込む「紙パック法」が定番です。「くわえると出てくる」ことを覚えたら押す力を弱め、自分で吸う動きを引き出します。1回5分程度で切り上げ、嫌がる日は無理をしないのがコツです。

Q. スパウトを使わずにいきなりストローでも大丈夫ですか?

問題ありません。スパウト→ストロー→コップの順に必ず進める必要はなく、スパウトを飛ばす家庭も多いです。むしろコップ飲みの練習を並行して進めることが勧められており、飲みやすい方法から始めて構いません。

Q. ストローマグの中身は何を入れればいいですか?

麦茶か湯冷まし(水)が基本です。ジュースなど甘い飲み物で練習すると、その後も甘い物しか飲まなくなりがちで、虫歯のリスクも上がります。牛乳やジュースを入れた場合は早めに飲み切り、すぐに洗浄しましょう。

Q. ストローマグのパッキンやストローのカビはどう防ぎますか?

使用後すぐの洗浄と、週1回程度の完全分解洗浄が基本です。ストロー内側は専用ブラシで洗い、気になるときは哺乳びん用の漂白除菌剤に浸けます。噛み跡や黒ずみが出たパッキン・ストローは純正の交換パーツに取り替えましょう。

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こもれび編集部
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