リッチェルのふかふかベビーバスの膨らませ方は、「①栓を開ける → ②空気入れで空気室ごとに空気を送る → ③張りを手で確かめる → ④栓をしっかり閉じて空気漏れがないか確認する」という流れが基本です。口で吹き込むこともできますが、空気の量が多いため、足踏み式や手押し式の空気入れを使うほうが早く、衛生的にも安心できます。そして膨らませたあとに必ずやってほしいのが、空気漏れやへこみがないかの確認です。空気が抜けると形が崩れ、赤ちゃんを支える役目を果たせなくなります。なお、空気室の数や入れ具合の目安は製品ごとに異なるため、実際の作業は必ず公式サイトと取扱説明書の指示に従ってください。

空気を入れるタイプのベビーバスは、使わないときに小さくたためるのが大きな利点です。一方で「毎回ふくらませるのが大変では」「どこまで空気を入れればいいのか分からない」「思ったように張らない」といった不安を持つ方も多くいます。実際、空気の入れ方は少しのコツで作業時間も仕上がりも変わります。この記事では、ふくらませる手順と空気入れの選び方、入れ具合の見極め方、うまく膨らまないときの原因と対処を順番に整理します。あわせて、乳児の入浴でもっとも注意が必要な溺水を防ぐための基本もお伝えします。

この記事でわかること

  • ふかふかベビーバスを膨らませる基本手順と、栓の扱いで気をつけたいこと
  • 足踏み式・手押し式・電動などの空気入れの違いと、使うときのコツ
  • 入れすぎ・入れ足りないを見分ける方法と、使用前に行う空気漏れの確認
  • うまく膨らまないときの原因の切り分け方と、使用中に絶対に守るべき安全の基本

★ あわせて準備したい

ベビーバスを膨らませるときにあると便利な空気入れ

空気を入れるタイプのベビーバスは、口で吹き込むと時間がかかり衛生面も気になります。足踏み式や手押し式の空気入れがあれば短時間で済み、力もほとんど必要ありません。選ぶときは、ベビーバスの栓の形状に合うノズルが付属しているか、空気を「入れる」だけでなく「抜く」機能があるかを確認しましょう。電動タイプは楽ですが、送る量が多く入れすぎに注意が必要です。ノズルの適合や入れ具合の目安は製品ごとに違うため、取扱説明書をご確認ください。

4手順 膨らませる作業の基本の区切り
栓を開ける/空気を送る/張りを確認/栓を閉じて点検
使用前 空気漏れを確認するタイミング
膨らませた直後と、お湯を入れる前の両方で確認する
0秒 赤ちゃんから目を離してよい時間
形がしっかりしていても支えの代わりにはならない

01

01 結論|ふかふかベビーバスを膨らませる基本の4手順

最初に手順の全体像をお伝えします。ふくらませるタイプのベビーバスは、「栓を開ける」「空気を送る」「張りを確かめる」「栓を閉じて漏れを点検する」という4つの手順で完了します。難しい作業ではありませんが、順番と確認を省くと、使用中に形が崩れる原因になります。

リッチェルの「ふかふかベビーバス」に代表される空気式の製品は、複数の空気室に分かれている場合があり、それぞれに栓が付いていることがあります。ひとつの栓だけ閉めて満足してしまうと、別の空気室が抜けたままになり、支えが不十分になります。作業を始める前に、栓がいくつあるかを確認しておきましょう。空気室の数や配置は製品ごとに異なるため、必ず取扱説明書をご確認ください。

手順 やること ここを見落としやすい
①栓を開ける すべての栓の位置を確認して開ける 空気室が複数ある製品では栓の数を数える
②空気を送る 空気入れで各空気室に順番に入れる 底面と縁で入れる順番が指定される場合がある
③張りを確かめる 手で押して弾力を確認する 入れすぎも入れ足りないも問題になる
④栓を閉じる 栓を確実に押し込み、漏れがないか確認 閉じたつもりで浮いていることがある

作業を始める前の下準備

広げる場所を確保し、床に鋭利なものが落ちていないかを確認してください。ボタン、ヘアピン、爪切り、ペットの爪などは、生地に穴を開ける原因になります。また、暖かい場所で作業したほうが素材がやわらかく、折り目も戻りやすくなります。

  • 広げられるスペースを確保する(浴室の床、脱衣所、リビングなど)
  • 床に落ちている小さな硬いものを片付ける
  • 冷えて硬くなっている場合は、少し室温で温めてから広げる
  • 折りたたみジワは、手で軽く伸ばしてから空気を入れると形が整いやすい
  • 空気入れとノズルが手元にあるかを先に確かめる
01 結論|ふかふかベビーバスを膨らませる基本の4手順
写真: Hydro Plast / Pexels

02

02 【最重要】膨らませたあとに必ず行う安全確認

手順の詳細に入る前に、必ずお読みいただきたい内容です。空気を入れるタイプのベビーバスは、空気が抜けると形が崩れ、赤ちゃんを支える機能が失われます。そのため、膨らませたあとの点検は毎回欠かせません。

【最重要・必ずお読みください】どれだけしっかり膨らませても、それは赤ちゃんを支える大人の手の代わりにはなりません。ベビーバスに赤ちゃんを入れているあいだは、絶対に目を離さず、その場を離れないでください。玄関の呼び鈴や電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に移動してください。少しの水深でも溺水は起こりうると、消費者庁や国民生活センターなどの公的機関が繰り返し注意喚起しています。また、使用前には毎回、空気漏れ・破損・ぐらつきがないかを必ず確認してください。

空気漏れを確認する方法

膨らませた直後と、お湯を入れる前の2回、手で押して張りを確かめてください。片側だけ沈み込む、時間が経つと明らかに柔らかくなる、といった変化があれば漏れが疑われます。

  • 手のひらで押す:全体を数か所押して、極端に沈む箇所がないか確かめる
  • 時間を置いて再確認:膨らませてしばらく置き、張りが落ちていないか見る
  • 耳を近づける:栓のまわりや接合部に耳を近づけ、空気が抜ける音がしないか確かめる
  • 石けん水を使う:疑わしい箇所に薄めた石けん水を塗ると、漏れがあれば泡が出ます。確認後はよく洗い流します
  • 栓の締まり:栓が奥まで押し込まれているか、浮いていないかを確認する

漏れが見つかったときの判断

穴が見つかった場合、補修して使い続けるかどうかは慎重に判断してください。製品によっては補修パッチが付属していることがありますが、補修可能かどうかは取扱説明書の記載に従います。補修の可否が明記されていない、補修しても再び抜ける、接合部から漏れている——といった場合は、無理に使わず買い替えを検討してください。使用中に空気が抜けることが、いちばん危険な状況です。

  • 接合部や溶着部からの漏れは、家庭での補修が難しいことが多い
  • 補修した箇所は毎回入念に点検する
  • 「たぶん大丈夫」で使い続けない。不安があれば使用を中止する
  • 製品の状態に迷ったら、メーカーの問い合わせ窓口に相談する

03

03 栓の構造と扱い方|開け閉めでつまずかないために

空気を入れる作業でもっとも戸惑いやすいのが、栓の扱いです。ビニール製品の栓は、見た目が似ていても構造が異なることがあります。

よくある栓の形

一般的な空気式製品では、二段構造の栓(外側のキャップと、内側の逆止弁を兼ねた栓)が使われることがあります。外側だけ開けて空気を入れ、抜くときは内側の栓ごと引き抜く、という使い分けになっている形です。どの部分を開けるのかが分からないまま力を入れると、栓を傷めてしまいます。

  • 入れるとき:外側のキャップだけを開け、ノズルを差し込む
  • 抜くとき:内側の栓の根元をつまんで引き出し、押しつぶすようにして空気を出す
  • 閉じるとき:内側の栓を奥まで押し込み、外側のキャップを確実にはめる
  • 力をかけすぎない:栓の根元は薄いため、無理に引っ張ると裂けることがあります

栓が閉まりきらないときのチェック

栓が浮いてしまう原因の多くは、栓や差し込み口に水滴や汚れが残っていることです。濡れたまま閉じると滑って奥まで入らず、少しずつ空気が抜けていきます。閉じる前に、栓と差し込み口の水気を拭き取る習慣をつけましょう。

  • 栓と差し込み口の水気を拭いてから閉じる
  • 斜めに押し込まず、まっすぐ差し込む
  • 閉じたあと、指で押して浮いていないか確かめる
  • 栓が変形している場合は、無理に使わず状態を確認する

【扱いのコツ】空気を入れたあとに栓を閉じるとき、栓を押さえる指で軽く空気室のほうを押しながら閉じると、空気が逃げにくくなります。ただし押しすぎると入れた空気が減ってしまうので、あくまで軽く押さえる程度にしてください。栓の形状や正しい開閉の方法は製品ごとに異なるため、必ず取扱説明書の図解を確認してから作業しましょう。

04

04 空気入れの選び方と使い方|足踏み・手押し・電動の違い

空気入れを使うと、作業時間も仕上がりも大きく変わります。口で吹き込む方法は道具が要らない反面、時間がかかり、息を吹き込むぶん内部に湿気がこもりやすくなります。可能なら空気入れを用意することをおすすめします。

タイプ別の特徴

タイプ 特徴 向く場面
足踏み式 足で踏むだけで両手が空く。力が要らない 毎日使う家庭。片手がふさがりがちな場面
手押し式(ポンプ) 小型で収納しやすい。細かい調整がしやすい 収納場所が限られる、たまにしか使わない
電動(乾電池・USB) 短時間で入る。力がまったく要らない 作業を最短にしたい。ただし入れすぎに注意
口で吹き込む 道具が不要 空気入れが手元にないときの緊急手段

ノズルが合うかどうかを必ず確認する

空気入れ選びでいちばん失敗しやすいのが、ノズルの太さが栓に合わないことです。多くの空気入れには数種類のノズルが付属していますが、ベビーバスの栓は口径が小さめのことがあり、細いノズルが必要になる場合があります。購入前に、栓の口径とノズルの適合を確認してください。

  • ノズルが太すぎると差し込めず、細すぎると隙間から漏れる
  • ノズルを差し込んだら、隙間を指で押さえながら送ると効率がよい
  • 空気を「抜く」側の口が付いている空気入れなら、片付けもラクになる
  • 浮き輪やプール用の空気入れが流用できることもあるが、適合は必ず確認する

使ってはいけない方法

ドライヤーの温風や、コンプレッサーなど高圧の機器は使わないでください。温風は素材を傷め、変形や接合部のはがれにつながります。高圧の機器は一気に空気が入りすぎて破裂の危険があります。掃除機の排気を使う方法が紹介されることもありますが、排気にほこりが含まれるため衛生面で問題があり、風量の調整も難しいのでおすすめできません。

  • ドライヤーの温風は素材を傷めるため使わない
  • コンプレッサーなど高圧の機器は破裂の危険がある
  • 掃除機の排気はほこりが入り、衛生面で不安が残る
  • 指定外の方法は取扱説明書で禁止されている場合があるため必ず確認する

空気を入れて使うベビー用品は他にもあります。床まわりの製品についてはプレイマットの選び方もあわせて参考にしてください。

02 【最重要】膨らませたあとに必ず行う安全確認
写真: RDNE Stock project / Pexels

05

05 入れ具合の見極め方|入れすぎと入れ足りないの見分け方

空気の量は、「パンパンにすればよい」というものではありません。入れすぎも入れ足りないも、それぞれ問題を生みます。

入れすぎたときに起こること

空気を入れすぎると、内部の圧力が高まり接合部や溶着部に常に負担がかかった状態になります。特にお湯を入れると外側から圧がかかり、温度で空気が膨張することもあるため、限界に近い状態は避けたほうが安全です。

  • 接合部がはがれたり、生地が裂けたりするおそれがある
  • 硬くなりすぎて、赤ちゃんが当たったときのクッション性が落ちる
  • 形が張りすぎて、想定された内側の形状が保てなくなることがある
  • 温かい場所に置くと空気が膨張し、さらに圧が高まる

入れ足りないときに起こること

逆に空気が足りないと、本来の形が保てず、支えの役目を果たしません。お湯を入れたときに縁が内側に倒れる、底が沈んで安定しない、といった状態は危険です。

  • 縁が倒れて、お湯があふれたり赤ちゃんの体が寄ったりする
  • 底が沈み込み、置いた場所の硬さが伝わる
  • 全体がぐらつき、大人が支えにくくなる
  • お湯を入れた重さで形が大きく変わる

ちょうどよい状態の目安

一般的な目安としては、手のひらで押したときに少し沈み、離すとすぐ戻る程度の弾力が扱いやすいとされます。指で押してもほとんど沈まないほど硬いのは入れすぎ、押すと大きく沈み込んで戻りが遅いのは入れ足りない、と考えると判断しやすくなります。ただし適切な空気圧の目安は製品ごとに定められている場合があるため、必ず取扱説明書の指示を優先してください。

  • 押して少し沈み、離すとすぐ戻る弾力が扱いやすい
  • すべての空気室が同じくらいの張りになっているかを確かめる
  • お湯を入れたあとにも形が保てているかを見る
  • 冬場は冷えて空気の体積が縮むため、張りが落ちて感じることがある

【季節による変化】空気は温度で体積が変わります。寒い部屋で膨らませたものを暖かい浴室に持ち込むと張りが強くなり、逆に暖かい場所で入れたものが冷えると柔らかく感じます。極端に暑い場所での保管や、直射日光の当たる場所への放置は、空気の膨張につながるため避けてください。使う直前に張りを確かめる習慣をつけると、こうした変化にも気づけます。

06

06 うまく膨らまないときの原因と、その切り分け方

「空気を入れているのに張らない」「入れてもすぐ柔らかくなる」というときは、原因を順番に切り分けていくと解決しやすくなります。多くの場合、栓の閉め忘れかノズルの隙間からの漏れです。

チェックする順番

症状 疑われる原因 確認すること
まったく張らない 別の栓が開いている 空気室の数と栓の数をすべて確認する
入れているそばから抜ける ノズルと栓の隙間から漏れている ノズルの太さが合っているか、押さえながら送っているか
数時間で柔らかくなる 栓が奥まで入っていない 栓の水気を拭き、まっすぐ奥まで押し込む
片側だけ沈む その空気室に穴がある 石けん水で泡が出る箇所を探す
形がゆがむ 入れる順番が適切でない 取扱説明書に順番の指定がないか確認する
折りジワが戻らない 素材が冷えて硬くなっている 室温で少し温めてから広げ直す

穴の探し方

漏れが疑われるときは、薄めた石けん水を刷毛やスポンジで塗り、泡が膨らむ箇所を探す方法が分かりやすいです。栓のまわり、接合部、底面の角など、力がかかりやすい場所から順に調べます。見つけたら位置に印を付け、確認後は石けん水をよく洗い流して乾かしてください。

  • 栓のまわりと接合部を最初に調べる
  • 底面の角や、たたみジワが集中する部分も要注意
  • 見つけた箇所は油性ペンなどで軽く印を付けておく
  • 確認後はよくすすぎ、完全に乾かしてから保管する

それでも直らないときの判断

原因が特定できない、または補修しても抜けるという場合は、使用を中止する判断も必要です。使用中に空気が抜けて形が崩れる状況は、赤ちゃんにとって危険です。「必ず安全に使える」と言い切れる状態でなければ、無理に使い続けないでください。製品の状態や補修の可否について迷ったときは、メーカーの問い合わせ窓口に確認するのが確実です。使用や製品の安全性について不安が残る場合は、お住まいの自治体の保健センターやかかりつけの小児科に相談することも検討してください。

07

07 初回・久しぶりに使うときの手順と、日常のお手入れ

最後に、はじめて使うときと、しばらく使っていなかったものを再び使うときの流れ、そして日常のお手入れをまとめます。

買ってすぐ使うとき

新品を開封したら、いきなりお湯を入れず、まず一度ふくらませて状態を確認することをおすすめします。折りジワが強い場合は、広げて少し置いておくと形が落ち着きます。においが気になるときは、風通しのよい場所でしばらく空気にさらすと和らぐことがあります。

  • 説明書を先に読み、空気室の数と栓の位置を把握する
  • 一度ふくらませ、時間を置いて張りが落ちないか確認する
  • 内側を水でさっと洗い、乾かしてから使う
  • 使う場所に置いてみて、寸法が合うかを実際に確かめる

しばらく使っていなかったものを再び使うとき

保管中に素材が硬くなったり、たたみジワの部分が弱くなっていたりすることがあります。久しぶりに使うときこそ、点検を丁寧に行ってください。

  • 広げて、変色・べたつき・硬化がないか確かめる
  • ふくらませて数時間置き、張りが保たれるかを見る
  • たたみジワの部分を重点的に、ひび割れがないか確認する
  • カビや汚れがある場合は洗い、完全に乾かしてから使う
  • 状態に不安があれば、赤ちゃんに使う前に使用を見送る判断をする

日常のお手入れと、乾かすタイミング

使ったあとは、その日のうちに洗って乾かします。乾かすときは空気を入れたままのほうが表面が張り、シワの内側に水が残りにくくなります。完全に乾いてから空気を抜くと、カビの発生を抑えられます。

  • 内側と外側を流し、やわらかい布で軽く洗う
  • 硬いブラシや研磨剤は表面を傷めるため使わない
  • 空気を入れた状態で立てかけ、風通しのよい場所で乾かす
  • 栓のまわりの水気も忘れずに拭き取る
  • 完全に乾いてから空気を抜き、折り目が同じ場所に集中しないようゆるくたたむ

沐浴後に使うタオル類の選び方についてはベビー用バスタオルの選び方もあわせてご覧ください。

最後にもう一度お伝えします。どれだけ丁寧に膨らませても、それは赤ちゃんを支える大人の手の代わりにはなりません。使用中は絶対に目を離さず、その場を離れないでください。使用前には毎回、空気漏れ・破損・ぐらつきがないかを確認してください。そして、空気室の数や入れ具合の目安、対象月齢や耐荷重は製品ごとに定められ、変更されることもあります。作業の前には必ず公式サイトと取扱説明書で最新情報をご確認ください。

よくある質問

Q. ふかふかベビーバスはどうやって膨らませますか?

A. 基本は「①栓を開ける → ②空気入れで各空気室に空気を送る → ③手で押して張りを確かめる → ④栓を奥まで押し込んで閉じ、漏れがないか確認する」という流れです。空気室が複数ある製品では栓も複数あることがあるため、作業前に栓の数と位置を確認してください。口で吹き込むこともできますが、時間がかかり内部に湿気がこもりやすいので、足踏み式や手押し式の空気入れを使うほうがおすすめです。手順は製品ごとに異なるため取扱説明書をご確認ください。

Q. 空気はどのくらい入れるのが正解ですか?

A. パンパンにするのが正解ではありません。一般的な目安としては、手のひらで押したときに少し沈み、離すとすぐ戻る程度の弾力が扱いやすいとされます。入れすぎると接合部に負担がかかり、破損の原因になります。逆に足りないと縁が倒れたり底が沈んだりして支えの役目を果たしません。適切な空気圧の目安が製品ごとに定められている場合があるため、必ず取扱説明書の指示を優先してください。使う直前に張りを確かめる習慣をつけましょう。

Q. ドライヤーや掃除機で空気を入れてもいいですか?

A. おすすめできません。ドライヤーの温風は素材を傷め、変形や接合部のはがれにつながります。コンプレッサーなど高圧の機器は一気に入りすぎて破裂の危険があります。掃除機の排気はほこりを含むため衛生面で不安があり、風量の調整も難しくなります。取扱説明書で指定外の方法が禁止されている場合もあるので、必ず確認してください。足踏み式や手押し式の空気入れを使うのが、早く確実で安全な方法です。

Q. 膨らませてもすぐ空気が抜けてしまいます。

A. まず別の栓が開いていないか、空気室の数と栓の数を確認してください。次に、栓が奥まで押し込まれているかを確かめます。栓や差し込み口に水滴が残っていると滑って閉まりきらず、少しずつ抜けていきます。それでも抜ける場合は、薄めた石けん水を塗って泡が出る箇所を探し、穴の有無を確認します。補修の可否は取扱説明書に従い、接合部からの漏れや繰り返し抜ける場合は使用を中止して買い替えを検討してください。

Q. しっかり膨らんでいれば、少しのあいだ目を離しても大丈夫ですか?

A. いけません。どれだけしっかり膨らませても、それは赤ちゃんを支える大人の手の代わりにはなりません。少しの水深でも溺水は起こりうると、消費者庁や国民生活センターなどの公的機関が繰り返し注意喚起しています。呼び鈴や電話が鳴っても、上の子に呼ばれても、必ず赤ちゃんを抱き上げて一緒に移動してください。また使用前には毎回、空気漏れ・破損・ぐらつきがないかを確認し、少しでも不安があれば使用を見送ってください。

この記事のまとめ

  • 膨らませ方の基本は、栓を開ける・空気を送る・張りを確かめる・栓を閉じて漏れを点検するの4手順
  • 空気室が複数ある製品では栓も複数あることがあるため、作業前に数と位置を確認する
  • 空気入れは足踏み式や手押し式が扱いやすい。ドライヤーの温風や高圧機器、掃除機の排気は使わない
  • 押して少し沈み、離すとすぐ戻る弾力が目安。入れすぎは破損、入れ足りないは支え不足につながる
  • 膨らませても大人の手の代わりにはならない。使用中は絶対に目を離さず、詳細は公式サイトと取扱説明書で確認する

参考・出典

※制度・料金は改正や地域差があります。最新の情報は各公式サイト・お住まいの自治体でご確認ください。

EDITORIAL TEAM

こもれび編集部 | 編集部担当

監修:終活・遺品整理の実務に詳しい編集チーム

本記事は公的機関の情報や一般的な実務をふまえて編集部が作成し、定期的に見直しています。内容に誤りがあれば編集部までご連絡ください。

最終更新日: 2026年11月04日

ABOUT ME
アバター画像
こもれび編集部
国内旅行・暮らしのお役立ち情報を発信中。実際に訪れたホテルレビュー・観光モデルコース・育児に役立つグッズ比較など、日常がちょっと豊かになる記事をお届けしています。旅行プランのご参考にぜひご活用ください。