ストローマグの拒否は多くの赤ちゃんに見られる一時的な反応で、主な原因は「吸い方がまだわからない」「飲み口の感触が苦手」「中身が気に入らない」「そもそも時期が早い」の4つです。原因に合わせて練習方法やマグを変えれば、多くの場合は数日〜数週間で飲めるようになります。

せっかく買ったストローマグを嫌がられると、「水分不足にならないか」「うちの子だけできないのでは」と不安になりますよね。この記事では、赤ちゃんがストローマグを拒否する原因の見分け方、紙パック飲料を使った定番の練習ステップ、マグ本体を替えると飲むようになるケース、無理せずコップ飲みに進むという考え方まで、月齢別の付き合い方を含めて具体的に解説します。

この記事でわかること

  • 赤ちゃんがストローマグを拒否する4つの主な原因と見分け方
  • 紙パック飲料を使ったストロー練習の具体的なステップ
  • マグを替えたら飲めた、が起こる理由と実在商品の例
  • ストローを飛ばしてコップ飲みに進んでもよいという考え方

★ あわせて準備したい

ストロー練習用のトレーニングマグ

フタを押すと飲み物がストローに上がってくる練習機能付きのマグは、「吸えば飲み物が出る」という感覚を覚えるのに役立ちます。パーツが少なく洗いやすいものを選ぶと毎日の負担も減ります。

生後6か月ごろ〜 ストロー練習を始める時期の目安
離乳食開始後・個人差が大きい
数日〜数週間 練習から飲めるようになるまでの目安
焦らず休みながらで問題ない
4つ 拒否の主な原因
吸い方・感触・中身・時期のどれかを見極める

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01 結論|ストローマグ拒否は珍しくない。原因を見極めれば解決できる

まず安心していただきたいのは、ストローマグの拒否はごくよくあることで、発達の遅れを意味するものではないという点です。ストローで飲むには「吸う」「飲み込む」を連続して行う口の動きが必要で、哺乳の吸い方とは異なるため、初めての赤ちゃんが戸惑うのはむしろ自然な反応です。

対処の第一歩は、拒否の原因を見極めることです。観察のポイントは次のとおりです。

  • ストローをくわえるが飲めない→吸い方がまだわからない(練習で解決)
  • くわえること自体を嫌がる→飲み口の感触・形が苦手(マグの変更で解決することが多い)
  • 一口飲んで顔をしかめる・払いのける→中身の味や温度が気に入らない
  • 月齢が低く興味を示さない→時期が早い(数週間おいて再挑戦)

このどれに当てはまるかで、やるべきことが変わります。以降の章で原因別の対処法を詳しく見ていきますが、共通する大原則は「無理強いしない」「水分は他の方法で確保できていれば焦らない」ことです。嫌がるのに毎回押し付けると、マグ自体への苦手意識が強まってしまいます。

01 結論|ストローマグ拒否は珍しくない。原因を見極めれば解決できる
写真: MART PRODUCTION / Pexels

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02 拒否の原因①「吸い方がわからない」|紙パック練習が定番

ストローをくわえるものの飲めずに終わる場合は、吸うと飲み物が出てくるという因果関係をまだ理解していない状態です。ここで定番となっているのが紙パック飲料を使った練習です。

  • ステップ1:赤ちゃん用の麦茶などの紙パックにストローを挿し、くわえさせる。
  • ステップ2:赤ちゃんがくわえたタイミングで、大人がパックを軽く押して少量を口に送る。
  • ステップ3:「吸うと飲み物が来る」ことを学習したら、押す量を減らして自力で吸うのを待つ。
  • ステップ4:自力で吸えるようになったら、ストローマグに移行する。

押しすぎると口の中に飲み物があふれてむせるので、ごく少量ずつが鉄則です。また、リッチェルの「アクリア コップでマグ ストロータイプ」のように、フタを押すとストローから飲み物が上がってくる練習機能付きマグもあり、紙パックと同じ原理を専用設計で再現できます(仕様は公式サイトで要確認)。

1回の練習は数分で切り上げ、機嫌のよい時間帯に毎日少しずつ続けるのがコツです。数日で覚える子もいれば数週間かかる子もいますが、この方法で多くの赤ちゃんがストロー飲みを習得しています。

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03 拒否の原因②「飲み口の感触が苦手」|マグを替えると飲むことがある

ストローをくわえること自体を嫌がる場合、ストローの太さ・硬さ・形状が合っていない可能性があります。実は「マグを別の商品に替えたらあっさり飲んだ」という例は非常に多いのです。

実在の定番商品には、それぞれ次のような特徴があります(詳細仕様・対象月齢は各社公式サイトで要確認)。

  • リッチェル「アクリア」シリーズ:練習段階に合わせた飲み口の種類が豊富で、ステップアップしやすい構成です。
  • ピジョン「ぷちストローボトル」:やわらかめのストローで、小さな口でもくわえやすい設計とされています。
  • コンビ「ラクマグ」シリーズ:漏れにくさに配慮した構造と、成長に合わせて飲み口を替えられるのが特長です。
  • サーモス「ベビーストローマグ」:保冷対応の真空断熱タイプがあり、外出先で冷たい飲み物を保ちやすいです。

買い替えの前に、手持ちのマグでも試せる工夫があります。ストローを少し短くカットしてくわえる深さを変える、飲み物の温度を変える、ハンドルを持たせて自分で持っている感覚を作るなどです。それでも嫌がるなら、飲み口のタイプが違う商品を1つだけ試してみましょう。何本も買いそろえる必要はありません。むしろ選択肢が多すぎると赤ちゃんも混乱しがちです。

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04 拒否の原因③「中身・タイミングが合わない」|味と時期を見直す

ストローの練習がうまくいっていても、中身が気に入らずに拒否することがあります。よくあるパターンと対策は次のとおりです。

  • 麦茶の味が苦手:赤ちゃん用麦茶でも苦味を嫌がる子はいます。まずは白湯や、飲み慣れたミルク・母乳以外で受け入れやすいものから始め、麦茶は薄めて少しずつ慣らします。
  • 温度が合わない:冷たすぎると驚いて拒否することがあります。常温か人肌程度から試しましょう。
  • おなかがすいていない・のどが渇いていない:満腹時は興味を示しません。お風呂上がりや外遊びの後など、自然にのどが渇くタイミングが練習のチャンスです。
  • そもそも時期が早い:ストロー飲みの練習開始は離乳食が始まる生後6か月ごろからが一般的な目安ですが、個人差が大きく、興味を示さないなら数週間あけて再挑戦すれば十分です。

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、離乳の進め方は子どもの発達に応じて個人差を尊重することが基本とされています。「何か月までにストローで飲めないといけない」という決まりはありません。周囲の子と比べて焦る必要はまったくないのです。

02 拒否の原因①「吸い方がわからない」|紙パック練習が定番
写真: Yan Krukau / Pexels

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05 ストローを飛ばして「コップ飲み」へ進む選択肢もある

意外に思われるかもしれませんが、ストロー飲みを経由せずコップ飲みへ進んでも発達上の問題はありません。保育園や幼児教育の現場では、口の周りの筋肉の使い方の観点からコップ飲みを重視する考え方もあり、「ストローはあくまで外出時の便利手段」と位置づける専門家もいます。

ストローマグを頑なに拒否するのに、大人のコップに興味津々という赤ちゃんは実際に多くいます。その場合は次のように進めてみましょう。

  • スパウトやコップ型マグを試す:リッチェルやコンビのマグシリーズには、コップ飲み練習用のパーツやコップタイプが用意されています。
  • 小さめのコップで大人が支えながら1口ずつ:少量の白湯や麦茶を入れ、傾ける角度を大人が調整します。
  • こぼれる前提で環境を整える:お風呂場や、エプロン+レジャーシートの上で練習すると気が楽です。

コップ飲みができるようになってから、あらためてストローマグを渡すとすんなり吸えた、という逆転パターンもよくあります。ストローとコップはどちらが先でもよいと知っておくだけで、拒否へのストレスは大きく減るはずです。外出時はこぼれにくいストローマグ、家ではコップ、と使い分ける家庭も多くあります。

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06 月齢別の付き合い方と衛生面の注意点

最後に、月齢別の目安と、見落としがちな衛生面の注意をまとめます。

月齢別の付き合い方の目安

  • 生後6〜8か月:練習開始の時期。紙パック練習や練習機能付きマグで「吸う感覚」を覚える段階。飲めなくても気にしない。
  • 9か月〜1歳:多くの子がストロー飲みに慣れてくる時期。拒否が続くならマグの変更やコップ飲み併用を検討。
  • 1歳〜1歳半:自我が出て「気分による拒否」も増える時期。マグ以外で水分が取れていれば深刻に考えなくてよい。コップ飲みへの移行も進めどき。

衛生面の注意点

  • ストロー内部とパッキンは毎回分解して洗う:ストロー内は汚れが残りやすく、カビや雑菌の温床になりがちです。専用ブラシを使いましょう。
  • 麦茶などを入れたまま長時間放置しない:特に夏場は雑菌が繁殖しやすいため、飲み残しはこまめに交換します。
  • パーツの劣化を確認する:ストローのかみ跡や亀裂は誤飲のもとになるため、消耗品として定期的に交換します。交換パーツは各メーカー公式で購入できます。

「洗うのが大変でマグがストレス」という場合は、パーツが少なく洗いやすい設計の商品を選ぶのも立派な対策です。拒否は一時的、水分補給の方法は1つではない。この2点を押さえて、赤ちゃんのペースで進めていきましょう。

この記事のまとめ

  • ストローマグの拒否はよくある一時的な反応で、原因は「吸い方・感触・中身・時期」の4つに分けて見極める
  • 吸い方がわからない場合は紙パック飲料を軽く押して少量ずつ送る練習が定番。練習機能付きマグも有効
  • 飲み口の相性は個人差が大きく、リッチェル・ピジョン・コンビ・サーモスなど別タイプへの変更で解決することも多い
  • ストローを経由せずコップ飲みに進んでも問題なく、どちらが先でもよいと知っておくと焦らずに済む
  • ストロー内部とパッキンは毎回分解洗浄し、劣化したパーツは交換パーツで定期的に取り替える

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年07月20日

よくある質問

Q. ストローマグを拒否するのはなぜですか?

主な原因は「吸い方がまだわからない」「飲み口の感触が苦手」「中身の味や温度が気に入らない」「練習時期が早い」の4つです。くわえるのに飲めないのか、くわえること自体を嫌がるのかを観察すると原因を見分けられます。

Q. ストロー飲みの練習はいつから始めればいいですか?

離乳食が始まる生後6か月ごろからが一般的な目安ですが、個人差が大きいため焦る必要はありません。興味を示さなければ数週間あけて再挑戦すれば十分です。何か月までに飲めないといけないという決まりはありません。

Q. 紙パックでの練習方法を教えてください。

赤ちゃん用麦茶などの紙パックにストローを挿してくわえさせ、大人がパックを軽く押して少量を口に送ります。「吸うと飲み物が来る」ことを覚えたら押す量を減らし、自力で吸えたらストローマグに移行します。押しすぎてむせないよう少量ずつが鉄則です。

Q. マグを買い替えたら飲むようになることはありますか?

よくあります。ストローの太さ・硬さ・形状の相性は個人差が大きく、リッチェル、ピジョン、コンビ、サーモスなど各社で設計が異なります。まず手持ちのマグでストローの長さや温度を調整し、それでも嫌がるなら別タイプを1つだけ試すのがおすすめです。

Q. ストローを飛ばしてコップ飲みでも大丈夫ですか?

問題ありません。コップ飲みを先に習得しても発達上の支障はなく、口の筋肉の使い方の観点からコップを重視する考え方もあります。コップに慣れた後にストローがすんなりできるようになる例も多く、外出用にストロー、家ではコップという使い分けも一般的です。

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こもれび編集部
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